熊などの野生動物から人を護る 特許「携帯用対動物防護具」実用化プロジェクト

熊などの野生動物による危害から人を守る、携帯型防護具の実証・製品化プロジェクトです。瞬時に展開する防護外皮が人体と爪・牙の間に防護層を形成し、被害軽減を目指します。特許取得済み。現在は実寸試作機による検証を進めています。

現在の支援総額

16,000

0%

目標金額は3,000,000円

支援者数

5

募集終了まで残り

37

熊などの野生動物から人を護る 特許「携帯用対動物防護具」実用化プロジェクト

現在の支援総額

16,000

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あと 37

目標金額3,000,000

支援者数5

熊などの野生動物による危害から人を守る、携帯型防護具の実証・製品化プロジェクトです。瞬時に展開する防護外皮が人体と爪・牙の間に防護層を形成し、被害軽減を目指します。特許取得済み。現在は実寸試作機による検証を進めています。

遂にフルスペック試作機完成
妻の安全への想いから生まれたプロジェクト

山間部で路線バスの運転士をしている妻の勤務エリアでは、熊出没のニュースが続いています。熊スプレーを備えていても、噴射に失敗すれば十分に対応できない可能性がある——そんな現実を強く意識するようになりました。

「遭遇しないための対策」や、遭遇後に熊を遠ざける手段だけでは限界がある。もし至近距離で遭遇してしまったとき、“人そのものを直接守る手段” が必要なのではないか。

その想いから、この開発を始めました。

熊の爪や牙から身体を守る携帯型防護具

携帯型防護具のイメージ図

熊による被害は、爪や牙によって肉をえぐられるような深刻な外傷になるケースが多くあります。
そこで考えたのが、人間の体と熊の爪牙の間に、防刃機能を持つ高機能布を介在させるという発想です。

装置の中央には、ポリカーボネイト製の透明窓を配置しています。
ポリカーボネイトは、機動隊の防護盾にも使用される高強度素材で、一般的なガラスの約200倍の耐衝撃性を持つとされます。

この中央窓の周囲に、防刃機能を持つ特殊布と、展開用のCO₂ボンベを収納します。
熊との遭遇時には、トリガー操作によってCO₂ガスが放出され、折りたたまれていた特殊布が瞬時に展開。直径約130cmのドーム状防護構造を形成します。
展開時には、チューブ状リブが防刃性外皮を押し広げ、使用者の上半身を包み込みます。

防護外皮には、高い引裂き強度を持つ特殊素材「Ultra 200X」を採用しています。
動画は、帆布11号・デニム・Ultra 200Xに同じ切れ込みを入れ、引裂こうとした比較です。

【防刃素材 Ultra 200X引裂き強度比較】

中央の透明窓部分は盾として機能し、熊の突進や前脚による一撃に備えながら、外部状況の確認ができます。
ドーム型に展開した特殊布は、遠距離では人の姿を熊の視界から隠し、近接時には熊の爪や牙と人体との間に介在することで、被害の軽減を目指します。

現在、こうした「遭遇してしまった瞬間」に人を護る携帯型防護技術は、ほとんど存在していません。だからこそ、実現する価値があると信じています。

携帯用対動物防護具として特許を取得しました。
【携帯用対動物防護具 特許第7862064号】

令和8年3月6日に特許出願、令和8年5月11日に特許を取得しました。異例の早期特許取得です。

現在は実用化に向けた試作開発を進めています。


クラウドファンディングで実現したいこと

このプロジェクトでは、実寸試作機の完成、構造改良、そして安全性検証を進めていきます。山林作業者、登山愛好家、そして妻のようなバス運転士――野生動物との遭遇リスクを日常的に抱える人々を守る製品として、実用化を加速させたいのです。

当初は、来年春頃の製品化を想定し、試作開発や実機試験を独力で進める予定でした。しかし、去年にも増して熊の出没や被害報告が相次いでいます。

だからこそ、1日でも早く試作品の完成と実機検証を進め、今年の秋までに第一次製品を届けることを目標に、このクラウドファンディングを立ち上げました。


皆様のご支援がもたらすもの

皆様からいただくご支援は、単なる製品開発資金ではありません。近年、熊の出没や人的被害のニュースが日常的に報じられるようになりました。山林作業、登山、通勤、地域での生活――「近くにいるかもしれない」「気配を感じる」という不安を抱えながら行動しなければならない場面が増えています。そして実際に、“まさか自分が遭遇するとは思わなかった”という被害も各地で起きています。このプロジェクトは、そうした野生動物との遭遇、そして遭遇の危険を感じる状況の中で、人を護るための新しい選択肢を実用化する挑戦です。本技術はすでに特許を取得しており、現在は実寸試作機の開発と実機検証を進めています。この防護技術を実用化し、山で働く人、山を楽しむ人、そして日常の中で野生動物と隣り合わせに暮らす人々へ、新たな安心を届けたいと考えています。皆様のご支援が、その第一歩になります。

この技術を形にするために

株式会社ACT-Xは、この防護技術を社会に届けるために設立した会社です。
熊などの野生動物との遭遇や、アウトドア環境における緊急時に使用する携帯型防護具の開発を進めています。
本プロジェクトでは、防刃素材と独自の展開構造を組み合わせることで、軽量性・携帯性・展開性・防護性の両立を目指しています。

近年、熊の出没や人的被害は全国で増加しています。
「遭遇しないための対策」だけではなく、“遭遇してしまった瞬間”に人を護る技術が必要だと、私たちは考えています。
本技術はすでに特許を取得しており、現在は動作検証モデルを経て、普通布を用いた実寸試作機による検証と改良を進めています。

ひとを護ることは、熊も護ること。
人と野生動物の双方にとって、不幸な事故を少しでも減らしたい。

それが、ACT-Xの目指す開発です。


実現のためのスケジュール

開発ロードマップ

実寸試作機の完成、構造改良を経て、安全性検証を実施します。2026年中の実用化を目指し、確実なステップを進めていきます。

着想、構想

    ↓

[特許出願] 令和8年3月6日携帯用対動物防護具

[特許取得] 令和8年5月11日

携帯用対動物防護具 特許第7862064号

  

[動作検証モデル] 令和8年3月展開構造・リブ動作を確認(ビニール試作写真) 

   ↓
[普通布 実寸試作機]実寸サイズで展開・保持を検証(現在開発中)

    

[構造改良]リブ形状・窓構造・保持性を改良 

               

          [防刃素材 実証試作機]防刃素材を使用した試験機を製作
   

                    ↓
               [安全性・実地検証]

                    ↓

                 [第一次製品化]

最後に

このプロジェクトは、熊被害が身近になっている現状の中で、「遭遇してしまった瞬間に人を守る手段が必要ではないか」という考えから始まりました。

野生動物との遭遇を完全に避けることは難しいからこそ、その瞬間に身体を守るための新しい選択肢を形にしたいと考えています。

現在ほとんど存在していない領域への挑戦ですが、実用化に向けて試作・検証を進めています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 実証試験機の作成及び試験費、製品制作用各種データ作成、活動報告・広報費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 支援者の方から、次のようなコメントをいただきました。「クマ被害は深刻です。少しでも役に立つものをお願いします。紹介文を読んでクマの突進に腕が耐えられるのか不安になりましたが、それを踏まえても無いよりマシですよね。頑張ってください。」まずは温かいご支援とご意見に心より感謝いたします。ご指摘のとおり、本防護具は熊の攻撃を完全に防ぐことを保証するものではありません。私がこの開発で目指しているのは、「ないよりマシ」のその“マシ”をできる限り大きくすることです。熊との遭遇では、実際にどのような状況になるか予測できません。・突進を受ける・前脚で殴られる・転倒して仰向けになる・うつ伏せになったところへ覆いかぶさられるそのような状況になったとしても、人と熊の身体の間に防護具が存在し続けることで、受ける傷害を少しでも軽減できないかと考えています。そのため、私が最も懸念しているのは、防護具そのものが弾き飛ばされてしまうことです。どれほど強い素材を使っていても、人と熊の間から防護具がなくなってしまえば意味がありません。現在開発中の防護具は、防刃性能を持つ特殊布と、耐衝撃性に優れたポリカーボネートを組み合わせています。私が目指しているのは、熊と人との間に少しでも長く防護層を維持し、傷害を軽減する可能性を高めることです。どのような体勢や状況になっても、防護具が人の周囲に残り続ける構造を目指して、試作と改良を重ねています。引き続き、皆さまからいただくご意見を大切にしながら、より実用的な防護具の実現に向けて開発を進めてまいります。応援ありがとうございます。 もっと見る
  • 開発を進める中で、「誰が使うものなのか」ということを改めて考えています。登山者やハイカーはもちろんですが、私が特に思い浮かべるのは、日常の仕事や生活の中で熊と遭遇する可能性のある方々です。例えば、山間部を走る路線バスの運転士。道路脇に熊が現れても、乗客を乗せたままその場を離れられない場合があります。林業や農業に従事する方々は、仕事そのものが熊の生息域と隣り合わせです。また、近年では住宅地周辺への出没も増えており、熊出没警戒時の通学路見守りや、学校・幼稚園の安全対策も課題になっています。もちろん、熊撃退スプレーや鈴など、従来から有効な対策は数多く存在します。しかし、もしそれでも遭遇してしまったら。もし至近距離で突然現れたら。そんな「最後の瞬間」に、人を護る選択肢があってもよいのではないか。それが、この携帯用対動物防護具の開発を続ける理由です。人を護ることは、結果として熊も護ることにつながる。その考えを大切にしながら、開発を進めています。 もっと見る
  • 防護外皮に使用しているUltra 200Xは、高い強度を持つ反面、一般的な布地と比べてかなり硬い素材です。そのため、展開前に無造作に丸めて収納することは難しく、裾側から一つひとつプリーツ状に折り畳んでいく必要があります。試作当初は、この折り畳み作業だけで3時間ほどかかっていました。しかし作業にも慣れ、現在では30分程度で収納できるようになっています。今後は、あらかじめ素材に折り癖を付ける方法も検討しています。ただし、直径約1.3mの大型ドーム形状に対して正確な折り目を付ける作業も容易ではなく、実際の製品化に向けては収納方法も重要な開発テーマの一つだと感じています。見た目には完成に近づいていますが、このような細かな課題を一つずつ確認しながら、実用性を高めていきます。 もっと見る

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