ごあいさつ
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七尾市民劇団「劇団N」は、1998年の結成以来、29年目を迎えました。
会社員、自営業、主婦など、さまざまな仕事や暮らしを持つ市民が、仕事を終えて稽古場に集まり、演技を学び、台詞を覚え、衣装や小道具を工夫しながら、一つの舞台をつくっています。
年に一度の公演に向けて、仲間と稽古を重ね、舞台をつくり上げ、今年も12月、能登演劇堂の舞台に立ちます。
私たちは、こうして市民が集まり、力を合わせて舞台をつくる活動を、これからも続けていきたいと考えています。
そのために、今回クラウドファンディングに挑戦します。
なぜ今、支援をお願いするのか
市民劇団の舞台は、劇団員だけの力では完成しません。
演技を学ぶための講師、舞台をつくるための材料、稽古や研修の場所、チラシや広報など、一つの公演をつくるためには、さまざまな費用が必要です。
私たちはこれまで、専門家の力を借りながら舞台づくりを学び、衣装を劇団員同士で貸し借りしたり、自分たちで調達したりするなど、できることは自分たちで工夫し、費用を抑えて活動してきました。
一方で、公演に必要な費用を劇団員だけですべて賄うことには限界があります。専門家から学ぶ機会を持つことや、舞台をつくるために必要な材料をそろえることなど、私たちだけでは支えきれない部分があります。
それでも私たちが舞台を続けたいのは、ただ「演劇が好きだから」だけではありません。
仲代達矢さんとのご縁から能登の地に生まれた能登演劇堂。そこで市民が舞台に立ち、演劇を学び、仲間と舞台をつくる。その文化を、これからもこの地域で続けていきたいと考えています。
だから、みなさまに力を貸していただきたいのです。
今年12月の公演を実現し、能登演劇堂で市民が舞台に立ち続ける未来を、どうか一緒につないでください。
ご支援の使い道

みなさまからいただいたご支援は、2026年12月の公演を実現し、劇団Nがこれからも活動を続けていくために活用します。
舞台をつくるために
大道具・小道具の材料費、舞台制作に必要な資材・消耗品など。
劇団員が学び、成長するために
外部から講師を招いた演技・舞台づくりの基礎講習や研修。
稽古・研修を行うために
自主練習や研修に必要な会場費など。
公演を知っていただくために
チラシの印刷費、設置・配布にかかる費用、郵送費などの広報費。
一つひとつのご支援を、舞台をつくる力へ変えていきます。
私たちは、学びながら舞台をつくっています

劇団員の多くは、演技未経験からスタートしました。
だからこそ、私たちはこれまで、外部の演出家や俳優から演技指導を受け、学びながら舞台をつくってきました。
台本を読み、演じ、指摘を受け、考え、また演じる。
その繰り返しが、一人ひとりの成長につながっています。
本番だけが劇団活動ではありません。
研修、舞台鑑賞、台本の読み込み、自主練習。
一日一日の積み重ねが、12月の舞台につながっています。
9月からは本格的な稽古が始まります。
私たちは、自分たちの足で届けています

今回の公演では、チラシの内容やデザインも劇団員で意見を出し合いながら制作し、8,500枚を印刷しました。
金沢の劇場や文化施設、金沢駅の能登デスク、七尾市内の文化施設、図書館、地域のお店、輪島市内の道の駅、文化施設、美術館など、一か所ずつ足を運び、チラシを置いていただける場所を探しました。
金沢市民芸術村では、ニュースレターへのチラシ折り込み作業に劇団員が参加しました。
一枚のチラシが、誰かの目に留まり、その人が劇団Nを知ってくれる。
その小さな出会いを積み重ねています。
実際に、チラシを手に取ってくださった方から、このクラウドファンディングページを訪れていただいています。
私たちは、できることを自分たちの足で、一つずつ進めています。
能登演劇堂で、この舞台をつくります

2026年12月、私たちは能登演劇堂で新しい舞台に挑みます。
今回の作品は、芥川龍之介の「三つの宝」「魔術」「龍」をもとにした作品です。
一見すると童話のような物語の中に、人間の欲望や弱さ、勇気、生きることへの問いが描かれます。
それを、劇団Nならではの舞台として立ち上げます。
舞台の幕が開く、その瞬間まで。
私たちは一つひとつ準備を重ねています。
29年間、舞台をつくってきました


1998年の旗揚げ以来、劇団Nはさまざまな作品に挑戦してきました。
台本を読み込み、演出家の指導を受け、演技を学び、小道具や衣装を工夫し舞台をつくってきました。
コロナ禍、そして能登半島地震。
活動を続けることが難しい時期もありました。
それでも、多くの方に支えていただきながら、私たちは舞台を続けてきました。
29年間続いてきた市民劇団の活動を、これからもつないでいきたい。
それが、今回の挑戦の原点です。
能登演劇堂で、市民が舞台に立ち続ける未来へ。

劇団Nには、演劇を通して人生が変わった人、仲間と出会った人、舞台に立つことで新しい自分を見つけた人がいます。
そして、舞台をつくる人がいるからこそ、それを観てくださる人との出会いも生まれます。
私たちは、能登・七尾に「市民が演劇をつくる場所」があり続けてほしいと思っています。
この場所を、次の世代へ。
12月の能登演劇堂の舞台を、そしてその先の劇団Nの活動を、一緒につないでいただけませんか。
私たちの挑戦を、応援してください。
公演までのスケジュール
7月〜8月 チラシ制作・配布、広報活動
9月 台本の読み合わせ、立ち稽古開始
10月 立ち稽古・場面づくり
11月 通し稽古、舞台・衣装などの準備
12月5日・6日 能登演劇堂公演
みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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「クラファンやろう」から始まった、私たちの挑戦|代表・山本剛
2026/08/30 14:30こんにちは!代表の山本です。劇団Nのクラウドファンディングも、いよいよ折り返し地点を迎えます。「クラウドファンディングをやってみよう」そんな話が出たとき、正直、私たちは何から手をつければいいのかも分かりませんでした。「クラファンって、どうやるの?」「何を伝えればいいんだろう?」「そもそも、私たちの思いは届くのかな?」みんなで考えて、話して、書いて、直して……。試行錯誤の連続でした。それでも、周りの方に助けていただきながら、一つずつ形にして、ようやくここまで来ることができました。19%まで来ました!8月28日の実行委員会では、ここまで応援してくださった皆さんへの感謝を込めて、みんなで喜び合いました。本当にありがとうございます。でも、目標まではまだまだこれから。29年目の劇団N、新たな挑戦私たち七尾市民劇団Nは、今年で29年目を迎えました。「より良い芝居をつくりたい」「地域の文化を育てたい」「公演を通じて、七尾を訪れる人を増やしたい」そんな思いで、これまで舞台をつくってきました。一方で、団員の高齢化や能登の人口減少、2024年の能登半島地震・豪雨災害、そして物価高騰。これまでと同じように活動を続けることが、少しずつ難しくなっています。一つの舞台をつくるためには、稽古だけではありません。演出家を迎えての稽古、舞台装置や衣装、音響・照明、チラシや広報、受付や会場運営……。たくさんの人の力と時間があって、ようやく一つの舞台が生まれます。ここから、もう一歩。初めてのクラファン。分からないことばかりでしたが、やってみたからこそ、たくさんの方とつながることができました。画面の向こうから応援してくださるあなたの存在が、私たちの力になっています。12月5日・6日、能登演劇堂の舞台に立つために。そして、その先も七尾で演劇を続けていくために。ここからもう一歩、劇団Nは進みます。そして、「応援したい」と思っていただけたら、ぜひお力を貸してください。画面の向こうのあなたと、一緒にこの舞台をつくれたらうれしいです。引き続き、劇団Nへの応援をよろしくお願いいたします。七尾市民劇団「劇団N」代表 山本剛(やまもとつよし) もっと見る
舞台を支える「音」と「光」を学ぶ。舞台装置研修会レポート|丸山英邦
2026/08/29 20:30こんにちは、劇団Nの丸山です。今回は、劇団Nの普段の活動の一部をご紹介します。劇団Nでは、毎月1回の役員会と、月1~2回の勉強会や稽古を行っています。今回は、前々回・前回に引き続き、能登演劇堂の上腰さんを講師にお迎えし、音響・照明講座第2回目をおこないました。劇団員だけで音響機材を組んでみる音響講座では、前回学んだことを確認しながら、上腰さんに見守っていただき、団員だけで基本的な音響機材を組み上げました。「これはどこにつなぐ?」「この機材は何のため?」と確認しながら、一つひとつ機材をつないでいきます。そして、無事に音を出すことができました。実際に自分たちの手で機材を組み、音が出るところまで経験することで、前回教わった内容がより具体的に理解できたように感じます。「光がどこから当たっているのか」を知る照明講座では、普段なかなか目にすることのない機械も多く、操作も簡単ではありません。一朝一夕に身につくものではありませんが、実際の機材を見ながら学ぶことで、どの照明が、どの角度から舞台を照らしているのかを理解することができました。舞台に立っていると、つい「自分がどう演じるか」に意識が向きます。けれど、その舞台を観客席から見たときには、音や光も含めて、ひとつの舞台として届いています。自分がどこから音を受け、どこから光を当てられ、観客席からどのように見えているのか。それを知ることは、演じる側にとっても大切な学びだと実感しました。「演じる」だけではなく、舞台全体を知る劇団Nには出演経験のある団員は多くいますが、音響や照明などの専門的な知識を持っている団員は、まだ多くありません。だからこそ、専門家から直接教えていただき、実際に機材に触れながら学べる機会は、とても貴重です。今回の講座を通して、音響・照明の基礎を知るだけでなく、舞台は出演者だけでつくるものではなく、さまざまな技術や支えによって成り立っていることを、改めて実感しました。学びを積み重ね、より良い舞台へ今回が初めての音響・照明講座でしたが、ここですべてを身につけることが目的ではありません。一度学んで終わりではなく、繰り返し触れ、実際の舞台で経験しながら、少しずつ団員みんなの知識と技術を高めていきたいと思っています。こうした学びを積み重ねることが、これからの劇団Nの公演をより良いものにすることにつながっていくはずです。そして、地域で演劇を続けていくためには、舞台をつくる人が学び続けられる環境も大切です。これからも専門家の方々から学ぶ機会を大切にしながら、一歩ずつ、劇団Nの舞台づくりを深めていきます。 もっと見る
演出家の原田一樹氏より、メッセージをいただきました!
2026/08/27 20:30クラウドファンディングに挑戦する私たち劇団Nに、演出家・劇団キンダースペース主宰 原田一樹氏より、メッセージをいただきました!長年、私たちの舞台づくりに寄り添い、作品をともにつくってくださっている原田さん。能登で市民が演劇を続けていくことを、原田さんはどのように感じ、何を願っているのか。ぜひ、原田さんからのメッセージをお読みください。****************************地方劇場としては唯一の演劇専門劇場、能登演劇堂を有する七尾市は「演劇の街」でもあります。この能登演劇堂を常打ち小屋とする唯一の劇団、市民劇団Nは、29年にわたり活動を続けてまいりました。1998年、平成10年に旗揚げ、以来26本のオリジナル作品を製作、上演。近年では、演目においていくつかのジャンルを設定しております。〇文学作品 小泉八雲、芥川龍之介、太宰治、山本周五郎ら作品の舞台化〇古典落語の世界の舞台化 「文七元結」「芝浜」など〇欧米の名作文学 Оヘンリー、アンデルセン、ヘルマン・ヘッセ他ジャンルの設定は、評価ある先人たちの芸術創造と、私たちの活動を結びつけようとする意図によるものです。その上で市民劇団独自の表現を追及、オリジナル脚本により「感動」を伝えられる舞台を目指し、稽古を重ね、上演を継続してまいりました。能登演劇堂はこれまでプロの作る質の高い芸術作品を招聘し上演してまいりました。一方「演劇」の存在価値は「鑑賞」にとどまりません。私たちは、人間とその生活についての様々を「演劇」から教わります。例えば「役に付く」ということ。これは単にセリフを覚え、感情を付与し、決められた段取りで喋る、ということではありません。「役を演じる」ということは「他者の人生を想像し、その人生を生きる」ということです。他人の立場になって、違う眼でものごとを見、心を動かす。「思いやり」や「やさしさ」の根本にあるこういったことを、普段私たちはどれだけ体験出来ているでしょうか? また「演劇」は「感動」を伝えるものです。なぜ人には「感動」が必要なのか。もし私たちが「感動」を知らず、ただ金銭や物質の充足、仕事や義務の消化に生きる意味を求めるとしたら、世界はどれほど貧弱なものになるでしょう。「豊かさ」とは心の余裕であり、大きな視点であり、一つの価値観に囚われないということです。これはもちろん読書や他の芸術鑑賞、旅や趣味、娯楽でも得られるものです。一方で「演劇」は総合的な芸術です。戯曲は文学、舞台装置は美術、照明は映像、音響は別の世界に私たちをいざないます。「演劇」のこのようなあり方は、一方でそれなりの技術、設備、準備を伴うものでもあります。「演劇」は、おいそれと作り上げることはできません。まず、時には本番の百倍にも達する、台本と稽古の時間。舞台装置は何もない空間から立ち上げ、音楽、音響も数日でできるものではありません。そして何より、稽古は人物とドラマを深く掘り下げ、積み重ねる必要があります。七尾市民劇団Nのメンバーは、全員、仕事を抱えながらの参加です。限られた稽古場以外の時間に、常に課題とテーマと向き合うことが求められます。これまで、劇団Nは劇団キンダースペースのスタッフワークによりその創造を維持してまいりました。今後は劇団として創作意識の向上、舞台設営、スタッフワーク技術のさらなる習得、運営の自立が期待されています。ここにクラウドファンディングが大きな役割を果たします。公演それ自体と公演に向けた日常活動の充実、心構えや基礎も含めた俳優術、劇作、演出、音響、照明などスタッフワークの習得が、これによって可能となります。クラウドファンディングはまた、劇団Nの呼びかけにより、地域の人々と劇団員との交流を生み出し、演劇文化を広く展開し、これまで関わりの少なかった方々にも「演劇」をさまざまな形で提供するきっかけにもなるはずです。この機会を生かし七尾市民劇団の舞台を、また芸術としての「演劇」の豊かさを、多くの方に感じていただけるよう努力していく所存です。是非、ご協力いただけるよう、お願い申し上げます。 もっと見る





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