見守り多機能ロボット「零号機」について、内科医の先生と看護師の方に、現在の試作機の内容を簡単に説明する機会がありました。
零号機は、医療判断を行う機械ではありません。日常の声かけ、状態表示、測定の促し、生活リズム確認、支援者への記録共有を補助するための「見守りの入口」として開発しています。
今回、医療職の方からは、利用者本人に見せる文字はできるだけ大きく、短く、分かりやすくした方がよいという助言をいただきました。
この意見は、今後の改良にとても重要だと感じています。
そのため零号機では、利用者本人に見せる画面と、支援者が確認する画面を分けて考えていきます。
利用者本人には、
・待機中・聞き取り中・測定中・測定結果・少しお待ちください
といった短い言葉を、大きく分かりやすく表示します。
一方で、支援者向けの画面には、血圧、脈拍、SpO2、体表温度、生活リズム確認、申し送りメモ、注意サインなど、詳しい情報を残す形にします。
つまり、利用者には安心感を、支援者には確認しやすい記録を届けることを目指します。
また、看護師の方にも零号機に関心を持っていただき、「これはすごい」と言っていただく場面がありました。もちろん、これは医療的な効果を保証するものではありません。しかし、医療・看護に関わる方から実用面で関心を持っていただけたことは、今後の開発を進めるうえで大きな励みになりました。
零号機は、人の支援を置き換えるためのロボットではありません。人が関われない時間を少しだけ補い、必要な情報を支援者につなぐためのロボットです。
今回いただいた助言をもとに、今後は次の改良を進めていきます。
・利用者向け表示を大きくする・表示する言葉を短く分かりやすくする・測定中、発話中、聞き取り中が一目で分かるようにする・支援者向けには詳しい記録を残す・安全性、安定性、記録性を高める
零号機はまだ完成品ではなく、実証に向けたプロトタイプです。しかし、実際に見ていただき、意見をいただき、改善点が明確になってきました。
ご支援は、零号機をより安全に、より見やすく、より現場で使いやすい形へ育てるために活用します。
引き続き、開発の進捗を報告していきます。応援よろしくお願いいたします。



