
【考える前と後ろに、行動を置く】
こんばんは。髪育JAPAN代表、趣味美容師の宇留間です。いつもご視聴、応援ありがとうございます。
クラウドファンディング35日目、残り30日。現在77名の方に応援をいただいております。本当にありがとうございます。65日間で始めたこの挑戦も、いよいよ残り1か月となりました。
時間を区切ると、その中身に囲いができるような感覚があります。区切ったときに初めて、終わりが見えてくる。11月30日が終われば12月1日が来る。そう信じて生きてはいますが、来なかったとしても後悔しないように、今日を生きているか。そう問われたときに、はいと言えるかどうかなんだと思います。
僕には、壁にぶつかったときの自分なりの突破パターンがあります。名前をつけるなら、継続は力なりかもしれないし、コツコツ淡々とかもしれません。呼び方は何でもいいんです。一歩が踏み出せない、3か月前と変化を感じられない、やればいいのはわかっているのにできない。誰にでもあることですが、自分を振り返ってみると、そのとき起きていたのはおそらく考えすぎでした。考えすぎると、速度は落ちます。速度が落ちると、変わっている実感も持てなくなるんです。
だからコツは、考えないこと。考えることが悪いわけではありません。ただ、考える一つ前に、行動をセットにしておく。やってから考え、そのフィードバックをもとにまたやる。今日のライブでは、これをカツサンドにたとえてみました。真ん中のカツが「考える」で、それを両側のパンである「行動」で挟む。カツサンドならぬ、思考サンドです。難しいたとえになってしまいましたが、この形を意識できると、変わることを前提に、区切られた時間を過ごせるようになると思っています。
その積み重ねの一つとして、Amazonのレビューは41件になりました。お一人ずつ、じわじわと。どんなことも、いきなりそこへは行きません。積み上げることと執着を増やすことはイコールではないので、積み上げなくていいときもあると思います。けれど僕の場合は、積み木を重ねて視点を上げていくように、始めた時点では見えなかった世界が見えてきました。美容師の社会的地位を高めていくという意識を、確信として持てるようになったのもその一つです。美容師1年目、初めてサロンに立たせてもらったあの日には、想像はしようとしていたけれど見えていなかったものです。
一方で、年齢を重ねるほど、変化に対する膜は厚くなっていきます。変わりたくない、変わりたくても変われない。守るものが増えるのは当然かもしれません。それでもチャレンジの量を減らすのは違うと、僕は思っています。挑戦しないまま年齢を重ねれば、できることしかしていない経験だけが増え、その場から動けなくなる確率は上がる。これだと思ってから一歩踏み出すまでの時間が、長くなっていくんです。美容師26年目だからもういいか、と思いがちなところで、本当はもっと大きな理想を描いているはずの自分に戻れるか。そちら側のほうが面白いと、僕は感じています。
この本も、一人サロン19年の中で「こうかな」と思ったことを自分のサロンで試し、検証し、「そうだ」と言える確信を積み上げてできた一冊です。おかげさまで三刷りまで届き、次は11月中に四刷り、12月中に五刷りを目指して進めていきます。とはいえ、一撃でそこへは行きません。だからこそ、日々考えすぎずに行動する。行動と思考の繰り返しに入ると、モチベーションの存在を無効化できるんです。モチベーションに左右されると感情がぶれ、感情がぶれると考えすぎて、行動が止まってしまうからです。
美容師一人ひとりが、自分の仕事は日本の元氣につながっていると思えたとき、その仕事にものすごいエネルギーを落とし込むことができます。そうなれば安売りもしなくなり、負のループから抜け出していける。美容師一人ひとりの意識が美容業界をつくってきたのなら、これから先も、一人ひとりの意識がどこへ向かうかで美容師の価値は上がっていくはずです。誰かが上げてくれるのではなく、有名な美容師さんがやってくれるのでもなく、自分の価値は自分が上げる。美容師歴が長くなり、最初は燃えていた火が炭火のようにくすぶっている方もいると思います。風が吹けば、また燃え上がる。僕はその風になりたいと思っています。
残り30日、引き続きお伝えしてまいります。



