香春町から始める、パペット型会話介護ロボット開発プロジェクト
― 高齢者・障害のある方の日常会話と見守りの入口をつくる ―
目標金額:100万円 / 研究開発費を含む地域課題解決型の試作・実証プロジェクト
このプロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトは、高齢者や障害のある方が、日常の中で自然に言葉を交わせる「話し相手」を地域の中につくることを目的としています。開発するのは、親しみやすい外見を持ち、会話・声かけ・日常情報案内・見守り支援の入口となるパペット型会話介護ロボットの試作機(零号機)です。
香春町を含む地域では、高齢化の進行と支援人材の不足が同時に進んでいます。一人暮らしの高齢者が、誰とも言葉を交わさない日が続くこともあります。障害のある方にとっても、日常的に安心して言葉を交わせる存在が身近にあることは、生活の安定や心の負担軽減につながります。
このロボットは、介護職員や支援者の代わりになるものではありません。人の支援を補い、会話のきっかけをつくり、見守りの入口を広げるための地域発の支援ツールです。香春町の課題を、地域の視点から、地域に合った形で解決していくことを目指しています。
この取り組みの社会性と地域への還元
本プロジェクトは、単なる試作品づくりではありません。高齢者や障害のある方の孤立を減らし、日常の安心感を支える地域福祉の新しい仕組みをつくることを目的とした、社会的意義のある研究開発型プロジェクトです。
現在の介護・福祉の現場では、支援が必要な方に毎日十分な会話時間を確保することが難しい場面があります。人手不足が進む中で、短い会話や声かけを支援する仕組みを補助的に整えることは、地域全体の見守りの質を高めることにつながります。
地域への還元方法
・試作・改善・運用の過程を活動報告として公開
・高齢者や障害のある方、支援職員の意見を反映した改良
・地域で活用しやすい導入・運用の知見整理
・香春町で得た知見を、他地域でも参考にできる形で発信
私がこのプロジェクトを行う理由
私は香春町で生まれ育ち、かつて大学で教鞭を執っていました。現在はB型事業所・介護就労の現場に関わりながら、高齢者や障害のある方と日常的に向き合っています。
現場では、毎日誰かが長時間関われるわけではありません。しかし、短い声かけや日常会話が、その日の安心感や気持ちの安定につながることがあります。だからこそ、既製品をそのまま持ち込むのではなく、地域の人が受け入れやすく、親しみやすく、会話しやすい形を、地域の中で試作し、改善しながら育てていく必要があると考えています。
商品・サービスの内容詳細
今回の支援で開発するのは、パペット型会話介護ロボットの零号機(試作機)です。現時点では販売用完成品ではなく、地域活用を見据えた実証前の試作・検証段階にあります。
零号機の主な機能
・日常会話による話し相手機能
・やさしい声かけ、簡単な受け答え
・日付・時刻・天気・ニュースなどの日常情報案内
・体調や様子を自然に確認する会話支援
・首振り、うなずき、音声連動などによる親しみやすい反応
・将来的な見守り支援機能への拡張
提供方法
まず零号機を試作し、地域の支援現場や利用者を想定した試験運用・改善を進めます。現時点では量産販売を目的とした完成品ではなく、地域実装を見据えた研究開発・実証フェーズです。
現在の準備状況
・プロジェクト構想の整理
・パペット型会話介護ロボットとしての全体仕様検討
・音声対話ソフトウェアの試作
・音声入力・音声出力・会話制御の動作確認
・首振り・うなずき機構の設計検討
・必要部材の選定
・試作機に関する文章資料、設計案、構成案の作成
・地域活用を見据えた改善方針の整理
活動の客観資料
・活動用SNSまたは活動報告ページ(X、Instagram、ブログ等)
・試作中の写真
・設計案、部材構成、組立過程の記録
・動作確認の写真または動画
・活動進捗の定期報告
※ 公開後に URL を追記し、活動の見える化を進めます。
計画の具体的スケジュール
時期段階主な内容
2026年5月設計確定・研究開発準備零号機の構造設計確定/首回転・うなずき機構の部材決定/制御部品・音声部品・木材・固定部材の購入/研究開発記録の整理方法決定
2026年6月零号機の組立・基礎試作本体フレームの組立/首回転・うなずき・会話機能の基本統合/音声出力・会話機能・動作の接続確認
2026年7月改良・安全調整長時間動作試験/サーボ負荷・発熱・安全性の確認/応答速度・話し方・動作の自然さの改善
2026年8月〜9月試験運用・研究開発地域利用を想定した運用改善/会話内容・見守り機能・反応設計の見直し/地域ニーズに沿った再設計
2026年10月成果整理・公開準備研究開発成果の整理/活動報告・改善結果・今後の展開計画の公開
見積もり根拠
本プロジェクトの目標金額は100万円です。この金額には、零号機の試作開発、会話機能・音声機能・動作機構の統合、見守り支援に向けた評価、さらに今後の社会実装を見据えた研究開発費を含んでいます。
見積もりは、木材・固定具・サーボ・電源・配線部材、会話制御や音声入出力に必要な電子部品、見守り用途の検証に必要なセンサー類、試作調整に必要な予備部材をもとに算出しています。加えて、会話内容、応答頻度、動作の自然さ、安全性、運用方法を整理・改良するための研究開発費も計上しています。
資金使途(100万円)
項目内容金額(円)
機構試作費首回転・うなずき機構、木部、固定具、リンク機構、外装試作 120,000
制御部品費Raspberry Pi、ESP32、制御基板、周辺電子部品 100,000
音声機能開発費マイク、スピーカー、アンプ、音声入出力部品、会話動作用部品80,000センサー・見守り試験費人感、温度、脈拍・SpO2等の評価用部品 100,000
電源・安全対策費電源、配線、保護部材、安定動作用部品、絶縁・安全確認部材 70,000
試作調整・予備部品費交換用サーボ、追加木材、金具、予備部材、再試作用材料 100,000
研究開発費会話機能改善、応答調整、地域向け仕様検討、試験記録整理、設計改良 180,000
実証準備費試験運用準備、記録整備、資料作成、報告用データ整理 70,000
広報・活動公開費活動記録、SNS・報告整備、画像・動画記録、公開資料作成 50,000
CANPFIRE手数料・決済関連掲載・決済に伴う費用 130,000
合計 1,000,000
目標金額を100万円とする理由
今回の目標金額を100万円とした理由は、単なる試作品の組立費だけではなく、地域で実際に使える水準へ近づけるための研究開発費を含んでいるためです。高齢者や障害のある方に受け入れられる会話のあり方、親しみやすい動作、安全性、安定稼働、見守り支援としての実用性を検証しながら改善していくには、部材費だけでなく試作・再試作・調整・記録・評価までを含めた資金が必要です。
支援金の使い道
ご支援いただいた資金は、パペット型会話介護ロボット零号機の試作開発費として活用します。首回転・うなずき機構などの機械部分の試作、音声会話機能や制御機構の実装、見守り支援に向けたセンサー評価、電源や安全対策、試作調整のための予備部材、さらに会話内容や反応の自然さ、安全性、運用方法を整理するための研究開発費に充てます。
このプロジェクトの将来性
将来的には、日々の会話を通じて小さな変化に気づき、支援職員や家族が適切な関わりをしやすくする仕組みへ発展させたいと考えています。香春町で始めるこの取り組みを、地域の実情に合った支援モデルとして育て、同様の課題を持つ地域へも展開できるようにしていきたいと考えています。
最後に
このプロジェクトが目指しているのは、機械をつくることそのものではなく、人と人とのつながりを支える新しい仕組みを地域から生み出すことです。皆さまからのご支援は、零号機の開発資金であると同時に、香春町から始まる地域福祉の新しい挑戦への後押しになります。どうか、この挑戦に力を貸していただけますと幸いです。




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