
【活動報告】高野山での5日間。野球を超えて得た「本当に大切な教え」と、次なる全国の舞台へ
高野山大会での5日間の宿坊生活を終えた46期生。 昨日の抽選による悔しい敗退から一夜が明け、子どもたちは気持ちをしっかりと切り替え、次週に迫る「二つ目の全国大会」へとまっすぐ視線を向けています。
滞在させていただいた宿坊「無量光院」では、毎朝、僧侶の皆様によるお勤めが行われていました。大会期間中も、私たちのチームの勝利を深く祈願してくださっていた場所です。
最終日の朝、温かく見守ってくださった阿弥陀如来様への感謝を伝えるため、46期生全員で初めてのお勤めに参加させていただきました。
ニッキの香りで引き締まった心。
荘厳な空気の中で誓った次への決意
5日間という長丁場の共同生活。子どもたちも次第に環境に慣れ、少しばかり心に緩みも見え始めていた時期でもありました。 しかし、本堂へ足を踏み入れる直前、お坊様から手渡された「塗香(ずこう)」によるお清めが、その空気を一変させました。手にすり込んだ瞬間に広がるすっとしたニッキの香りが、子どもたちの気持ちを凛と引き締め、場は一気に厳かな雰囲気に切り替わったのです。
護摩業が焚かれ、仏教の経典が響き渡る約1時間。 子どもたちは静寂の中、今回の大会の振り返りと、次なる目標へ向けた強い誓いを胸に、心を込めてお勤めを果たしました。
そしてお勤めの最後に、住職様から、子どもたちの心に一生残るであろう尊い「二つの教え」をいただきました。
1. 「手の5本の指」のお話 —— 誰一人として欠けてはいけない
5本の指はそれぞれ長さも形も違いますが、そこに優劣はありません。「誰が一番」といった順番をつけることはできず、どれ一つとして欠けてはいけない大切な存在です。どの指にも独自の役割があり、支え合うことで初めて手として大きな力を発揮します。野球のチームも同じです。一人ひとりに持ち味があり、誰一人として欠けてはならない。互いを認め、補い合うからこそ強いチームになるのだと、14人が全員で歯車となって、この素晴らしい地にたどり着いてきたのだと、チームワークの本質を教えていただきました。
2. 「仏様の表情」のお話 —— 深い愛と指導のあり方
仏様には穏やかな優しいお顔だけでなく、時に厳しい怒りの表情をされた姿もあります。それは決して怖がらせるためではなく、大切な人が正しい道から逸れないよう、あえて厳しく接して守るための「深い愛」の表れです。
このお話は、時に厳しく、時に優しく子どもたちを見守る「親や指導者の愛情」そのものであり、子どもたちにとっても、自分を守ってくれている存在の大きさを知るありがたい機会となりました。
感謝を胸に、次なる全国の舞台へ!
高野山大会という大きな経験を通じ、子どもたちは白球を追うことだけでなく、人として「本当に大切なこと」を体感し、成長させていただきました。
この素晴らしい経験を与えてくださった大会関係者の皆様、対戦相手の皆様、地域の皆様、そして温かく迎えてくださった宿坊の皆様に、心より感謝申し上げます。
学びを得た46期生は、さらに強く、たくましくなって次の全国大会(8月7日より愛媛)へ挑みます。
これからも温かいご支援・ご声援を、どうぞよろしくお願いいたします!



