皆さまからいただいた温かいご支援に支えられ、ミャンマーU-12の18名の子どもたちは、無事に日本での約10日間を終えることができました。
本当にありがとうございました。
今回の「Road to Japan」は、ワールドチャレンジに出場することだけが目的ではありません。
サッカーを通じて日本の子どもたちと出会い、日本の文化や暮らしに触れ、そして「日本に友だちがいる」という未来につながる経験をつくること。
それが、私たちGB+がこの活動で大切にしていることです。
■まず、ワーチャレへ
8月21日から24日まで、千葉・蘇我で開催された「2026 U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ」に出場しました。
初戦の相手は、浦和レッズジュニア。
チーム結成からまだ間もなく、本格的な試合は実質的に初めてというミャンマーチームでしたが、前半に2点を奪い、最終的には2-2。
翌日のFC LIBERTA福岡U-12戦も0-0。
雷雨による一部中止、長時間の中断を経て、25分一本勝負という特別な試合となりました。
そして、決勝トーナメント進出をかけた最後の判定は、まさかの「くじ引き」。
浦和レッズと、勝ち点も得失点差も直接対決も引き分けという結果に。
両キャプテンが箱の中からカプセルを引く。
ミャンマーチームキャプテンのへイン君が引いた番号は「3」。
ミャンマーの大会は、ここで終わりました。
涙を流すへイン君。
でも、その直後には相手キャプテンに拍手を送り、握手を交わしました。
残酷なまでの結末。勝敗以上に、私たちの心に突き刺さり、残った瞬間でした。
そして大会では、ラオス代表のMazda GB FCが、決勝でFCバルセロナを3-2で破り、初出場で見事に優勝!
東南アジアから世界の頂点へ。
子どもたちにとって、「世界は遠い場所ではない」と感じられる大会になったと思います。
■ 大会が終わってからが「Road to Japan」
ワーチャレが終わっても、子どもたちの旅は続きます。
宿泊先としてお世話になった千葉市の本円寺で過ごし、そして鎌倉へ。
日本の家庭に迎えていただき、ホームステイを経験しました。
一緒に食事をして、街を歩いて、家族と過ごす。
「日本を観光する」のではなく、
「日本の暮らしの中に入ってみる」。
これは、今回の旅の中でも特に大切な時間でした。
■日本の子どもたちとの交流
東洋大学総合スポーツセンターでは、北区の子どもたちとの交流も実現しました。
最初は少し緊張していた子どもたちも、ボールを蹴り始めればすぐに笑顔に。
言葉が違っても、
パスをする。一緒に走る。競い合う。笑う。ハイタッチする。
サッカーには、言葉を越えて人と人をつなぐ力があります。
「Football is the Bridge.」
その言葉を、子どもたちが見せてくれました。
■Jリーグクラブの試合観戦も
8月26日(水)は天皇杯の2回戦が午後7時に一斉にキックオフ。
JFAのご協力により味の素スタジアムにてFC東京vs長野パルセイロの一戦を観戦。
盛り上がるFC東京サポーターの声援に、一緒に応援する子どもたち。
■そして、東京「半日自由行動」!
今回、新しいチャレンジもありました。
通信会社(「JP Smart SIM」サービスを提供する株式会社CoeNova(旧社名:DXHUB株式会社))とのタイアップによって、子どもたちは3チームに分かれ、本円寺を出発。
大人にすべて連れて行ってもらうのではなく、それぞれのチームで東京の街を自由に行動し、午後2時30分に東京スカイツリーに集合しました。
12歳の子どもたちにとっては、まさに東京大冒険!
仲間と相談しながら移動し、自分たちで東京を体験しました。
サッカーだけではなく、
「自分で考えて、自分で行動する」
という経験も、この旅の大切な学びです。
■最後は、ミャンマー料理で「お疲れさま!」
そして、日本滞在の最後。
高田馬場のミャンマー料理店で、みんなで食卓を囲みました。
日本に来て、日本の街を歩き、日本の家庭で過ごし、日本の子どもたちと交流した10日間。
最後に食べたのは、故郷ミャンマーの料理でした。
子どもたちの笑顔を見ながら、
「本当に日本に来ることができてよかった」
と、改めて感じました。
■皆さまのご支援が、子どもたちの「記憶」になりました
今回、日本に来た18名の子どもたち。
彼らが持ち帰ったものは、サッカーの経験だけではありません。
日本で出会った友だち。
ホームステイで迎えてくれた家族。
一緒にサッカーをした仲間。
東京で見た景色。
日本で食べたもの。
そして、自分たちを応援してくれた、たくさんの人たち。
その一つひとつが、これから彼らの人生の中に残っていくはずです。
皆さまからいただいたご支援は、単に「18人を日本へ連れてくるためのお金」ではありません。
18人の子どもたちが、世界を少し広く見るための機会。
そして、
「日本には自分たちを応援してくれる人がいる」
という記憶をつくるための支援でした。
今回の旅で生まれた出会いが、いつかまた新しい出会いにつながっていく。
それが私たちの願う「Road to Japan」です。
皆さま、本当にありがとうございました。
そして、ここからまた新しい「Road to Japan」を始めます。
「Football is the Bridge.」
サッカーを通じて、世界中の子どもたちをつなぐ。
※本日、8月31日、クラウドファンディングを通じた支援金が一般社団法人グローバルブリッジプラスの口座にキャンプファイヤーから振り込まれました。彼らの滞在中の食事代として、移動のバス代などとして、大切に活用させていただきます。
また後日、活動レポートなどまとめますので、リターンの発送など、しばらくお時間を頂戴いたします。改めまして、本当にありがとうございました。取り急ぎ無事終了のご報告まで。
一般社団法人グローバルブリッジプラス
代表理事 松下裕二




