続いて私たちは“ハロウィンマスクのデザイン作り”に取り掛かり始めました。「ターゲットである子どもたちが喜んでくれるデザインはどんなものなのか?」 「シルク印刷が最も映える表現は何か?」チーム一同頭を悩ませながら、たくさんの情報やデザイン見本を集めました。子どもの憧れとなる存在を形にできるもの、「大人っぽさ」を少し取り入れられるもの、そしてキラキラとしたシルク印刷の魅力を最大限に引き出せるもの……。試行錯誤の末、まずは以下のシルク印刷と4つのテーマでデザイン製作を進めることに決めました。シルク印刷:シャンパンゴールド (キラキラと金色のラメが輝くインキ)① 魔法少女風 ② レース風 ③ 夜空モチーフ④ スチームパンク風その時に作成したデザインイメージ「この4つのテーマなら、シルク印刷の多様な魅力を表現できる!」と意気込んで作成を進めていたのですが、予算の都合上4種類の生産は難しくなり、泣く泣く『③夜空モチーフ』と『④スチームパンク風』をカットすることに。魔法少女風では星やキラキラといったモチーフたちが大きく映えて輝くように、レース風のデザインでは細かな線で描かれたゴールドの印刷がレースの繊細さを表現できるようにと、それぞれシルク印刷の用い方を変えてイメージを表現できるようにしました。⬛︎ ついにデザインが完成!……と、安堵したのも束の間のこと、その後にしっかりと試練が私たちを待ち受けておりました。いざシルク印刷のテストをしてみると、思ったようにキラキラが映えなかったり、背景色とのバランスが崩れてしまったりと次々に問題が発生してしまったのです。 諦めずに3回以上のテストを繰り返し、色合いやデザインを細かく調整したことで、自信を持ってお届けできるデザインに仕上がりました。(例)サンプルテスト品このようにして2つのハロウィンマスクが作り上げていきました。⬛︎クラウドファンディング終了まで残り2日!本プロジェクトの募集期間も、残り2日となりました。これまでにご支援・ご声援をいただいた皆様、本当にありがとうございます。温かいメッセージやご支援が、チーム一同の大きな励みとなっております。私たちのこの取り組みや想いが、皆様の心に少しでも届いていましたら幸いです。最後の最後まで走り抜けますので、ご支援や応援をどうぞよろしくお願いいたします!
さあハロウィンマスクを作るぞ!……と走り出したのはいいものの私たちはマスクにどんな付加価値を与えられるのか?まずこの課題が私たちを待ち受けておりました。ただシルク印刷でハロウィン風のデザインをつけた商品を出すだけでは、街で販売されているハロウィングッズに埋もれてしまうと考えたからです。そこで、まずはしっかりとマスクのコンセプトを決め、「このマスクを手にしてくださった方にどんな時間を提供できるのか」を考えていくことにしました。■コンセプト決め開始!初めに「紙だからこそできること」を挙げていきました。 紙だから“軽量”→ イベント時にカバンにさっと入れて持ち運びやすい。長時間つけていても疲れない。 紙だから“変形自由”→ 折る・曲げる・差し込むなど、色々な形状へ簡単に変形できる。 これらの意見を出し合った結果、 「重ねづけしても軽く顔への負担も少ない。この紙の特性を生かして『自分たちで色々な形につくって遊べるマスク』が作れるのではないか?」 というアイデアが出てきました。じゃあ「マスク1個だけ」ではなく、まずは動物の顔と耳パーツをベースとして用意しよう。 そうすれば、“ハロウィンマスク単体バージョン”と“動物の顔にハロウィンマスクをつけたバージョン”の2通りが楽しめるのでは?さらに、耳の折り方を変えるだけで他の形状も楽しめるかも? そもそも、耳そのものを変えてしまえば、他の動物へも変身できるのでは……?一つの意見をきっかけに、どんどんと展開アイデアが膨らんでいきました。(写真:実際に作成した動物の顔・耳パーツ)こうして話し合いを重ねるうちに、 何度も「つくってあそべる」楽しさが、親子や友達同士で「次はどうしよう?」と会話が弾むコミュニケーションの時間になればいいな、という思いへと大きく広がっていきました。こうしてマスクを作る目的が私たちの中で明確になり、この「つくってあそべるハロウィンマスク」をコンセプトに掲げて進行することに決まったのです。次回の活動報告ではマスクのデザイン作成についてご紹介します!
■ 産学連携プロジェクト はじまりとそのきっかけ「シルクスクリーン印刷の凄さや面白さを、もっとたくさんの人に伝えたい!」私たちがずっと抱いてきたこの想いを形にするには、これまでにない新しい視点が必要でした。そこで、帝塚山大学 居住空間デザイン学科の皆さまへ「シルクスクリーン印刷(以下:シルク印刷)を活用したペーパーアイテム企画」をご提案。すると、大里教授とゼミ生の皆さまが快く引き受けてくださり、若い感性とプロの技術力が重なり合う、ワクワクするような「学生×企業の共同プロジェクト」がスタートしました!■ 2025年4月:工場見学を実施 まずは学生の皆さまを弊社にお招きし、工場見学を行いました。実際の印刷現場を見て、製品に触れていただくことで、シルク印刷への理解とイメージを深めていただきました。(写真:シルク印刷機を見学する学生の皆さま)■ 2025年6月:企画案発表会6月には、学生の皆さまより「シルク印刷を用いたペーパーアイテム」の企画案を発表いただきました。(写真:発表会の様子)(写真:学生の皆さまのアイデア)シルク印刷ならではの「ぷっくりとしたインクの厚み」を活かし、視覚に障害がある方もそうでない方も、みんなで一緒に『触って遊べる葉っぱ型のカルタ』や、「きらきらと輝く印刷」をオーナメントに見立てた『組み立て式クリスマスツリー』など、私たちが想像もしていなかったような個性豊かなアイデアがたくさん集まり、見ているだけでわくわくしました!私たちからは商品化を見据えた現実的なフィードバックをお伝えしつつ、最終デザインがどのように磨かれていくのか大きな期待を膨らませました。■2025年8月:最終デザイン提出8月某日、夏休み期間中にもかかわらず、学生の皆さまが熱意のこもった最終デザインをご提出くださいました。いただいたデザイン案を元に社内で慎重に選考を重ねた結果、『ハロウィンマスク(ベネチアンマスク)』をテーマとして開発を進めることに決定!選定の一番の決め手は、「シルク印刷ならではの華やかな表現力を最も発揮でき、さらに面白く発展させていける可能性」を感じたからでした。(画像:学生さまが作成したデザイン)ここからいただいたアイデアの魅力をさらに引き出すため、コンセプトの設定や付加価値の付与、リデザインのプロセスへと進んでいきます。次回の活動報告は、この開発の舞台裏について詳しくご紹介いたします!




