昨晩、「日本製の覚悟店」のクラウドファンディングが終了しました。まずは、最終結果をご報告させてください。ご支援者数:1,544名ご支援総額:9,755,296円本当に、本当にありがとうございました。1,544名。改めてこの数字を見ても、まだ実感が追いついていないところがあります。一人ひとりに暮らしがあって、大切にしていることがあって、その中から僕たちの挑戦に時間を使い、お金を託してくださった。決して当たり前のことではありません。ひとりでは絶対に見ることのできなかった景色でした。日本製の覚悟店を一緒につくってきた仲間たち。いつも僕たちのものづくりや挑戦を見守ってくださる皆さま。今回のクラウドファンディングをきっかけに、初めて僕たちのことを知ってくださった皆さま。そして、何度も発信を広め、励ましの言葉を届け、最後の最後まで背中を押してくださった皆さま。そのすべてが重なって、この結果につながりました。何度お礼を申し上げても足りませんが、改めて、心から感謝申し上げます。小さな町工場から始まった挑戦。「絶対にやったるんで!」そんな気合いと勢いで始めたプロジェクトでした。もちろん、実現できると信じていましたが、その一方で、理由のはっきりしない不安も、ずっとありました。僕たちが目指しているものは、本当に伝わるだろうか。まだカタチになっていない未来に、どれだけの方が期待してくださるだろうか。田舎の小さな町工場の倅が、こんな大きなことを言ってしまって、本当にいいんだろうか。そんなことを考えなかったと言えば、嘘になります。それでも、初日から想像を超えるほど多くの方が応援してくださいました。日を追うごとに応援の輪が広がり、当初の目標を達成し、さらに掲げた1,300名という目標も超えました。そして、最後は1,544名。9,755,296円という、本当に大きなご支援をいただきました。ここまで来られたのは、僕たちに特別な力があったからではありません。一緒に挑戦してくれた仲間がいて、信じて応援してくださる方々がいて、その想いをまた別の誰かにつないでくださった。その積み重ねです。田舎の小さな町工場の倅でも、小さな火種くらいにはなれる。それを、皆さまと一緒に証明できたような気がしています。そして、もしかすると今回の挑戦を見て、「あいつら、すげぇな」だけではなく、「自分たちにも、何かできるかもしれない」そう思ってくださった町工場や職人さんが、一人でもいるなら。それは僕にとって、今回の結果と同じくらい嬉しいことです。今回、これほど多くの方々に応援していただいたからこそ、改めてお伝えしたいことがあります。僕たちが目指しているのは、日本製を守ってもらう未来ではありません。「日本製が大変そうだから、買ってあげよう」「町工場が苦しそうだから、助けてあげよう」「職人さんが可哀想だから、応援してあげよう」そうじゃないんです。「なにこれ、めっちゃいいやん!」「うわ、これ欲しい!」「日本製って、こんなにおもしろいんだ!」そんなふうに、純粋に魅力を感じて、楽しみながら選んでもらえる。作り手がどれだけ苦労したかを知らなくても、欲しくなる。そして、手に取ったあとに作り手の想いや背景を知って、もっと好きになる。そんな日本製が、もっともっと増えてほしい。日本製だから買ってもらうのではなく、欲しいと思って選んだものが、日本製だった。僕は、そんな未来をつくりたいんです。今回、皆さまからご支援いただいた資金をもとに制作するWEBサイトも、そのための挑戦です。ただ商品を並べて販売するだけのサイトにはしたくありません。日本全国には、まだまだ知られていない技術があります。素晴らしいものをつくっているのに、なかなか知ってもらう機会のない作り手がいます。一方で、そんな日本製に出会えたら、きっと喜んでくださる方々もいるはずです。その出会いを、もっと増やしたい。作り手が胸を張れて、見つけた人がワクワクして、ちゃんと欲しくなって、ちゃんと選ばれる。そして、その一つの買い物が、作り手の次の仕事につながっていく。そんな場所に育てていきたいと思っています。みなさんが込めてくださった期待を、次の結果へ。クラウドファンディングは、昨日で終了しました。でも、僕たちの挑戦は、ここからが本当のスタートです。今回いただいたご支援は、決して軽いものではありません。1,544名の方々の気持ちがあります。僕たちの挑戦に可能性を感じてくださったこと。まだ完成していないものに、期待を寄せてくださったこと。これから先の未来を、少しだけ僕たちに託してくださったこと。その一つひとつを、しっかりと受け止めています。だからこそ、ここからの仕事でお応えしたい。まずは、お約束したWEBサイトをきちんとカタチにすること。そして、完成させて終わりではなく、作り手と使い手が出会い、商品が選ばれ、次のものづくりにつながっていく場所として、少しずつ育てていくこと。簡単な道のりではないと思います。きっと、うまくいかないこともあるでしょう。それでも、一つひとつ向き合いながら、前に進んでいきます。進捗についても、良いことばかりではなく、課題も含めて、できる限り丁寧にお伝えしていくつもりです。今回いただいた応援を、「応援してよかった」という一度きりの気持ちで終わらせたくありません。何年か先に振り返ったとき、「あのとき応援して、本当によかった」そう思っていただけるような仕事をしていきたい。そして、今回の挑戦をきっかけに、僕たち以外の町工場や職人さんにも、次の可能性が生まれていく。そこまでつなげられたらと思っています。リターン品のお届けについてご支援いただいた皆さまへのリターン品につきましては、順次準備を進めてまいります。また、発送状況やお届けに関する大切なお知らせにつきましては、こちらの活動報告を通じて随時ご案内いたします。お届け先のご住所などに変更がある場合は、発送準備の都合上、お早めにご連絡いただけますと幸いです。皆さまが選んでくださった品物を、最後まで丁寧に仕上げ、お届けすること。それも、今回の挑戦に参加した作り手としての大切な責任です。どうぞよろしくお願いいたします。最後に。今回のクラウドファンディングを通じて、僕自身、たくさんのことを教えていただきました。一人ではできないことも、仲間となら挑戦できる。小さな町工場からの発信でも、誰かに届く。そして、その誰かが、また別の誰かにつないでくださる。1,544名という数字を見ながら、これまでのことを思い返しています。誰にも知られていなかった頃のこと。自分たちのものづくりを、どうやって届ければいいのかわからなかった頃のこと。何度も失敗しながら、それでも少しずつ前に進んできたこと。あの頃の自分に、今の景色を見せてやりたい。そんなことを、少し思いました。でも、ここまで来られたのは、僕ひとりの力ではありません。覚悟店の仲間たちがいて、応援してくださる皆さまがいて、そして日々ものづくりに向き合ってくれる職人たちがいる。そのことを、決して忘れずにいたいと思っています。今回の結果は、僕たちにとって大きな自信になりました。同時に、これから果たすべき約束も、たくさんいただきました。だから、ここから。もっとおもしろくしよう。もっと格好よくしよう。もっと欲しくなるものをつくろう。「日本製って、いいよね」そんな言葉が、特別なことではなく、当たり前に聞こえてくる未来を。一つひとつの仕事で、少しずつ近づけていきたいと思っています。皆さまのおかげで、挑戦するための大きな一歩を踏み出せただけです。だからこそ、その一歩を、必ず次につなげます。本当に、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。めっちゃいいもん、つくってやろうぜ。日本製の覚悟店の言い出しっぺ株式会社笏本縫製代表取締役 笏本達宏




