
10月7日〜8日に広島を訪れた際、広島平和記念資料館の新着資料展を見学してきました。政治学者・思想史家の故・丸山眞男氏が最後まで手放さず保管していたという、被爆直後の広島の写真。ご遺族から資料館に寄贈され、今回初めて公開されました。
丸山氏は終戦の年、陸軍の一員として広島・宇品にいました。展示されている写真は丸山氏がのちに上官から譲り受けたもので、丸山氏自身も実際に見た、原爆投下後の街の姿が写っています。オリジナル・ネガからプリントされた、大変貴重な資料です。
戦後、丸山氏は広島での体験をほとんど語らなかったといいます。それでもその写真を手元に置き続けていた。そのことに、言葉にならない思いを感じました。
私たちが描こうとしているのも、1945年夏の広島です。写真に残された街の姿を前にして、記録を遺してくれた人たちがいたからこそ、今の私たちが知ることができるのだと気付かされました。そして、私たちも私たちなりのやり方で、この記憶を次の世代へ遺していかなければいけないと、強く思いました。
新着資料展は2027年2月23日まで開催中です。広島を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。
クラウドファンディングは11月2日(月)まで、残り3週間を切りました。ご支援がまだの方は、ぜひ改めてご検討いただけますと幸いです。
(参考:毎日新聞 2026年10月1日)



