「もったいない」を宝物に変えたい!!

山梨に移り住んで最初に感じたのは、『こんなに魅力があるのに、外にほとんど知られていない』という事実と、住んでいる人たちが「何をやってもだめ」と口にしていることでした。
桃の花で一面がピンクに染まる桃源郷と呼ばれる景色、丁寧に育てられた農産物。
その一方で、品質を保つために多くの花や実が間引かれ、そのまま捨てられている現実も知りました。
魅力があるのに伝わっていない。価値があるのに使われていない。そして、住んでいる人たち自身が少しずつ諦めてしまっている。
外から来たからこそ、その価値に気付くことが出来たと思うので、そのままにしたくないと思いました。
農業の現場で見えた「もったいない」
農業の現場では、桃の品質を保つために、
花や実を間引く作業が行われています。
一本の枝に200ほどの花が咲いても、
最終的に残るのは、わずか一つ。
品質を保ち、美味しい桃を育てるために
それ以外は落とされていきます。
これは必要な工程ですが、見方を変えれば
「本来価値のあるものが大量に使われないまま終わっている」
ということでもあります。
この「もったいない」を
そのままにしておきたくありませんでした。
「桃源郷ピクニック」という仕組みづくり
捨てられてしまう桃の花や摘果桃に価値をつけ、
人が訪れる理由をつくりたい。
その想いから『桃源郷ピクニック』を企画しました。
桃源郷ピクニックは
桃の花が咲く畑の中で過ごす体験型の企画です。
富士山と盆地を望む景色の中で、
地域の食材を使ったお弁当や
摘果桃や桃の花を活用したデザートを楽しんでいただきます。
ただのお花見やイベントではなく、
『捨てられているものを価値に変える仕組み』
を作ることが目的です。
農業の背景や、
普段は使われずに終わってしまう資源にも触れながら、
その土地の価値を体験として感じて欲しいのです。
「廃棄するしかなかった桃を美味しいコンポートに!」

「その場でしか成立しない時間」へのこだわり
このプロジェクトで大切にしているのは、
一期一会の体験をつくることです。
景色の唯一性
桃の花が咲く短い期間だけ、盆地全体がピンクに染まる景色は、
毎年同じようでいて、天候や開花状況によって表情が変わります。
同じ日は二度とない、「その日限りの景色」を体験していただきます。
空間のつくり方
畑の中でも区画を分け、一組ごとに区画を貸し切ることで、
他のグループが視界に入りにくい配置にします。
周りを気にせず過ごせるプライベート感のある時間をつくります。
「人が多い場所に来た」のではなく、
「自分たちのための空間に来た」と
感じていただける設計です。
体験のストーリー性
提供する食事やデザートには、
摘果桃や桃の花など、普段は使われずに終わってしまう素材を取り入れます。
ただ美味しいだけでなく、「なぜこの食材なのか」を知ることで、
体験そのものに意味を持たせています。
この3つを組み合わせることで、「楽しかった」で終わらず、
「また来たい」と思える体験を目指しています。


「摘花された花はコンフィチュールに!」
地域との信頼関係から始まった
このプロジェクトは、一人で思いついた企画ではありません。
山梨に来て感じた違和感をきっかけに、実際に動き始めました。
農家さんに直接声をかけ、桃畑の使用について相談したところ
この景色を活かした取り組みに共感していただき、
実際に畑を使わせていただけることになりました。
また、地域の事業者の方々にも企画を伝える中で、
「こういう取り組みを待っていた」
と言っていただくこともあり、
食事やデザート、体験づくりの部分で
協力していただける方が少しずつ増えています。
「やりましょう」
「力を貸します」
と言ってもらえたことが、このプロジェクトを本気で進める決め手になりました。
すでに動き始めているこの流れを
一過性で終わらせず、継続的な形にしていきたいと考えています。
[地域の農家さんの作業風景]
小さくて青い桃
限られた時間、広がる可能性
桃の花の開花期間はたったの10日間。
1日80名限定のため、体験できる機会は非常に限られています。
この「限られた資源」を活かすためには、
適切に保管し、加工につなげる設備が必要不可欠です。
業務用冷凍庫があれば、
季節の限られた資源を一年中活用できるようになります。
これにより、春の限定イベントだけでなく、
通年で山梨の桃資源を活用した商品開発が可能になります。
この景色、この体験、この仕組みは、まだ始まったばかりです。
ここで止まるか、続いていくかは、この一歩にかかっています。
企業・団体様向けのご利用について
本プロジェクトでは、個人でのご参加に加え、
企業・団体様向けのご利用枠もご用意しています。
桃源郷ピクニックは、ただ集まる場ではなく、
「一緒に体験することで関係が深まる場」として設計しています。
社内の関係性を深めたい企業様
部署間の交流やチームビルディング、福利厚生として、
普段とは異なる環境での体験を通じて、
自然なコミュニケーションを生み出したい企業様。
大切な顧客を招待したい企業様
接待や営業の一環としてではなく、「特別な体験」を共有することで、
印象に残る関係づくりをしたい企業様。
イベント・交流の場を探している団体様
異業種交流会やコミュニティイベントなど、
形式的な会議や飲み会ではなく、
体験を通じた自然なつながりを生み出したい団体様。
福利厚生や社内イベント、顧客向け企画としての活用など、用途に応じたご提案も可能です。詳細はリターン一覧をご確認ください。
プロジェクトで実現すること
廃棄されていた桃資源の活用、地域の農家・飲食店との連携、観光体験としての新しい価値提供。
そして何より、山梨に人が流れて活気を取り戻すための仕組みづくりです。
実際にその場に来て、景色や空気、食を体験してもらうことで、山梨を好きになるきっかけを生み続けていきたいと考えています。一度きりで終わるのではなく、何度でも訪れたくなる体験として続けていくこと。その積み重ねが、人の流れをつくり、地域の価値を高めていくと信じています。
このプロジェクトが成功すれば、他の『もったいない資源』にも同じアプローチが使えるようになります。それは、山梨全体の地域資源の価値を引き出す第一歩となるのです。

資金の使い道
皆様から頂いたご支援は、
業務用冷凍庫の購入・設置、保管・加工に関わる初期費用、
そして商品開発・試作費に充てさせていただきます。
全ての費用が、『もったいない』を『価値に変える』ための
仕組みづくりに直結しています。
リターンについて
『桃源郷ピクニック』への参加権、
桃の花を使ったコンフィチュール、
夏に届く農家さん一推しの桃。
体験と商品の両方で、このプロジェクトの想いを感じていただけます。
支援いただくすべての方に
山梨の新しい価値づくりの仲間になっていただきたいのです。
もう一度、この街に「来たい」と思ってもらうために
これは『イベントをやりたい』というプロジェクトではありません。
山梨の中にある『もったいない』をきちんと価値に変えて、
次につなげていくための仕組みづくりです。
・都市部で暮らすあなたが、その場でしか味わえない時間を求めているなら!
・捨てられている資源に価値をつけ、
何度でも訪れたくなる山梨をつくることに共感していただけるなら!
・もし、「行ってみたい」と思ってもらえたなら!
・もし、「この取り組みを残したい」と思ってもらえるなら!
何度でも訪れたくなる山梨へ。
その第一歩を、皆さんと一緒に踏み出したいのです。
その最初の一人になっていただけたら嬉しいです。
動き出すための力を貸していただけたら幸いです。





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