2020年、旅行が「不要不急」と呼ばれた年に、茨城の小さな旅行会社は、追い込まれていました。そこから6年。たどり着いたのは、「子どもを、地域で本気で働く大人に会わせる旅」という発想でした。
▲同じ1日で、全員ちがう茨城へ。中学生が“夢中な大人”と過ごす職場体験プログラム「シゴトリップ」
先生も、保護者も、自治体の方も、地域の事業者さんも——「うちの地域には何もない」と感じているすべての方に、読んでいただきたい物語です。
この6年間の実践を、一冊の本にまとめました。そして、教育の最前線に立つ方々との対談動画も新たに制作し、本と動画の両輪で全国へ届けたいと考えています。この挑戦に、力を貸してください。
プロローグ 場違いな男
2026年、東京。
「ツアーグランプリ2026」の表彰式会場に、私は立っていました。
国土交通省や観光庁が後援する、旅行業界の晴れ舞台。壇上に並ぶのは、クラブツーリズム、H.I.S.、近畿日本ツーリスト、JTBグループ——誰もが名前を知る、日本を代表する旅行会社の方々です。
その端に、社員10名、茨城の小さな旅行会社の男がひとり。
正直、思いました。「……俺、場違いじゃないか?」隣に座る大手旅行会社の方との会話の中で、自社の事業規模や実績の数字が、桁が一桁二桁全く違っていることに気づき、思わず言葉を失ったのは、ここだけの話です。
でも、手元の賞状には確かにこう書いてあります。一般社団法人日本旅行業協会(JATA)主催「ツアーグランプリ2026」国内旅行部門・優秀賞。職場体験プログラム「シゴトリップ」アーストラベル水戸株式会社。
魅力度ランキング最下位の常連・茨城の、無名の旅行会社が、なぜここに立てたのか。
話は、6年前の秋にさかのぼります。
第1話 妻に言えなかった夜
2020年10月。世界から旅行が消えていました。ニュースは連日「不要不急」という言葉を繰り返し、旅行業界からは悲鳴しか聞こえてこない。
そんなとき、私のもとに一本の話が舞い込みます。水戸の小さな旅行会社を、引き継がないか——。冷静に考えれば、正気の沙汰ではありません。相談した人は、ほぼ全員が止めました。
「今、旅行会社を?」「潰れるためにやるようなものだ」
全部、正論でした。それでも、諦めるという選択肢が、どうしても出てこなかったのです。
銀行で、貯金をすべておろしました。長年かけてきた保険も、解約しました。
その夜の食卓。妻はいつもどおり笑っていました。
私は、何も言えませんでした。言えば、止められる。止められたら、揺らぐ。それが怖かったのです。
こうして、誰にも祝福されない船出が始まりました。ゼロからではありません。マイナスからです。社員はたった2名。持っていたのは、たったひとつ。「旅には、人の人生を変える力がある」という、根拠のない確信だけでした。
——その確信が試される日は、すぐにやってきます。
<こぼれ話>
そもそも、なぜ茨城だったのか
実を言うと、私はこの会社に入るずっと前、新卒で初めて「水戸」の2文字を配属通知で見たとき、「え、水戸ってどこ?」と真顔で聞き返した人間です。埼玉出身、茨城には縁もゆかりもありませんでした。
「出身は?」と聞かれて「埼玉です」と答えると、そこで会話が終わる。地元の信頼を得るまで、何年もかかりました。そんな"よそもの"が、四半世紀後にこの県のために本を書くことになるとは、人生とは本当にわからないものです。
第2話 遠くに行けないなら、地元へ行こう
旅行が売れないなら、旅の意味そのものを変えるしかない。
追い込まれた私たちがたどり着いたのは、「子どもたちを、地域で本気で働く大人に会わせる旅」でした。生徒が自分で行き先を選ぶ職場体験プログラム——名付けて「シゴトリップ」。
農家さん、工場、商店、クリエイター。子どもたちが本物の仕事場に出かけ、本物の大人と対話し、自分の未来を考える。
最初は手探りでした。受け入れ先を探して、頭を下げて回る日々。
そのきっかけは、会社から車でわずか15分の場所にある涸沼(関東で唯一の汽水湖)でした。

地元に住み、仕事もしていたのに、私はその魅力をまったく知りませんでした。
しじみ漁を体験させてもらい、しじみ汁をいただいたときの感動は、今でも忘れられません。「遠くに行かなくても、宝物はこんなに近くにあったのか」——これが、すべての原点です。
▲コロナ禍、マスクを着けて安全面に配慮しながら、オンラインも活用。子どもたちに地域でできる体験を提案し、その面白さを伝えて回る日々でした。
けれど、始めてみると、想像していなかったことが起きます。
変わったのは、子どもたちだけではなかったのです。
「子どもたちに語ることで、自分の仕事への誇りを取り戻したよ」
受け入れてくださった事業者さんの、この一言。私は今でも忘れられません。
子どもが変わる。大人も変わる。地域が、少しずつ動き出す。
気がつけば、受け入れ先は茨城県内35市町村、200カ所を超えていました。
<こぼれ話>
子どもの「へえ!」が止まらない現場
ある茶農家さんを訪ねたとき、その方は笑顔で子どもたちにこう問いかけました。
「知ってる?緑茶もウーロン茶も紅茶も、実は全部、同じ茶葉からできてるんだよ。違うのは発酵のさせ方だけなんだ」——その瞬間、生徒たちの「え、うそ!」という驚きの声と、農家さんの目の輝きが同期した。
知識ではなく、その大人が仕事に対して抱いている「発見の喜び」「ものをつくることの面白さ」が、子どもたちに直接伝わる瞬間——これが教育旅行の本質だと、私は気づかされました。
物流会社の見学では、マイナス20度の冷凍庫の中で濡れタオルを振り回して一瞬で凍らせる体験も。子どもたちは大興奮でしたが、本当に心が動いたのは、その後です。担当者さんが、静かに、でも目が輝きながらこう話してくれたのです。
「私たちは何も特別なことをしていない。でもこの仕事が、毎日、どこかの家族の食卓を支えているんだ」と。
その一言で子どもたちの表情は一変。つまらないと思っていた「冷凍」という技術が、実は社会を支える根っこだったことに気づいた瞬間でした。
これが「本気の大人に触れる」ことの力です。
親でも学校の先生でもない、地域で懸命に生きる大人の言葉には、教科書には載らない説得力があります。
こういう「知らなかった!」の積み重ねが、地元への誇りに変わっていきます。
そして、もう一つ大切なことに気づきました。子どもたちの目に見える職場体験は、農家さんや工場、クリエイターのお店だけではありません。
私たちが見学に案内する先には、災害時に活躍する物流企業、ライフラインを支える電力・ガス・水道の関係企業、社会インフラを守る建設会社など、普段は縁がなくても、いざというときに私たちの生命を守ってくれる企業がたくさんあります。
子どもたちにとって、そうした企業の存在は「見えない」ものです。
ただ、その方の話を聞き、その現場を見た瞬間、子どもたちの中に「ああ、大人たちがこんなふうに私たちを支えてくれているんだ」という気づきが芽生えます。
これは、学校の授業では決して得られない、現場でしか起こらない学習です。こうした「本気の大人に触れる」経験の積み重ねが、子どもたちの未来を作っていく——それが、シゴトリップの原点です。
そして、噂は県境を越えていきます。
第3話 京都・奈良 から 茨城 へ
「修学旅行の行き先を、茨城にしたいんです」
最初にそう聞いたとき、正直、耳を疑いました。その学校が半世紀続けてきた行き先は、京都・奈良。修学旅行の王道中の王道です。
それをやめて、魅力度最下位の茨城へ?
ある先生は、保護者にこう説明したそうです。「10万円払って京都・奈良に行っても、ただ観光するだけなら、家族旅行で行くのと変わりませんよね」と。
でも、先生方の考えは明快でした。「見に行く旅」より「会いに行く旅」を。有名な寺社仏閣よりも、本気で生きる大人との対話を——。教科書で覚えた"点"の知識ではなく、現場・研究・社会実装が一本の"線"でつながる学びを。

いま、首都圏の学校からも、茨城を『学びの旅』の舞台として選んでいただくようになりました。」
そして2026年。冒頭の表彰式です。
シゴトリップは、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)主催「ツアーグランプリ2026」国内旅行部門・優秀賞を受賞しました。大手旅行会社が並ぶ壇上に、茨城の小さな会社が立ったのです。2020年、社員2名で始まった会社は、2026年のいま、10名になっていました。
あの夜、妻に言えなかった決断は、間違っていなかった。そう思えた瞬間でした。
ただ——祝賀ムードの中で、私はひとり、別のことを考えていました。
第4話 このままでは、茨城だけの話で終わる

賞をいただいて、確信したことがあります。
この仕組みに必要なのは、有名な観光地でも、豪華な施設でもない。必要なのは、地域で懸命に働く大人たち——日本中の、どの地域にも必ずいる人たちだ、ということです。
つまり、これは茨城だけの話ではない。
「うちの地域には何もない」と言っているあなたの町でも、必ずできる話なのです。
もう一つ、私にはずっと引っかかっていたことがあります。コロナ禍以前、私たちが扱っていた旅行は、茨城のお客様を県外や海外へ送り出すものでした。お客様は旅先でお金を使う。つまり、茨城からお金が流れ出ていく構造です。それは、いわば茨城の「観光赤字」を、私たち自身が後押ししていたということでもありました。今、私たちが力を入れているのは真逆です。県内外の子どもたちが茨城に来て、茨城でお金を使う。お金が地域の中で循環し、外から流れ込んでくる。この流れを、もっと大きくしたいのです。
だから、本を書きました。(2026年10月発売予定)
シゴトリップのつくり方、学校との協働の仕方、事業者さんへの声のかけ方、行政の巻き込み方、そしてボランティア頼みにせず事業として続ける方法まで。6年間の試行錯誤の、すべてを詰め込みました。
移動ばかりで中身の薄い修学旅行を見直すため、私たちは「体験時間55%への転換」という目標を立てています。観光は消費をつくりますが、教育旅行は関係をつくる——これが、本書を通してずっとお伝えしていることです。
子ども、学校、受け入れ事業者、地域、そして旅行会社。関わる全員が価値を受け取れる「五方よし」の仕組みだからこそ、この取り組みは善意やボランティアに頼らず続けられる。それは、10年後、20年後に花開く「未来回収型の地方創生」でもあります。
でも、書き終えたとき、ひとつの現実が頭をよぎりました。
無名の地方の経営者が本を出しても、書店の棚で静かに消えていく——。
この本を、本当に必要な人へ届けるには、もうひと勝負が必要でした。
第5話 最後の勝負:だから、あなたの力が必要です
その「もうひと勝負」として考えたのは、日本の教育の最前線に立つ方々との対談動画(YouTube)です。
学校改革を牽引する校長先生、教育政策に関わる研究者、探究学習の第一人者、大学教授。そうした方々と、この本のテーマについて語り合い、その対話を無料で全国へ届けていきます。すでに撮影は始まっています。

\対談ゲストのご紹介/
今回のプロジェクトでは、教育・観光・地域づくりなど、それぞれの分野で活動する7名の方々との対談を収録しました。
学校教育、観光、地域づくり、非認知能力など、それぞれの専門や実践の視点から、これからの教育や学び、地域と子どもたちの関わりについて語っていただいています。
二川 佳祐(ふたかわ けいすけ)氏
株式会社E3 Habit 代表取締役
BeYond Labo 代表
教育×コミュニティデザインを追究するファシリテーター
東京学芸大学卒業。東京都公立小学校の教員を2026年3月まで17年間務め退職し、独立、起業する。教員時代から「教育と社会の垣根をなくす」をビジョンとするコミュニティ「BeYond Labo」を主宰し、現在も代表を務める。企業と連携しながらいくつものコミュニティの運営を務める。Voicyでの毎朝配信は1000回超。著書に『教師の習慣化』。
鮫島 卓(さめしま たく)氏
駒沢女子大学 観光文化学部 教授
鹿児島県出身。立教大学大学院博士前期課程修了(観光学)。専門は観光経済学。世界80ヶ国訪問の旅人。HISで旅行企画、経営企画ほか、ハウステンボス再生を担当。JICAの専門家としてミャンマー、ブータンで観光開発計画策定に従事。旅と学びの協議会理事、文化庁有識者委員、総務省地域活性化起業人なども務める。
中山 芳一(なかやま よしかず)氏
All HEROs合同会社 代表社員/IPU・環太平洋大学 特命教授
1976年岡山県生まれ。岡山大学教育学部卒業後、学童保育指導員として9年間従事する中で非認知能力育成の重要性を確信し、教育方法学研究の道へ。岡山大学教員として25年以上にわたり非認知能力の育成に関する研究・実践を重ね、全国各地で講演・研修を行う。著書に『学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす』など多数。
平井 聡一郎(ひらい そういちろう)氏
株式会社情報通信総合研究所 教育イノベーションラボ ラボ長
茨城県の公立小中学校教諭、教育委員会指導主事、小中学校管理職を経て、情報通信総合研究所の特別研究員に。GIGAスクール構想や学習指導要領改訂、生成AIの普及など教育DXが進む中、学校・自治体の教育改革支援と国の施策づくりに携わる。文部科学省教育ICT活用アドバイザー、総務省プログラミング教育事業推進会議委員などを歴任し、現在も全国の自治体・学校のICT活用や学校改革をサポートしている。
安居 長敏(やすい ながとし)氏
ドルトン東京学園中等部・高等部 校長
1959年滋賀県彦根市生まれ。私立女子校での20年の教員生活を経てコミュニティFM局を設立。滋賀学園中学・高校校長、沖縄アミークスインターナショナル学園長などを歴任し、2019年よりドルトン東京学園に参画、2022年7月より現職。「教科はツールである」という考えのもと、既存の学校教育の枠にとらわれない改革を進める。
庄子寛之(しょうじ ひろゆき)氏
ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンター 主席研究員
元東京都公立小学校指導教諭。約20年の教員生活を経て、2023年度よりベネッセ教育総合研究所に所属。大学院で臨床心理学を修めた知見を生かし、「先生の先生」として全国の教育委員会・学校向けに研修や保護者向け講演を多数実施。女子ラクロス日本代表監督としてU-19世界大会5位入賞など指導実績も持つ。著書多数。
中本 正樹(なかもと まさき)氏
Nakamasagas代表/早稲田大学デモクラシー創造研究所招聘研究員
茨城県小美玉市役所に26年間勤務し、住民参画型の文化センター「四季文化館みの~れ」の立ち上げ・運営や、「全国ヨーグルトサミットin小美玉」の企画運営、広報おみたま改革などを通じて「住民主体・行政支援」の共創モデルを実践。全国初のシティプロモーションアワード金賞など受賞多数。独立後は、これまでの経験を生かし、住民と行政・企業をつなぐ共創プロジェクトの講師・伴走支援を行っている。
ある対談の中で、こんな言葉をいただきました。
「修学旅行は明治時代に始まって、時代に合わせて何度も姿を変えてきました。ずっと同じである必要なんてないんです。」
その言葉に、変わることは決して特別なことではないのだと、背中を押していただきました。そして今、時代もまた追い風を吹かせています。
次期学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」が掲げられ、2027年に告示、2030年度から順次実施される見通しです。
これまで学校行事として孤立しがちだった修学旅行や校外学習が、探究学習やキャリア教育と結びつき、「学び」の本流へと位置づけられていく。そんな時代が、もう目の前まで来ています。
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🔍こんな方に読んでいただきたい
・学校の先生・校長先生探究学習やキャリア教育の「本物の生きた教材」を探している方
・行政・自治体職員若者の流出や関係人口の創出など、地域の課題に向き合う担当者
・地域の事業者・働く大人子どもたちとの出会いを通じて、仕事の誇りや地域とのつながりを育みたい方
・旅行や観光業に携わる方手配業にとどまらず、「学びのコーディネーター」として新たな価値を創りたい旅行会社、観光事業者
・保護者・子どもたち学校の外での学びや、地域とつながる新しい教育のあり方に関心のある方
本が「方法」を伝え、動画が「入口」をつくる。この両輪で、新しい教育旅行の可能性を、全国の学校・自治体・地域・ご家庭へ届けていきます。
そのためには、対談の撮影や編集、スタジオ・会場の確保など、誰もが無料で見られる形で発信を続けるための資金が必要です。
6年前、私はたったひとりで、誰にも言えない勝負に出ました。今回は違います。今回は、みなさんと一緒に勝負がしたいのです。皆さんのご支援は、この本を全国へ運ぶ「翼」になります。
このプロジェクトは、本の発売後も11月21日まで続きます。今すぐ応援してくださる方はもちろん、まずは本を読んで「たしかにそうだ」と感じてくださった方も、ぜひこの挑戦に加わっていただけたらうれしいです。
そして、この本から始まる新しい教育旅行の物語を、一緒につくっていけたらうれしいです。
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📚本書の目次
はじめに
第1章 旅が、子どもと地域の未来をつくる「あすたび」という挑戦
・「水戸ってどこ?」からすべてが始まった
・コロナ禍に舞い込んだ学校からの相談
・再発見した“車で15分圏内”の魅力
・教育旅行はこのままでいいのか?
・今の子どもたちを取り巻く状況とは?
・「本物の学びの旅」は何を育めるのか?
・若者の人口流出に“旅”で向き合う
・教育旅行×地方創生という道
・明日に生きる旅、「あすたび」へ
第2章 「シゴトリップ」実践マニュアル
・職場体験プログラム「シゴトリップ」とは?
・「シゴトリップ」の1日
・「探究×地域のあらゆる仕事」を一つの型にする
・STEP1 「魅力ある旅とは何か」を再定義しよう
・STEP2 自分の足元を再発見しよう
・STEP3 行政・地域おこし協力隊と連携しよう
・STEP4 まずは自分で体験してみよう
・STEP5 生徒たちの受け入れを依頼しよう
・STEP6 校長先生と一緒に旅をつくろう
・STEP7 体験の成果を発信しよう
第3章 大人たちも輝く!教育旅行を支える“地域の革命者6人”の声
・観光は消費をつくる。教育旅行は関係をつくる。
受け入れ事業者|斉藤卓也さん(ファームランドさいとう)
「子どもたちの受け入れが、自分の仕事を見直すきっかけに」
受け入れ事業者|吉川国之さん(茨城乳配株式会社)
「子どもたちに教えることで、会社も成長する」
地域おこし協力隊|坂本裕二さん・松崎侑奈さん(株式会社いろり)
「教育旅行への関わりが、任期終了後の生存戦略になることも」
行政|田那辺孝さん(茨城県大子町・財政課・課長)
「教育旅行は、地域の魅力を再発見する機会になる」
行政|菊池克実さん(茨城県営業戦略部・営業企画課・課長)
「主役が輝く名脇役として」
第4章 教育旅行は学校をどう変えるのか?
東洋英和女学院小学部|吉田太郎部長
「子どもには、本物を見せたい」
つくば市立学園の森義務教育学校|永井英夫校長
「心が動く体験が、人を育てる」
白百合学園小学校|保倉啓子校長
「リアルな体験は、子どもの原体験になる」
関東学院中学校高等学校|伊藤哲平先生
「点ではなく、線で学ぶ」
東海村立東海南中学校|石川友康先生 (現:東海村教育委員会指導主事)
「行事を探究へ変える。それが学校改革の第一歩」
終章 なぜ、教育旅行は変わらなければならないのか?
対談|平井聡一郎先生 × 尾崎精彦
おわりに
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💰資金の使い道
このプロジェクトは、本を出版して終わりではありません。
本を手に取った先生や保護者、自治体の方、地域で活動する方々へ、その想いをより深く届けるために、対談動画の制作や出版記念イベントまでを含めた、一つのプロジェクトとして取り組みます。
皆さまからいただいたご支援は、主に以下の費用に活用させていただきます。
・書籍の印刷・制作費
・デザイン・撮影・編集など制作チームへの報酬
・対談動画の制作費
・全国へ届けるための広報・PR費
・出版記念イベント運営費
・リターンの制作・発送費
・CAMPFIRE手数料
このプロジェクトでは、制作に関わる皆さまへ適正な報酬をお支払いし、持続可能な本づくりを目指しています。
また、本を制作するだけでなく、本当にこの本を必要としている先生方や自治体、地域の皆さまへ届けるため、広報・PRや対談動画などを通じた継続的な情報発信にも力を入れていきます。
プロジェクト全体では約300万円の費用を見込んでいますが、まずは書籍の出版、対談動画の制作、出版記念イベントの実現に向けて、第一目標金額を200万円に設定しました。
皆さまからいただいたご支援を力に、この本と対談動画を全国へ届ける挑戦を、最後まで責任を持って進めてまいります。
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🗓️スケジュール
クラウドファンディングの募集期間から、書籍発売、出版記念イベントまでの流れです。

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💡リターンのご紹介
書籍を手に取っていただくプランから、茨城を楽しむプラン、実際に教育旅行を体験するプラン、企業・団体として応援いただくプランまで、さまざまなリターンをご用意しています。
今後も新しいリターンを順次追加予定です!
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エピローグ 次の舞台は、あなたの地域です。

▲日頃お世話になっている地域の事業者や行政関係者の皆さんと。「あすたびオールスター感謝祭」にて。
6年前、妻にも言えずに始まったこの物語は、たくさんの人に支えられて、ここまで来ました。
子どもたち。先生方。受け入れ事業者のみなさん。行政のみなさん。そして、無茶な社長についてきてくれたスタッフたち。
でも、この物語には続きがあります。
次の舞台は、茨城ではありません。あなたの地域です。
「うちの地域には何もない」——本当にそうでしょうか。
あなたの町にも、本気で働く大人が、必ずいるはずです。
先生も、保護者も、地域の大人も。子どもの学びは、大人の関わり方で変えられます。
この本と動画が、その人たちと子どもたちが出会うきっかけになれたら。
子どもたちの明日のために。地域の未来のために。
続きは、あなたと一緒につくらせてください。
子どもたちへ。
いつか、あなたの心を動かす大人に出会えますように。その出会いを、私たちは全国につくり続けます。
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アーストラベル水戸株式会社について
アーストラベル水戸株式会社は、「明日に生きる旅」をコンセプトに、茨城県水戸市を拠点に展開する茨城専門の旅行会社です。
地域で働く人や、農業・ものづくり、研究・先端技術など、茨城にあるさまざまな現場を旅や学びにつなげることを得意としています。教育旅行をはじめ、企業・自治体と連携した旅やイベントなどを企画しています。
なかでも教育旅行では、職場体験プログラム「シゴトリップ」や、学校ごとの教育方針・テーマに合わせたオーダーメイド型のプログラムを展開。2026年には「シゴトリップ」が、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)主催「ツアーグランプリ2026」国内旅行部門・優秀賞を受賞しました。
Webサイト:https://earthtravel2019.com/
note:https://note.com/earthtravel_mito
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代表者:尾崎精彦(おざき きよひこ)について
アーストラベル水戸株式会社 代表取締役
一般社団法人 森と未来の学校 代表理事
1999年、東急観光株式会社(現・東武トップツアーズ)に入社。水戸支店に配属され、旅行業界でのキャリアをスタート。約9年間勤務した後に退職し、個人事業主として独立。その後、東急観光時代の先輩が創業したアーストラベル水戸の仕事にも携わるようになる。
2020年、コロナ禍で旅行業界が大きな打撃を受けるなか、創業者の引退に伴い、第三者承継によってアーストラベル水戸を引き継ぎ、代表取締役に就任。コロナ禍を機に、教育旅行事業に注力。学校と地域の事業者をつなぎ、子どもたちが地域で本気で働く大人と出会う職場体験プログラム「シゴトリップ」などを展開。
2026年、「シゴトリップ」が一般社団法人日本旅行業協会(JATA)主催「ツアーグランプリ2026」国内旅行部門・優秀賞を受賞。
現在は、アーストラベル水戸株式会社代表取締役のほか、一般社団法人 森と未来の学校代表理事を務め、地域と学校をつなぐ教育旅行の可能性を広げる活動に取り組んでいる。
2026年10月、これまでの実践をまとめた初の著書を出版予定。







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