猫にも社会的福祉を|約600坪の元牛舎をキャットホテル・ホームに

「本当は、この子たちを手放したくない。」高齢化や入院、施設入所、災害などにより愛猫との暮らしを諦めざるをえない方が増えています。私たちは約600坪の元牛舎を活用し、キャットシッター・ホテル・ホーム機能を備えた「ねこのおやど」を整備します。2027年4月竣工を目指しています。ご支援をお願いいたします。

現在の支援総額

379,000

7%

目標金額は5,000,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

62

猫にも社会的福祉を|約600坪の元牛舎をキャットホテル・ホームに

現在の支援総額

379,000

7%達成

あと 62

目標金額5,000,000

支援者数6

「本当は、この子たちを手放したくない。」高齢化や入院、施設入所、災害などにより愛猫との暮らしを諦めざるをえない方が増えています。私たちは約600坪の元牛舎を活用し、キャットシッター・ホテル・ホーム機能を備えた「ねこのおやど」を整備します。2027年4月竣工を目指しています。ご支援をお願いいたします。

|はじめに

「本当は、この子たちを手放したくないんです。」

私たちはこれまで、そんな言葉を何度も耳にしてきました。

・飼い主の高齢化
・突然の入院
・施設への入所
・介護や生活環境の変化

猫を愛している。
家族だと思っている。

それでも、一緒に暮らし続けることが難しくなってしまう瞬間があります。

人には、

・介護サービス
・老人ホーム
・ショートステイ

などの福祉サービスがあります。

人には誰かに頼りながら生きていける社会があります。

では、猫の場合はどうでしょうか。

猫には、まだその十分な受け皿がありません。

私たちはこれまで数多くの相談を受ける中で、強く感じるようになりました。

「猫にも社会的福祉が必要ではないか」

そして今回、福岡県筑後市にある約600坪の元牛舎を活用し、猫と人の絆を支える新たな仕組みづくりに挑戦します。

|一般社団法人リアンについて

私たち一般社団法人リアンは、福岡県筑後市を拠点にする動物愛護団体です。

LIEN(リアン)とは、フランス語で「絆」「縁」を意味する言葉です。

私たちは、人と猫との健全な絆を守ることを目指し、

・保護活動
・TNR(不妊去勢手術)活動
・譲渡支援
・啓発活動

を行っています。

設立から5年。

活動の輪は少しずつ広がり、現在では福岡県内各地、時には九州各地からも相談が寄せられるようになりました。

そして現在は、大小5棟のプレハブを活用し、常時100頭を超える猫たちを保護しています。

|保護活動の中で見えてきた、新たな課題

近年、私たちのもとに増えている相談があります。

それが、飼い主のいる猫の飼育継続支援」に関する相談です。

「入院することになりました」

「施設に入ることになりました」

「もし私に何かあったら、この子はどうなるのでしょうか」

「本当は手放したくないんです」

もう一度、言います。

猫を愛している。
家族だと思っている。

それでも、一緒に暮らせなくなる瞬間が訪れることがあるのです。

|ただ、ボランティアでは支えきれない領域があります

リアンではこれまで、

「飼い主のいない猫たち」
「行き場を失った猫たち」

を中心に、保護・譲渡・TNR活動を行ってきました。

しかし近年増えているのは、「飼い主のいる猫たち」に関する相談です。

もちろん私たちも助けたい。
力になりたい。
そう思っています。

しかし、飼い主のいる猫たちを、ボランティアで、無償で、継続的に、受け入れ続けることには限界があります。

本来支えるべき行き場のない猫たちの保護活動を守るためにも、飼い主のいる猫たちを支えるための新しい仕組みが必要だと考えるようになりました。

|新たに「ねこのおやど」を立ち上げます

※こちらAfterはイメージ画像です。

そこで私たちは、約600坪ある元牛舎を改装して

・キャットホテル
・キャットホーム
・キャットシッター

のサービスを立ち上げることを決めました。

サービス名は、

「ねこのおやど」

猫と人の絆を、暮らしを支えるためのサービスです。

猫の状態や飼い主さんの状況に合わせて、必要な支援を選べる受け皿をつくっていきます。

|つくりたいのは「猫の福祉インフラ」です

今回整備したいのは、単なるペットホテルではありません。


・高齢化
・病気
・施設入所
・災害

などで猫よりも先に、飼い主が困難を抱えることは珍しくありません。

私たちは、「その時が来てから」ではなく、「その時が来る前から相談できる場所」をつくりたいと考えています。

|キャットホームとは

人には老人ホームがあります。

将来に不安を感じた時、早い段階から相談し、将来の生活について考えることができます。

私たちが目指すキャットホームも、それに近い考え方です。

ただし、高齢猫だけの施設ではありません。

年齢に関係なく、将来的に飼育継続が難しくなる可能性がある猫たちの居場所です。

飼い主の

・施設入所
・長期療養
・死亡

など様々な事情により元の家へ戻ることが難しくなった場合に、猫たちを引き受け、大切にお世話しながら、必要に応じて新しい家族とのご縁をつないでいきます。

キャットホームは、猫を「手放す場所」ではありません。

「猫の未来を託す場所」です。

私たちは、猫たちが安心して暮らせる場所であると同時に、飼い主さんが安心して未来を託せる場所を目指しています。

|キャットホテルとは

私たちの目指しているキャットホテルは、旅行や出張だけのための施設ではありません。

・高齢化
・病気
・施設入所
・災害

そうした事情により、数週間から数ヶ月単位で預かりが必要になる場合にも対応できる施設を目指します。

「退院するまで預かってほしい。」

「施設に入る間だけ見ていてほしい。」

そんな飼い主さんの「手放したくない」という思いに応えられる場所をつくりたいと考えています。

|キャットシッターとは

すべての猫が、預かりを必要とするわけではありません。

本来、住み慣れた家で過ごせることが、猫にとって最もストレスの少ないものです。

そこで私たちは、ご自宅へ訪問してお世話を行うキャットシッターサービスも展開します。

猫の状態や飼い主さんの状況に応じて、

・キャットシッター
・キャットホテル
・キャットホーム

という選択肢を用意し、それぞれに合った支援を行いたいと考えています。

|猫の未来を、途切れさせないために

私たちが目指したいのは、猫を保護することだけではありません。

猫と人が、できる限り一緒に暮らし続けられる社会をつくること。

そして、どうしても一緒に暮らし続けることが難しくなった時にも、猫たちの未来が途切れない仕組みをつくることです。

|まずは小さくスタートします

私たちは、この施設が完成するまで何もしないわけではありません。

まずはリアンが現在運営している保護シェルターの一部を活用し、2026年7月からキャットホテル・ホームの試験運営を開始する予定です。

この段階では、最大30頭程度の受け入れを想定しています。

実際の利用者の声を聞きながら、サービス内容や運営体制を磨いていきます。

|プロジェクトのスケジュール

2026年7月 試験運営開始
2026年8月末 クラウドファンディング終了
2026年9月〜10月 設計・詳細打ち合わせ
2026年末頃 工事着工予定
2027年4月頃 施設完成予定・オープニングイベント開催

施設完成後は、猫たちの性格や体調に応じて区画を分けながら、最大140頭程度が快適に暮らせる環境を整備する予定です。

私たちは、いきなり施設をつくるのではなく、まずはできるところから始めながら、着実に育てていきたいと考えています。

|なぜ、元牛舎なのか

今回活用する元牛舎は、現在リアンが活動しているシェルターのすぐ隣にあります。

私たちはこれまで、この場所で保護活動を続けてきました。

そして、そのすぐ隣にある牛舎を活用し、新しい受け皿を整備したいと考えています。

ご支援者さまで現地見学を希望される方は、メッセージ機能にて事前の連絡をお願いいたします。

牛舎だけでも約600坪。
敷地全体では約3,000坪。

十分な広さがあり、将来的な拡張も可能です。

周囲は畑に囲まれており、住宅密集地ではありません。

猫たちにとってもストレスが少なく、地域への配慮もしやすい環境です。

かつて命を育てていた場所を、今度は命を支える場所へ。

そんな想いも、このプロジェクトには込められています。

|どのような施設にしたいのか

※平面図の案

今回整備予定の施設は、大きく3つの区画に分かれる予定です。

・ホテル利用エリア
・ホーム利用エリア
・ケア対応エリア


※室内のイメージ画像

※屋外運動スペースのイメージ画像

各区画には、室内空間だけでなく、安全な屋外運動スペースも併設予定です。

猫たちが、

安心して眠れる。
のびのび運動できる。
外の空気を感じられる。

そんな環境づくりを目指しています。

|必要な方に届くよう、地域との連携も進めます

このサービスは、猫を飼っている方だけに直接届ければよいものではありません。

実際に相談が生まれる場面は、

・入院
・施設入所
・介護
・生活困窮
・災害

など、人の暮らしの変化と深く関わっています。


そのため私たちは、動物福祉だけでなく、人の福祉とも連携しながら、猫と人の未来を支える仕組みを育てていきたいと考えています。

|地域から始まり、将来はより広い受け皿へ

キャットシッターやキャットホテルは、まずは福岡県南部を中心とした近隣地域での対応を予定しています。

一方でキャットホームは、猫そのものを引き受ける仕組みであるため、将来的には地域を限定せず、広い範囲からの相談にも対応できる体制づくりを目指しています。

|運営体制について

施設の運営は、リアンに所属する二級愛玩動物飼養管理士の資格を保有するメンバーを中心に、日々100頭を超える猫たちを管理してきた経験豊富なスタッフが運営に携わります。


|プロジェクトでの資金の使い道

今回の施設整備には、約3,500万円規模の費用を見込んでいます。

まず第一段階として、

CAMPFIREでは500万円を目標

に挑戦します。

今回のクラウドファンディングだけで施設が完成するわけではありません。

このプロジェクトは、クラウドファンディングに加え、補助金や企業協賛、寄付金なども組み合わせながら実現を目指す長期的な取り組みです。

その第一歩として、今回の500万円は、

「施設実現のための第一段階整備費」

として活用させていただきます。

具体的には、

・施設整備に向けた設計・調査費
・牛舎の補修、防疫対策などの改装準備費
・試験運営に必要なケージや備品の整備費
・そのほか本工事着工に向けた準備費

などに活用させていただく予定です。

私たちは、このクラウドファンディングをゴールではなくスタートだと考えています。

まずは試験運営を開始し、利用者の声を聞きながらサービスを磨いていきます。

そして施設整備に向けた準備を進め、2027年春頃の完成を目指します。

|一緒に施設をつくる仲間になっていただけませんか

今回のプロジェクトでは、ご支援いただいた皆さまへの感謝の気持ちとして、様々なリターンをご用意しました。

なかでもご注目いただきたいのが、

「創設サポーターカード」

※イメージ画像

こちらは今回のクラウドファンディング限定で発行するもので、共にこのプロジェクトに取り組んでくださったサポーターの証であるとともに、一部サービスでは割引特典を受けられる会員証となります。

私たちと一緒に、ねこのおやどの未来を育てていただければ幸いです。

|最後に

※左 ねこのおやど 責任者 鶴/右 リアン 代表理事 川野

人には介護があります。
人には福祉があります。
人には頼れる場所があります。

でも猫には、まだ十分な社会の受け皿がありません。

私たちは、猫の未来を途切れさせたくありません。

保護活動だけでは届かなかった領域へ。
猫と人の未来を支える新しい仕組みへ。

「本当は、この子たちを手放したくない。」

そんな思いを抱える方が、未来を諦めなくていい社会をつくりたい。

猫にも社会的福祉を。

この元牛舎から始まる挑戦が、猫たちと人の未来を支える新しい一歩になると信じています。

どうか応援、ご支援をよろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • 施設整備に向けた設計・調査費 牛舎の補修、防疫対策などの改装準備費 試験運営に必要なケージや備品の整備費 そのほか本工事着工に向けた準備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 犬や猫を家族として迎えた以上、最後まで責任をもって育てる。これは、動物を飼ううえで当たり前のことです。実際、動物愛護法にも「終生飼養」の考え方が明記されており、飼い主には、その命を終えるまで適切に飼養する責任があります。それでも、現実には令和6年度だけで10,537頭もの犬や猫が、全国の動物愛護センターへ引き取られています。その理由はさまざまです。中には、「かわいくなくなった。」「鳴き声がうるさい。」「世話が大変。」「子どもが飽きた。」こうした身勝手な理由で手放されるケースもあると言われています。そのような理由で犬や猫を手放すことを、私たちは決して肯定しません。しかし一方で、私たちのもとには、どうしても手放さなければならない事情を抱えた飼い主さまやそのご家族さまからの相談が寄せられています。飼い主さんが突然亡くなった。高齢になり、自分自身の介護が必要になった。認知症が進行し、猫のお世話ができなくなった。家族が重いアレルギーで、どうしても引き取れない。「できることなら最後まで一緒にいたい。でも、どうしても飼い続けられない。」そんな苦しい相談が、実際に私たちのもとへ寄せられています。そして現在、そのような飼い主がいる犬や猫たちを安心して受け入れられる社会的な仕組みは、まだ十分とは言えません。動物愛護団体は、本来、飼い主のいない、頼るあてのない犬や猫を救うための存在です。そのため、飼い主がいる犬や猫については、受け入れが難しいケースも少なくありません。だからこそ、保護猫団体である私たち一般社団法人リアンは「ねこのおやど」をつくろうとしています。これは猫を簡単に手放すための施設ではありません。最後まで責任を果たしたい。それでも、人生の中でどうしても飼い続けられなくなってしまった。そんな時に、大切な家族を安心して託せる場所をつくりたい。私たちが目指しているのは、猫を手放しやすい社会ではありません。「最後まで猫と暮らしたい」という想いを支えられる社会です。人には社会福祉があります。高齢になっても、病気になっても、困ったときに支えてくれる仕組みがあります。では、猫たちはどうでしょうか。私たちは、このクラウドファンディングを通して、「猫にも社会的福祉を。」という新しい選択肢を形にしたいと考えています。誰もが「最後まで一緒に暮らしたい」という想いを、諦めなくていい社会へ。その未来を実現するために、私たちは「ねこのおやど」を形にしていきます。どうか、この挑戦を応援していただけますと幸いです。 もっと見る
  • 先日、一本のお電話をいただきました。「母が突然入院することになってしまって…」お母様が大切に育ててこられた猫ちゃんは、15歳を超える高齢猫。ご相談者様のご家庭には猫アレルギーの方がおり、お迎えすることができません。親戚にも引き取れる方は見つからず、どうしたらいいのかわからないというご相談でした。行政にも相談されたそうですが、ご提案されたのは殺処分という選択肢だったと伺いました。もちろん、行政にもそれぞれの立場や制度があります。ですが、このお話を伺い、私たちは改めて「行き場を失う猫たち」が現実にいることを痛感しました。一方で、私たちも簡単に「引き取ります」とは言えませんでした。まだ飼い主様はご存命であること。ご家族もいらっしゃること。そして何より、現在のシェルターは保護が必要な猫たちでいっぱいで、新たな受け入れが非常に難しい状況です。そこで、現在準備を進めている「ねこのおやど」のキャットホーム事業についてご説明しました。正式な開業後には、このようなご相談にも対応できるようにしたい。そんな想いをお伝えしながら、お話を進めていました。しかし、その後、ご相談者様から一本のご連絡がありました。猫ちゃんが亡くなったというご報告でした。詳しい原因はわかりません。突然お母様と離れてしまったこと。環境が大きく変わってしまったこと。そうした出来事が、この子にとって大きな負担になってしまったのかもしれません。私たちにもっと早く受け入れる体制があったなら…。そんな思いが頭をよぎりました。もちろん、結果が変わっていたとは言えません。それでも、この出来事は私たちの胸に深く残りました。高齢化や入院、施設への入所、そして突然の病気や事故。こうした出来事は、誰にでも起こり得ます。そして、その時に困るのは人だけではありません。一緒に暮らしてきた猫たちもまた、行き場を失ってしまいます。だからこそ私たちは、「ねこのおやど」をつくります。猫を手放す場所ではなく、大切な家族を安心して託せる場所を。同じような悲しい出来事を、一つでも減らせる社会を目指して。今回の出来事は、とても悔しく、考えさせられるものでした。だからこそ、この事業を必ず形にしたい。その決意を、改めて強くしました。 もっと見る

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