ご挨拶
プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちは、京都府福知山市で夫婦で農業を営む「オオカミファーム株式会社」です。
お米「にじのきらめき」を中心にとうもろこしも育てています。
夫は、農作業全般や農業機械の管理、JAや卸先とのやり取りを担当しています。
妻である私は、とうもろこしなどの畑作の管理・栽培に加え、水稲の移植時には田植え機のメインオペレーターを担当しています。
夫婦二人で力を合わせながら少しずつ農地を広げ、将来は若い世代が農業に挑戦できる会社をつくることを目指してきました。
しかし、2026年5月24日の夜中に発生した火災によって、車庫を含む自宅が全焼しました。
車庫や自宅玄関前に保管していた農機具・設備の多くも焼失しました。
オオカミファーム株式会社を設立したのは、2025年2月5日です。
法人設立からまだ2年目。
ようやく設備を整え、「これから本格的に農業を広げていこう」としていた矢先の火災でした。
今年の春に購入したばかりの農機具も焼失し、来年の米づくりに向けて、もう一度設備を整えなければならない状況です。
来年も地域へお米を届け続けるために。
そして、若い世代へ農業をつないでいくために。
どうかご支援お願いいたします。
2026年5月24日未明、家族が眠る中で火災が発生しました
火災は、家族全員が眠っている間に起きました。
2026年5月24日午前2時ごろ、京都府福知山市にある私たちの自宅で火災が発生しました。
当時、家族全員が就寝していました。
車庫付近から出火したため、爆発音が聞こえるまで火災に気づくことができませんでした。
大きな音で目を覚まし、異変に気づいた時には、すでに車庫付近から火の手が上がっていました。
火災は、両丹日日新聞でも報じられました。
火災後の写真になります
今回の火災では、自宅や車庫、農機具・設備について、保険や共済による補償を受けることができません。
火災当時、自宅と車庫は賃貸物件でしたが、私たち自身は火災保険に加入しておらず、貸主様側でも保険には加入されていませんでした。
また、農業に関して加入している共済は田んぼを対象としたもので、今回焼失した田植え機をはじめとする農機具や設備は補償の対象外となります。
そのため、農業を続けていくために必要な農機具や設備は、自分たちで一つずつ再購入・整備していかなければなりません。
出火原因については、現在も特定されていません。出火原因は不明になりますが、再建にあたっては専門業者へ相談しながら、火災報知器・消火器などの防火設備の強化、防犯カメラの設置、設備の点検・見直しを定期的に行うなど防災・防犯の意識も高めていきます。
再び同じ出来事を繰り返さないために、安全で安心できる環境づくりを徹底し、再出発を目指します。
住む場所と農業の拠点を同時に失いました
火災現場を目の前にした時、最初に感じたのは絶望でした。
住む場所も、農業に必要な機械も、これまで少しずつそろえてきた設備も、すべてを一瞬で失いました。
法人として「これから大きく頑張っていこう」としていた矢先の出来事でした。
それでも、農作業を止めることはできません。
お米づくりはすでに始まっており、周囲の方々に助けていただきながら、田植えはなんとか終えることができました。
しかし、機械や道具を失ったことで、約1週間、農作業を進めることができない状態が続きました。
周囲の方から農機具を借りたり、一部の作業をお願いしたりしながら続けてきましたが、農機具はそれぞれの農家にとって必要なものです。
使用する時期も重なるため、長期間借り続けることは現実的に難しい状況です。
また、現在も生活と農業の拠点となる場所がなく、農作業や設備の管理にも大きな負担がかかっています。
進みたい。進まなければならない。
そう思う一方で、機械を失ったことで作業を止めざるを得ません。
農業を続けたいという気持ちと、再び多額の設備投資をしなければならない現実の間で、何度も悩みました。
現在の暮らしについて
火災後、現在は私の実家に家族で仮住まいをしています。
毎日の子どもの送り迎えや農地までの移動には片道30分以上かかり、炎天下の農作業中にも途中で戻れる場所がありません。
火災当日に残ったものは、それぞれが着ていたパジャマと私の携帯電話だけでした。
生活用品や家財のほとんどを失い、小学1年生の娘のランドセル、今年の春に購入した仕事用のパソコン、主人の携帯電話も焼失しました。
農業は秋の収穫期まで大きな収入が入らないため、生活用品と農業に必要なものを同時に買いそろえることが難しく、生活と仕事の両面で少しずつ立て直している状況です。
火災によって、今年の作付けにも大きな影響が出ています
火災によって、今年の作付けにも大きな影響が出ています。
火災によって育苗設備や農機具を失い、予定していたお米の作付けを減らさざるを得なくなりました。
また、一部の農地では栽培する作物を変更するなど、当初予定していた営農計画を大きく見直すことになりました。
とうもろこしも大きな影響を受けました。
畑へ植え付けていたとうもろこしは、火災後に十分な管理ができず枯れてしまい、さらに、自宅前で育てていた植え付け前の苗も火災で焼失しました。
毎年、私たちのとうもろこしを楽しみに待ってくださる方がいます。
今年はその期待に応えることができず、本当に悔しく思っています。
さらに、本来であれば稲刈り後に予定していた麦の栽培も、再建費用の負担から断念せざるを得ない可能性があります。
火災によって失ったのは、農機具や設備だけではありません。
今年育てるはずだった作物や収穫、そして皆さまへお届けするはずだった農産物にも、大きな影響が及んでいます。
夫婦で始めたオオカミファーム
夫は以前から、田舎での暮らしや農業に興味を持っていました。
2020年、仕事で使用する倉庫を探していた中で福知山市とのご縁があり、移住することになりました。
その後、倉庫の近くにある田んぼを借りられることになったのをきっかけに、以前から興味のあった農業を始めました。
最初に借りた田んぼは3枚。
面積は70アール、約7反でした。
古物の仕事を通じて農業機械一式を手に入れたこともあり、最初は趣味として始めた農業でした。
しかし、少しずつ農地が増え、管理する面積も大規模農家に近づいていきました。
夫が抱いていた「農業を会社として大きくしたい」という夢を、私も一緒に叶えたい。
そう考え、2025年にオオカミファーム株式会社を設立しました。
現在は、約23ヘクタールの農地を管理しています。
気候の変化にも対応できるお米「にじのきらめき」
私たちは「にじのきらめき」という品種のお米を育てています。
これまでは主にコシヒカリを育てていましたが、近年は高温や水不足の影響が大きくなっています。
にじのきらめきは、高温に強く、安定した収量が期待できる品種です。
粘りがあり、コシヒカリに近い味わいを持つお米でもあります。
消費者の皆さまへ安定してお米を届けながら、生産者も継続してお米を作れる環境を整えたい。
そう考え、この品種を選びました。
私たちが目指しているのは、何十年先も日本のお米が食卓へ届く未来です。
高齢化や後継者不足によって離農する方が増えていく中で、農地を受け継ぎ、日本の食料自給率を守っていきたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
今回のクラウドファンディングでは、来年春の米づくりに向けて、焼失した農機具や設備を再び整えることを目指します。
特に、春の育苗に必要な設備がなければ、来年のお米づくりを始めることができません。
来年も自分たちの手で苗を育て、田植えを行い、地域の皆さまへお米「にじのきらめき」を届けたい。
そのために農機具や設備の再購入・整備を進めます。
農機具や設備は、苗を育て、田植えを行い、その後の農地を管理していくために欠かせないものです。
農業は、決められた時期に作業を進める必要があります。
必要な機械がないからといって、苗の成長や季節が待ってくれるわけではありません。
来年の春にもう一度、自分たちで苗を育て、田植えを行うためには、農機具や設備を再び整える必要があります。
農機具や設備を再び整えた先には、若い人が農業に挑戦できる会社をつくっていきたいと考えています。
農業を始めたいと思っても、農地や農業機械、資金など、多くの壁があります。
私たち自身も、法人設立直後で実績や信用が十分ではなく、設備投資に必要な融資を受けることの難しさを経験してきました。
だからこそ将来は、人を雇い、若い人が安心して農業に挑戦できる環境をつくりたいと思っています。
ご支援いただいた資金の使い道
皆さまからいただいたご支援は、火災で失った農機具や設備の再購入、保管場所の整備、プロジェクト実施に必要な費用として大切に活用いたします。
現時点で確認できている主な再購入・整備予定費用は、以下のとおりです。
今回のクラウドファンディングでは目標金額を700万円としてますが、そこからプラットフォーム手数料やリターンの制作・発送コストを差し引くと、実際に使える金額は約450万円前後となる見込みです。
私たち自身も約200万円の自己資金を準備し、できるところから少しずつ再建を進めています。
今回の火災では、自宅・車庫および焼失した農機具や設備について、保険や共済による補償を受けることができません。
そのため、農業を続けるために必要な設備をもう一度整えるには、大きな自己負担が必要となります。
私たち自身でもできる限りの資金を用意したうえで、それでも不足する再建費用について、皆さまのお力をお借りできればと考えています。
| 項目 | 使用内容 | 概算 |
| 田植え機 | 来年の田植えに必要な機械 | 420万円 |
| 育苗設備 | 苗を育てるための設備 | 88万円 |
| 苗箱 | 水稲の育苗に使用 | 24万円 |
| 草刈機 | 農地の維持管理 | 28万円 |
| 農業用備品 | 車庫内で焼失した備品類 | 8万8,000円 |
| 整備 | 保管場所整備 | 120万円 |
リターン費用やCAMPFIRE利用手数料を除いても6,888,000円になります。
※上記金額は現時点での予定金額です。実際の購入価格や整備内容により変更となる場合があります。
リターンについて
ご支援くださった皆さまへ、感謝の気持ちを込めたリターンを提供します。
・応援プラン
・お米「にじのきらめき」
・お米「にじのきらめき」と蕎麦のセット
・とうもろこしの収穫体験
・農業体験
・個人・法人向けスポンサー
・お名前掲載プラン
など
火災の影響や今後の収穫状況を踏まえ、確実にお届けできる内容と数量を確認した上で設定いたします。
今後のスケジュール
2026年9月:クラウドファンディング開始予定
2026年10月:クラウドファンディング終了予定
2026年冬:必要な農機具・設備の購入
2027年春:育苗・田植え準備
2026年:お米「にじのきらめき」、そばのリターン発送予定
2027年1月以降:農業体験等のリターン実施
※設備の納品状況や農作物の生育状況により、変更となる場合がございます。
その際は活動報告を通じてご報告いたします。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私たち家族は3月末ごろから、田植えに向けた農作業を続けてきました。
農繁期のため、休みの日にも子どもを遊びに連れて行く時間をつくることができず、子どもも一緒になって農作業を手伝ってくれていました。
家族3人でお出かけした際の写真ですあと1か月ほど家族みんなで頑張れば、田植えが終わる。
農作業が少し落ち着いたら、家族でゆっくり過ごそう。
火災の前夜にも、「あと1か月、みんなで頑張ろう」と話していたばかりでした。
ただ家族みんなで、この農繁期を乗り越えようと一生懸命頑張っていただけなのに。
焼けていく自宅や農機具を目の前にし、絶望感と悔しさで涙が止まりませんでした。
自宅と車庫の火災によって、住まいそして多くの農機具を失いました。
会社としてこれからという時期に起きた火災で、何度も農業を続けることの難しさを感じました。
何度も絶望しました。
それでも、私たちは前を向きたい。農業を諦めたくありません。
それでも、火災後には多くの方が私たちを支えてくださいました。
お見舞金を届けてくださった方、農機具や道具のことで声をかけてくださった方、今も私たちの気持ちに寄り添ってくださっている方がいます。
普段から私たちの農業を応援してくださっていた方が、
「こんなに頑張っているのに」
と、自分のことのように涙を流してくださいました。
その姿を見て、私たちも涙が止まりませんでした。
人の温かさに触れ、私たちがたくさんの方に支えられていることを、改めて感じました。
これまで農地を託してくださった方、私たちの農産物を待ってくださっている方、そして火災後に支えてくださった方々のためにも、もう一度立ち上がりたいと思っています。
来年も京都・福知山から、お米「にじのきらめき」を届けたい。
そしてその先には、若い世代が農業へ挑戦できる会社をつくりたい。
今回いただいたご支援を、私たち夫婦の再出発だけで終わらせるのではなく、地域の農業と次の世代へつないでいきたいと考えています。
私たち夫婦だけでは、来年春までにすべての設備を再び整えることは簡単ではありません。
どうかオオカミファームの再建にお力を貸していただけないでしょうか。
温かいご支援、そして周囲の方へのご紹介・拡散を、どうぞよろしくお願いいたします。
また最新情報は、公式SNSからも随時発信していきます。
どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
オオカミファーム株式会社
大上安菜
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



