
夏の強い日差しが照りつける午前7時すぎ。浜詰夕日ヶ浦海水浴場で、ブルーフラッグ認定の必須項目のひとつである水質調査を実施しました。

用意したボトルは3本。それぞれ異なる検査項目のためのものです。なかでも大腸菌検査用のボトルは、雑菌が入らないよう滅菌された状態で袋に密封されており、採水の準備の際、直前に開封します。
採水担当者はボードの上にカゴを乗せ、ボードが流されてしまわないよう腕にバンドで固定してから、海へと歩いて入っていきます。目安は胸の高さほどの深さ。大腸菌検査用以外のボトルは現地の海水で3回すすいでから、それぞれ採水しました。



陸に戻ったら、ボトルの外側についた海水や砂を洗い流し、水分を丁寧に拭き取ります。そのあとは段ボール箱へ収納し、採水した時間などを記入したチェック表を同梱。送り状を貼って、クール便(冷蔵)で検査機関へ発送する準備が整いました。

調査では、水素イオン濃度(pH)や浮遊物質量、透明度、油膜の有無、そして大腸菌や腸球菌の数など、複数の項目を専門機関で分析します。結果は採水から約2週間後に速報値としてお知らせがあり、すべての調査が終わったあと、約2か月後には正式な調査報告書がまとまる予定です。
今年度の水質調査は、海水浴場開設前の7月に1回、開設中の7月・8月に17回の合計18回。本日をもって無事に採水を終えました。

こうした地道な調査の積み重ねが、夕日ヶ浦の海の「今」を科学的に証明し、ブルーフラッグ認定という国際環境基準の獲得へとつながっていきます。皆さまからのご支援が、この調査活動を支えてくださっています。今後も進捗をご報告してまいります。



