【災害緊急支援】ベネズエラ地震|ピースウィンズ・ジャパン

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

日本時間の6月25日午前7時ごろ、南米ベネズエラ北西部を震源とする地震が発生しました。現地の甚大な被害の発生を受けて、ピースウィンズおよび空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、日本からの出動を決定、緊急支援を開始します。

現在の支援総額

547,000

18%

目標金額は3,000,000円

支援者数

101

募集終了まで残り

56

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【災害緊急支援】ベネズエラ地震|ピースウィンズ・ジャパン

現在の支援総額

547,000

18%達成

あと 56

目標金額3,000,000

支援者数101

日本時間の6月25日午前7時ごろ、南米ベネズエラ北西部を震源とする地震が発生しました。現地の甚大な被害の発生を受けて、ピースウィンズおよび空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、日本からの出動を決定、緊急支援を開始します。

6月24日に発生した大規模地震がもたらした甚大な被害で、ベネズエラでは7月14日までに4,700人以上が亡くなり、1万6,000人以上が負傷。1万8,000人近くが自宅を失い、避難しているとされています。中長期的な復興への道筋がなかなか見えて来ないなか、日々の生活を支援に頼らざるをえない被災者たちの生活は、依然厳しい状況が続いています。

ピースウィンズおよび空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、発災数日後に先遣隊が現地入りして以降、現在も緊急支援活動を続けています。医療支援チーム、物資支援チームがそれぞれ、現地のニーズを見極めながら支援を届けてきました。

支援が届かない……内陸の集落でみた光景

家を失った人びとの多くは、避難キャンプなどに身を寄せて屋外のテントで暮らしています。首都カラカス市内でも50カ所近くのキャンプが登録されていますが、最大被災地であるラグアイラで地元住民が自主運営するキャンプなどには登録されていないものも多く、その全貌は不透明なままだといいます。被災地で埋もれている支援ニーズはまだたくさんあると考えられます。

ピースウィンズの物資支援チームが被災地域を巡るなか、たどり着いたある集落もそんな場所の一つでした。

その日、私たちはある集落で被災世帯数に対してテントが不足しているという情報を得て、調達したテントを届けに向かっていました。しかし、現地にたどり着いたところ、すでにその集落には政府や海外からの支援を受けて立派なテントが立ち並んでいました。

現地からは「まだテントが必要だ」という声もあったものの、調整員の小林の「本当にここが最も支援を必要としている場所なのかを考えるべき」という判断でいったんテントの支援は保留に。そこにちょうど入ってきたのが、近隣の集落の方からの情報でした。

「私たちの避難所も見に来てほしい」——そう訴える住民の案内で訪れた集落は、海岸から少し離れた内陸部で、物資支援がまだほとんど届いていない状況でした。大規模な支援はどうしても幹線道路沿いの地域に集中しやすく、立地に恵まれないこの場所には、支援が行き届いていなかったのです。

この様子を見た私たちは、このコミュニティに対して急きょ聞き取り調査を実施したうえで、持ってきたテント40張を支援することを決めました。

これまでにいくつもの被災地で支援活動を行ってきた小林は、こう話します。

「支援の現場では、どこでも物資の不足が叫ばれますが、情報が十分に整理されていないと同じ世帯に何度も支援が届いたり、逆にまったく届かない人が出たりと偏りが生まれてしまいます。だからこそ重複を避けて、本当に必要な人へ届けることがとても大切なんです」

この偏りを避けるため、支援にあたってはきめ細やかなニーズ調査を実施し、集落の規模や何がどれだけ不足しているのかなどを一つひとつ丁寧に確認しています。物資を受け渡す際に、受領者の名前や連絡先、受領サインを記録するのも、同じ方に重複して支援を渡すことを避けるためです。

「被災地の状況は日々変わります。その変化を把握しながら支援の内容を見直していくことも、支援のプロとして現地に入る私たちの大切な役割だと思っています」

民間のNGOだからできる寄り添い方

今回のテント支援でもう一つ気づいたことが、住民の年齢層の違いです。これまで、私たちが主に活動してきた診療所や避難所では子どもを含む若い人たちが多く、お年寄りを見かけることは多くありませんでした。しかし、この地域ではお年寄りの姿が目立ち、1人で暮らしている方も多数います。

ベネズエラは国民の年齢中央値が29歳程度と日本より20歳ほど若く(2024年時点予測)、高齢者の割合が低いため、避難所などに若者が多いのは当然のことかもしれません。それ以上に、物資が集積する避難所などにアクセスすること自体が難しいという事実が、支援に取り残された高齢の被災者たちの姿を覆い隠しています。健康な若い人を前提とした支援の設計が進めば、この問題は一層悪化することも懸念されます。

後日、私たちは同じ集落に、追加のテント支援に再訪しました。住民のなかには、支援に少しでもアクセスしやすくなるよう、街道沿いに移ってテントを張っている人もみられました。

「物資を受け取りに来られた方の中には、移動の難しい高齢の方や妊婦さんの姿も見られました。さらに山間部には、ここまで来ることもできない高齢者の方がいるとの情報もあります。彼らが忘れられることのないよう、必要とされる地域にこそ支援を届けることが、臨機応変に活動できる民間NGOならではの強みなんだと思います」(小林)

私たちピースウィンズは支援の届きにくい地域、届きにくい人びとの声にも耳を傾け、適切な支援を届けられるようこれからも力を尽くしてまいります。皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


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