2026/08/06 10:00
サンプルが届いた日のことを、はっきり覚えています。
段ボールを開け、緩衝材を外し、SnapStandを手に取りました。
そのとき最初に口をついて出たのは、「重い」でした。
直径約13.9cm、高さ約23.2cm。両手に収まるほどの大きさなのに、重量は約1kgあります。
正直に書きます。私は一瞬、これは欠点ではないかと考えました。もっと軽くできなかったのか、と。
その考えが変わったのは、机に置いてタブレットを載せ、画面に指を伸ばしたときでした。
タップしても、動かない。スワイプしても、揺れない。
軽ければ良かったはずのものが、重かったからこそ、手を添えずに済んでいました。
スタンドを押さえるために、もう片方の手を出す。あの当たり前だった動作が、まったく必要ありませんでした。
重さは、削り忘れたものではなかった。残されたものでした。
ではその約1kgは、どこに、どう配分されているのか。明日は、ベースの内側の話をします。



