
ツクル森実行委員の田中です。
さて、「見知らぬ地」と聞くと、遠くへの旅を思い浮かべるかもしれません。
でも、その場所は案外、すぐ近くに。
写真は、昭和初期の京北・山国にある私の母の実家です。まだ道は舗装されていませんが、この道を通り、幾つもの山を越えて人や物が行き交い、この土地の暮らしが支えられていました。
京北は昔から、北山杉、鮎、農産物などの名産や、福井の海から鯖などを町へ届け、人や文化も行き交うことで育ってきた土地です。町と山は切り離された存在ではなく、お互いの暮らしを支え合う関係でした。
今、多くの中山間地域が人口減少や高齢化という課題に向き合っています。
だからこそ私たちは、「人が行き来すること」そのものに意味があると感じています。
ツクル森に、初めて京北を訪れる人もいれば、「今年も帰ってきたよ」と毎年足を運んでくださる人もいます。
季節が変われば森の色が変わり、出会う人が変わり、知っているはずの京北にも新しい発見があります。
「暮らす」という選択肢まで含めて京北とつながるきっかけとして、ツクル森会場には、移住相談を行うブース出店も予定しています。
初めて訪れる人にも。
何度も帰ってきてくれる人にも。
ツクル森で過ごす二日間が、それぞれの暮らしに「京北のかけら」を持ち帰るきっかけになれば嬉しいです。



