
「滝行をやってみたいけれど、安全面が心配です。」
初めて参加される方から、このようなご質問をいただくことがあります。
滝行は自然の中で行う体験なので、屋内施設とは異なり、自然相手だからこそのリスクは存在します。
しかし、「自然だから仕方ない」と考えているわけではなく、一つひとつのリスクを想定し、安全対策を積み重ねることで、安心して滝行を体験できる環境づくりを目指しています。
■落石や倒木のリスク
滝の上流から、石や木が落下する可能性はゼロではありません。
そのため、現地の状況確認はもちろん、今後はドローンを活用して滝の上流部や周辺斜面を上空から点検する予定です。
地上からでは見えにくい危険箇所も事前に確認し、安全性をより高めていきます。
また、天候が悪い日や危険が予測される場合には、無理に滝行を実施せず、中止・延期の判断を行います。
■滝壺で溺れるリスク
滝壺というと深くて泳げないイメージを持つ方もいらっしゃいます。
今回、滝行を行う場所では、胸の高さを超えるような深い滝壺では実施しません。
足がしっかりと着く場所を選定し、水深や足場を事前に確認したうえで体験を行います。
また、参加者の体力や経験に合わせて滝へ入る時間も調整し、無理な体験は行いません。
■低体温症のリスク
冷たい水に入る滝行では、低体温症への配慮も重要です。
そのため、体験後には速やかに身体を温められるよう、
・温かい飲み物・使い捨てカイロ・アルミ保温毛布・タオル
などを準備しています。
また、体調が優れない方や寒さを強く感じる方には、無理をせず途中で終了していただくこともあります。
「最後までやり切ること」よりも、「安全に終えること」を最優先に考えています。
■万が一に備えた体制
どれだけ安全対策を講じても、100%事故を防げるとは言い切れません。
救命知識を積み重ね、応急処置用品を携行し、緊急時の対応手順も整備していきます。
また、参加者の皆さまには保険への加入をしていただき、万が一の事故が発生した際にも手厚い保証が受けられるようにします。
リスクを最小限にしつつ、万が一の際にも対応できる体制を整えて、滝行に臨んでいただきます。
■安全は、楽しさ以上に大切
滝行は、自分自身と向き合い、心身を整える貴重な体験です。
その感動は、安全があってこそ生まれるものだと私たちは考えています。
自然を甘く見ることはありませんが、過度に恐れる必要もありません。
適切な場所を選び、十分な準備を行い、参加者一人ひとりの体調に合わせて実施することで、安心して滝行を楽しんでいただける環境づくりを続けてまいります。
記事をお読みいただき、ありがとうございました。



