皆様、いつも温かいご支援と応援をありがとうございます。「一般社団法人ほんのり」の本田です。
皆様からの応援メッセージに日々勇気をいただきながら、私たちも歩みを止めることなく現場での活動を続けております。本日は、先日行った「一度に9匹の猫のTNR」の様子と、その裏側についてお話しさせてください。
先日、とある現場で一気に9匹の外猫たちのTNR(捕獲し、不妊去勢手術を行い、元の場所に戻す活動)を実施しました。
「なぜ一度に9匹も?」と思われるかもしれません。 実は、TNR活動において一番避けなければならないのが「取りこぼし」です。もし1匹でも捕獲できずに残してしまうと、そこからまたあっという間に繁殖し、不幸な命が増えてしまいます。だからこそ、私たちは「なるべく1回で全頭を捕獲すること」を目標にしています。
しかし、警戒心の強い外猫たちを一度に全員捕獲するのは、決して簡単なことではありません。TNRは、当日にパッと行って捕まえられるわけではなく、「事前の準備」が成功の9割を握っています。
現場のボランティアさんたちは、捕獲当日の何日も前から以下のような下準備に奔走してくれています。
正確な頭数の把握: 地域の皆さんと密に連携を取り、「この辺りには何匹いるのか」を正確に調べ上げます。
飼い猫の誤捕獲防止と周知: 外に出ている飼い猫を誤って捕獲しないよう、事前にチラシを配って周知します。「捕獲当日は猫を外に出さないでください」とお願いするなど、地域の皆様のご理解とご協力が不可欠です。
捕獲に向けた誘導: 前日は地域の方にエサやりをストップしてもらい、当日に捕獲器の中の匂いにつられやすくするための協力をお願いします。
捕獲器への順応: 警戒心が強い子には、何日も前から「エサを食べてもフタが閉まらない状態」にセットした捕獲器を置き、そこが安全な場所だと覚えさせます。
動物病院との綿密な連携: 動物病院によって1日に引き受けられる手術の上限数が違うため、頭数に合わせた事前の予約と緻密なスケジュール調整を行います。
このように、TNR活動は当日だけでなく、事前調査、地域への周知、病院の手配など、やるべきことが山のようにあります。ボランティアさんたちは、ご自身のお仕事や生活がある中で、これだけの労力と時間をかけて命と向き合ってくれているのです。
多大な貢献をしてくれているボランティアさんたちの負担を少しでも減らし、こうした活動をもっとスムーズに、安全に行える環境を作りたい。こうしたTNR活動の中でどうしても外に戻せない子猫たちを保護し、ずっとの家族(里親さん)へ繋ぐための「中継地点」を作りたい。
それが、皆様と一緒に立ち上げようとしているシェルター「ねこねすと」です。
皆様からのご支援は、こうした現場の最前線で命を繋ぐための「活動拠点」として、確実に形にさせていただきます。
クラウドファンディングの挑戦はまだまだ続きます。一匹でも多くの猫を救い、ボランティアさんたちが無理なく活動できる未来を作るため、どうか引き続きの温かいご支援、そしてSNS等でのシェア拡散でのご協力をよろしくお願いいたします!



