
「オリジナルグッズを作りたいね」という声は、以前からメンバーの中でありました。
手ぬぐいは用途も幅広く、好きな人も多いということで、まずは興味のある有志が集まり「手ぬぐい部」が発足しました。もちろんお祭りに間に合わせるつもりで、ただこの時点で8月8日のお祭りまで1ヶ月切っていました。笑
「メインに『くらしごと』の文字を入れて、あとはスタンプでオリジナルの手ぬぐいが作れたら楽しいね!」というところから始まり、手ぬぐい部のグループLINEでは次々とアイデアが飛び交いました。
今年は五右衛門オリジナルの民謡「田植え唄」が完成。比叡山を望む田んぼで、唄いながら田植えをするという一日がありました。この光景が、今回の手ぬぐいのデザインの原点になっている気がします。

(田植え歌を歌いながら♬)
舞台は上高野ごえもんの田んぼ。夏祭りで竹を組んで作るかっこいい櫓のイメージも!
比叡山から昇る太陽をミラーボールに見立てて、田植えで唄い踊る人々をイメージし、

(下絵)
田植え踊りのポーズ、稲穂、カエル、田んぼに遊びに来る鴨や青鷺、五右衛門に欠かせないおくどさんの釜にしゃもじ、庭に咲く蓮、それらを自由にスタンプで押せたら楽しいな、というアイデアが膨らんでいきました。

(ワルリー画)
インドのワルリー画のような素朴で温かく愉快なイメージも参考にしました。
仕上がりのクオリティを保つため、スタンプの絵柄は絵が上手な部員に一任。そこから部員全員で手彫りでスタンプを作っていきました。こうしてできあがったのが、今回の見事なスタンプたちです。

(スタンプたち)
当初のデザインは、手ぬぐいの王道であるドット柄をあしらっていました。草案を見ながら試作ミーティングの際、部員が持参してくれた型染め用の古い型を色々と見ていたところ、「このパターン、田植えの稲っぽくて可愛い」という話になり、ドットから今回のパターン模様へと変更。
また所々に空けた隙間は、そこに自由にスタンプを押してもらうための余白です。

(印影)
手ぬぐいのデザインは、スタンプを押さなくても成り立つようにというのも念頭に置きました。
「押していないバージョンも、それはそれで抜け感があっていいんだよね〜」という声もあり、実際にシンプルに比叡山と踊りポーズのハンコだけをポンポンと押している方もいらっしゃいました。
お祭りまでにもう少し時間があれば、ターメリック染めや玉ねぎ染め、ベンガラ染めにも挑戦してみたかったのですが、今回は時間の都合で見送りに。
染めバージョンの手ぬぐいは今後作る予定で、それらの染めがどれも暖色系であることを見越して、印刷色は染めた際にもマッチングするえんじ色にしています。
お祭りに来てスタンプを押してくださった方の出来上がったオリジナル手ぬぐいはとても素敵で、感無量。

(完成品@夏祭り)
お届けする手ぬぐいはこちらで心を込めてスタンプを押して、感謝のお手紙と一緒に送らせて頂こうと思います。
文責:かじこ



