
桐生花ぱんカップ2018で#1つかだ みう選手のウッドカー「花パンGO」は、練習走行開始当初3.90秒台のタイムを記録しましたが、若干安定感に欠け蛇行してタイムを落としているため、思い切ってタイヤ周りを新しく作り直しました。その結果、公式予選ではコースアウトなどが多くなりタイムも振るわず、予選16位という結果に終わりました。大会終了後のフリー走行で、つかだ みう選手とウッドカーのセッティングについて話しました。花パンGOはDレーンを走った時に左へ曲がる傾向があり、それがコースアウトの原因となっていました。なのでつかだ みう選手と相談してステアリングを右へ少し切り、軸受に紙やすりの切れ端を挟みました。その結果花パンGOはコースアウトせずにゴールまで走るようになりました。ウッドカーレースは結果が全てではありません。自分で考え決断し失敗してもそれを踏み台にして、次はどうすればよいかを考えてもらいたいと思っています。私はつかだ みう選手の、上位に入るためにリスクを恐れず、タイヤ周りを作り直すという挑戦を高く評価しています。