
【活動報告】全国の壁、そして見せた意地。全日本学童大会、2回戦の激闘を終えて
いつも温かいご支援と、熱い熱い応援をいただき本当にありがとうございます!
40年分の想いを背負い、見事に初戦を突破した子どもたち。迎えた2回戦、そこには全国大会2連覇の歴史を持つ、大阪府代表の超強豪「新家スターズ」さんが待ち構えていました。
最高峰の舞台で、強敵を相手に一歩も引かずに立ち向かった子どもたちの、息を呑む激闘の様子をご報告いたします。
息を呑む緊迫した投手戦、無安打での失点
試合は序盤から、両投手が譲らないしびれるような投手戦となりました。
試合が動いたのは3回表。香寺はフォアボールから相手を出塁させると、小さなミスと内野ゴロの間に、相手にヒットを1本も許さないまま、先制の1点を奪われてしまいます。たった一つの隙も見逃さない、これぞ全国常連という洗練された野球でした。
追いかけたい香寺は、その裏の3回裏、すぐに反撃に出ます。得点圏にランナーを置き、同点・逆転の大チャンスを作りますが、あと1本が出ず無得点。
試合は1対0の緊迫した状態のまま4回を終了し、クーリングタイム(給水タイム)へと突入しました。

魔のクーリングタイム明け。一気に動いた試合展開
1回戦でも試合が大きく動いた、クーリングタイム明けの5回表。相手の攻撃は下位打線からでしたが、やはり全国を知る強豪。ヒットとフォアボールでチャンスを広げられると、こちらの隙をつかれ、さらに上位打線に痛烈なタイムリーヒットを浴び、一挙に3点を追加され、「4 - 0」と突き放されてしまいます。
クーリングタイム明けの独特な試合の流れを、新家スターズさんに完璧に引き込まれてしまう苦しい展開となりました。

意地の一打!強豪の背中に肉薄した5回裏
しかし、ここで終わらないのが、今年の香寺クラブジュニアです。4点差をつけられた直後の5回裏、子どもたちが素晴らしい意地を見せます。
ヒットで泥臭くランナーを出すと、プレッシャーをかけて相手のミスを誘い、再びチャンスを演出。ここで打席に立ったのは、チームを引っ張ってきた頼れる中軸バッターでした。快音を残した打球はライナーで外野へ!気迫のタイムリーヒットなどが飛び出し、なんと一瞬にして3点を返し、4対3と1点差にまで詰め寄ったのです!
ベンチも応援席も、この日一番の大歓声に包まれました。

届かなかった想い、それでも胸を張れる最高の挑戦
しかし、相手はさすが全国の頂点を経験しているチームでした。直後の6回表、こちらのわずかな隙につけ込まれ、2点のダメ押し点を追加されてしまいます。
痛い3点差。最終回の攻撃、子どもたちは最後まで諦めずにバットを振り、声を枯らして次の塁を狙いましたが、あと一歩想いは届かずゲームセット。
【試合結果】3- 6 惜敗
悔しい、本当に悔しい敗戦となりました。
溢れる感謝を胸に、次なる未来へ
新家スターズさんの隙のない野球、そして流れを一瞬で掴む強さは、子どもたちにとって本当に素晴らしい経験となりました。
全国優勝2連覇の実績を持つ最強の壁に対し、子どもたちは持てる力のすべてをぶつけました。しかし、わずかな隙を確実に見逃さないそんな野球展開は、やはり全国レベル。悔しさの残る結果ではありますが、どの試合も本当に全力を尽くして戦った試合でした。
対戦してくださった2つの素晴らしいチームの皆様、大会を運営・サポートしてくださった関係者の皆様、そして何より、兵庫の地から、また全国から子どもたちを支え、クラウドファンディングを通じて背中を押し続けてくださった支援者の皆様に、心より感謝申し上げます。
目標としていた「全国制覇」には届きませんでしたが、この大舞台で強豪と互角に渡り合い、最後まで諦めずに戦い抜いた46期生は、私たちの誇りです。
この大会で得た最高の経験と思い出、そして悔しさは、子どもたちのこれからの野球人生において、何にも変えがたい大きな糧となります。
これまでの練習の成果を100%発揮できた子、思うような結果が出せなかった子、ケガに苦しんだ子、そのケガを乗り越えて見事にマウンドへ立った子――。そして、今回の舞台で出場機会に恵まれなかったベンチのメンバーたち。チームの勝利だけを信じて、誰よりも大きな声を出し、仲間を鼓舞し続けてくれました。
部員それぞれに、言葉にはできない様々な想いがあるはずです。しかし、全員が間違いなく自分の役割を全うし、チームのために「全力でやり切った」と胸を張れます。すべての46期生を、心から褒めてあげたいと思います。
香寺クラブジュニアの挑戦を一緒に走ってくださり、本当にありがとうございました。子どもたちの未来は、ここからまた新しく始まります。これからも彼らの成長を、温かく見守っていただけますと幸いです。






