世界最高峰の舞台、スカイランニング世界選手権の日本代表に
初めまして、皆川美紀子です。会社員、子育てをしながら、アウトドアスポーツであるオリエンテーリングやスカイランニングでの第一線での活躍を目指し、全力で取り組んでいます。
このたび、2026年9月、スペインのカナリア諸島ラ・ゴメラ島で開催されるスカイランニング世界選手権の日本代表選手に選出されました。急峻な山岳を駆け上り、駆け下りるスカイランニングの世界最高峰への初挑戦です。世界選手権でのベストパフォーマンスを実現するため、限られた時間の中、日々トレーニングを積んでいます。

私が取り組んでいる競技の紹介
●オリエンテーリングとは、市街地や公園、山林に設置されたチェックポイントを、地図とコンパスを頼りにまわり、タイムを競うナビゲーションスポーツです。
●スカイランニングとは、標高2,000mを超える高山や急峻な山岳地帯を舞台に、山頂を目指し急な斜面や岩場を駆け上ったり、テクニカルな下りを駆け下ったりする山岳スポーツです。
主な種目は、駆け上りのみのバーティカル、駆け上りと駆け下りがある中距離レース(20~45km)のスカイ、スカイより距離が長い(50~80㎞)スカイウルトラの3つがあります。
■スカイランニングとトレイルランニングとの違い
トレイルランニングは、陸上競技の一種で、ロードだけでなく、登山道や林道などの未舗装路(トレラン)を含むコースを走行するスポーツで、標高や距離制限の規定がなくコースの自由度が比較的高いのが特徴です。山頂を目指すスカイランは垂直方向の移動をするのに対し、トレランは水平方向の移動も多いという印象です。
参照元:日本オリエンテーリング協会HP、日本スカイランニング協会HP、トレイルランニング協会HP
スカイランニングとの出会い、つかんだチャンス
私は25年以上にわたってオリエンテーリングに取り組んできました。オリエンテーリングは、地図とコンパスを頼りに、指定されたチェックポイントをまわりタイムを競うスポーツです。オリエンテーリングでは世界選手権など海外レースを多数経験してきました。スカイランニングに参加したきっかけは、オリエンテーリングのフィジカル強化のため、また、他競技でどこまで走力が通じるのか、オリエンテーリング強化が主な目的でした。しかし、純粋に走ることに集中し、レースをこなすこと、激斜面を登りきってから稜線にのったときの壮大な景色、自然を感じながら自分の限界に挑戦することの高揚感、フィニッシュを切ったときの達成感、互いに励まし合いながら走る雰囲気…そんなスカイランニングの魅力にどんどんはまっていく自分がいました。世界の舞台で自分の力を試したい!スカイランニングで日本代表になりたい!その気持ちが大きくなりました。そして、ついに、今年その切符を勝ち取りました。
【競技実績】
オリエンテーリング歴 26年
スカイランニング歴 3年
<スカイランニングの主な戦績>
2025年烏帽子スカイラン スカイ 2位
2025年全日本選手権(魚沼スカイラン)スカイ 4位
2026年上田スカイラン バーティカル 優勝
2026年上田スカイラン スカイ(Merrell Skyrunner® World Series ) 6位
2026年SAIOTO COLORS~Green.ver~ スカイ 2位

私が、今世界選手権に挑戦する意義〜競技の発展と勇気を届ける走りを〜
私は、この挑戦を通じて、実現したいことが2つあります。
1つ目は、競技の普及と後進の育成です。大自然の中を走る爽快感、自分と向き合いフィニッシュした時の達成感…スカイランニングの魅力を多くの人に知ってもらい、この競技を盛り上げていくことも、私の大切な役割だと考えています。また、この世界選手権で得た経験や学びを自分だけのものにするのではなく、多くの方々に伝え、次世代の選手の育成へとつなげていきたいと思います。私自身、オリエンテーリングの技術がいきる部分もあれば、スカイランニング特有の技術や知識も必要で、両競技はフィールドは山と共通しているものの、試行錯誤をしながら成長してきました。この世界選手権では、新たな気づきやインスピレーションを得られる貴重な機会になると考えています。このような経験を、これから高みを目指す選手たちへ還元し、スカイランニングはもちろん、オリエンテーリングにも還元し、次世代選手の育成や日本の競技力向上につなげていきたいです。
2つ目は、年齢や立場に関係なく、誰もが挑戦できること、そして自分の可能性を信じて一歩踏み出すことの素晴らしさを伝えることです。私の挑戦を通じて、それぞれの心に秘めた憧れや夢に向かって踏み出す勇気や希望を届けたいと思っています。
私は、「自分で自分の限界を決めない」ことをモットーに競技に取り組んできました。その姿を通して、ママアスリートや社会人アスリートをはじめ、多くの方に「自分にもまだ挑戦できる」と感じてもらえる存在でありたいと考えています。
仕事と子育てをしながら競技と向き合うことは、一筋縄ではいかず、ときにつらいと感じ、モチベーションが下がることもあります。特に、子どものことより競技を優先していいのかジレンマに悩むことも少なくありません。しかしそんな悩みも一緒にトレーニングに取り組む仲間や家族、まわりの応援、励ましのおかげで乗り越えてきました。周囲の理解、家族の支えのうえで競技に向き合えていることに感謝してます。恩返しとなるレースをしたいと思います。

スカイランニング世界選手権での目標
2026年スカイランニング世界選手権は、スペインのカナリア諸島にあるラ・ゴメラ島で開催されます。
私は、駆け登り駆け下りの中距離コースであるスカイ種目に参戦します。
スカイは私が最も得意とし、これまで力を注いできた種目です。この舞台に立てることを心からうれしく思うとともに、自分の力を出し切り、世界に挑戦したいと考えています。

目標として、女子10位以内を掲げています。世界の強豪たちを相手に厳しい目標かもしれませんが、挑戦しがいがあり、決して不可能な数字でないと考えています。
自分を高めていくためやるべきことに集中し、最後まで走りきるためのレース構成の検討、サーフェイス(路面)に応じた走行技術の向上など、本番までしっかり準備して臨みたいと思います。

この挑戦の実現に向けて
世界選手権の出場が決まったものの、スペイン ゴメラ島への渡航費や現地での主な滞在費、そして大会に向けた練習合宿の費用は自己負担となります。初めての世界選手権という大きな舞台で、ベストパフォーマンスを発揮するには、充実した準備や無理のない渡航計画、現地での生活環境の整備が不可欠です。日本国内でも現地のフィールドを意識した質の高いトレーニングを継続し、万全の態勢で臨みたいと考えています。そのため、クラウドファンディングを通じてご支援を募らせていただきました。
【目標金額(50万円)の設定根拠】
・遠征前までの費用 約10万円~
国内大会出場(富士登山競走、嬬恋スカイラン等)、トレーニング・ケア
・世界選手権の費用 約40万円~
海外渡航費 日本~スペイン~ゴメラ島(飛行機、フェリー代)
滞在費 宿泊、食費、レンタカー代等
ご支援者の皆様へ(リターン概要)
皆さんのご支援に対して、大会報告会の開催、写真・動画での挑戦記録の配信、SNSでの現地レポートなど、様々な形で感謝を返させていただきたいと思います。
最後に
仕事も、育児も、競技も—3つの両立はとても難しく、大変なことも多いですが、それ以上の価値があると信じています。
スカイランニングの魅力を伝えるとともに、私の挑戦を通して、多くの方が夢や目標に向かって一歩踏み出す勇気を持ち、元気や前向きな気持ちになれるよう、全力で挑みます。
皆さんとともにこの挑戦を成し遂げたいと思います。どうぞ、応援よろしくお願いします。

<お知らせ>
今回の世界選手権出場に向けては、日本スカイランニング協会でも日本代表選手(個人及びチーム)へのご支援を募集しています。
協会での応援サポータ―募集では日本代表チーム全体や他選手へのご支援も可能です。こちらのクラウドファンディングは私個人の遠征費や競技活動を支えるためのものです。
リターンや支援の目的をご覧いただき、ご自身に合った方法で応援していただけましたら幸いです。皆さまからの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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感謝
2026/10/23 21:57大会から早くも1カ月が経ちました。クラウドファンディングは、初めての挑戦でありましたが、ほんとにやって良かったと思います。クラウドファンディングのページを作成する際、自分自身の競技との向き合い方、私が競技に取り組む意義を考え、私にとって挑戦することの価値を改めて確認することができました。 そして、こんなにも応援してくれてる方々がいること、特に人生をかけて取り組んできたオリエンテーリングで評価をいただいたことに本当に頑張ってきて良かったと思いました。さらに、私の活動を広報することで、懐かしい仲間、旧友との再会もでき、人と人とのつながりを広げることができました。ご支援、応援いただいた皆様には本当に感謝しています。今後も私の挑戦を続けるとともに、競技の発展、国内の競技力強化、後進の育成など、一歩一歩できることに取り組んで参ります。興味を持たれた方は、ぜひ一度大会に参加してみてください!エリートだけでなく、子供向けや初心者向けのコースが設定されている大会もあります!スカイランニングやオリエンテーリングには、様々な楽しみ方があります。生涯スポーツとして、男女年齢問わずみんなが主役になれます。一部皆様には、リターンお待たせしており、恐縮です。 もっと見る
スカイランニング世界選手権を振り返って
2026/09/30 18:09世界選手権の選考会は、2025年スカイランニング日本選手権で、上位5位以内から選出される。私は、バーティカル6位、スカイとスカイウルトラは4位であり、繰り上げ通過であった。世界選手権に出場できることうれしく思うとともに、私でいいのか葛藤があった。しかし、こんなチャンスはもうないかもしれないと、しっかり準備をして世界選手権までにできる準備をして挑む決意をした。スカイランニングシリーズ戦に積極的に出場し、レース感をつかむこと、本番を模したコースを走りイメージを高めること、レースプランや補給の取り方の検討、登りやテクニカルな下りの技術を磨くこと…自分の成長につながることを考え、実践してきた。これは自分一人ではなく、多くの方からのアドバイスやサポートがあってからできたことだ。本当に感謝したい。そして、国内最終レース嬬恋スカイランでは3位、昨年から大幅にタイムを更新し、自分でも手応えを得ることができた。理想を言い出せばきりがないが、自分がやってきたことを信じることが大事。自信を持って日本代表として、世界選手権へ向き合うことができたと思う。いよいよ出国と、出発したものの飛行機が予定通り飛ばず、成田で足止め、乗り継ぎ便を取り直しの事態となり、最初から波乱であったが、1日遅れて現地入りし、下見も2日間入れて、しっかりとイメージをつけることができた。スカイは最終日であり、最後まで緊張感が続くが、最後だからこそ日本選手団全員のサポートを受けられる最高のシチュエーションで走れた。エイドごとに仲間の応援を受け、個人レースなのにチームが1つになった気がした。スタートはオリエンテーリングとは違う緊張感、高揚感があった。自分のレースプランとしては前半下り足を使いすぎず、最後の登りに備えてペースを維持することだった。最初ロードからはじまり、高速になることを予想していたが、離れすぎてもペースが落ちるリスクがあるため、自分の限界ギリギリのなかでいかに攻めるか、駆け引きがあった。ちょうど12位だった選手とペースが拮抗してたので、抜きつ抜かれつ互いの得意不得意を垣間見ながら競い合ったのがすごく楽しかった。前半はいいリズムでいけたのだが、後半が暑さや疲労の蓄積のためかペースダウンしてしまったことがすごく悔しい。でも日本の国旗をかかげてゴールした瞬間は格別だった。自分の成長を評価しつつも、世界の壁も感じた。今、強く残るのは満足感より悔しさ。もっと強く、速くなりたいという思いだ。まだまだ挑戦が続くことになりそうだ。最後に、今回の世界選手権への私の挑戦に、多くの方々からご支援、エールをいただきました。家族の理解、協力がありました。そして現地でサポートしてくれたスタッフの皆さん、一緒に戦った選手の皆さん、本当にありがとうございました。 もっと見る
世界選手権スカイレース
2026/09/24 00:46報告が遅くなりましたが、世界選手権スカイレース完走しました。結果は以下の通りです。目標には及びませんでしたが、前半から攻めた走りで、13位となりました。後半バテ気味で悔しい気持ちもありますが、皆様のご支援、応援をいただき、走れたことがとても幸せです!ありがとうございました。コース 30km±1900m順位 13位タイム 3:43:21 トップ+0:22:52 ☆日本スカイチーム↓スカイレース完走メダル国別ランキングでは3位となり、表彰台に上がりました。個人メダルはないものの、チーム力で表彰台を勝ち取りました! もっと見る





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