
毎年、おらっち(私たち)の区では12月の第3日曜日に、来年の御旅屋(おたや)祭りに使用するなるっぽ(山車の骨組みに使う細い木)の採取から始まり、奉納する場面の候補を話し合います。
「ここで一杯」。
お祭りは、ここからすでに始まっているのです。
明けて1月4日、いよいよ待ちに待った山車づくりのスタートです。お神酒をいただいた後、現場と木偶(でく=山車に飾る等身大の人形)造りの2班に分かれて作業開始。
「ここで二杯」。
打ち合わせを交えて歓談します。町保存会、自治会より陣中見舞いが届きます。
作業中番(なかばん=作業期間の中日の当番)、中帳場(なかちょうば=作業の折り返しに帳面を締め、酒食で労をねぎらう区切りの場)です。
「ここで三杯」。
今日は普段は仕事で出られない人たちも大勢参加してくれ、大賑わいです。地域おこし協力隊の皆さんも参加してくれています。
13日、最後の仕上げ、飾りつけです。ここで出来の善し悪しが決まるのです。お疲れさまでした。ご苦労された方たち全員で記念撮影です。
15日後の日曜日、苦労して作成した作品の取り壊し。競売にかけられた作品は高値で落札されます。
「ここで四杯」。
これが、おらっちの御旅屋祭りなのです。落札された作品は、和田の「ふれあいの湯」(長和町和田の日帰り温泉施設)で見ることができます。



