お世話になっております。GAWの樋口太陽です。
「大人だし、関係ないから、YOIいらなくね?」って思っている皆様へ。
そう思われるのも、もっともです。だってこのクラファンのタイトルは
小中学生向け「よいところを発見する力」を育むボードゲーム『YOI』をつくりたい
ですもの。このゲームは、小中学生の教育現場で活用できるように配慮し、工夫しながら制作したものです。漢字には全てルビ(読み仮名)をふって、難しすぎる言葉や、小学生に馴染みのない単語は、一切入れていません。あくまで小中学生のためにつくったゲームです。
しかし、ここであえて強く言いたいことがあります。
大人にこそ、YOIが必要です。
今までに、さまざまな年齢の人と幾度とないテストプレイして気づくこと。それは、YOIをすることが苦手な人は、子どもよりも、むしろ大人であることです。
ここで改めて、ルールブックに記載されている「YOIをする」の定義を見てみましょう。
いかがでしょうか。ディスプレイの前のみなさまは得意ですか?苦手ですか?物事のよいところを見つけるだけでは、YOIには至りません。見つけたそれを、他者に言語化して伝えるところまでがセットで、「YOIをする」が成立します。
そして、同じくルールブックに記載されているこちら
ディスプレイの前のみなさまは、得意ですか?YOIは、これらの力を鍛えるゲームです。この力、ぜんぶすでに持ってるから大丈夫ですという方は別として、
大人の皆様も、だんだんこのゲームを無視できなくなってきたのではないでしょうか。
制作段階のたくさんのテストプレイとともに、実際にさまざまな現場で、大人だけで遊ぶことの実践も積んできたので、今日はその話題。
GAWで行う、異業種交流ゲーム会というイベント。肩書きを忘れ、ボードゲームを通じた大人の交流を楽しむ会です。
なんとこの大人っぽい会で、YOIをプレイしました。はじめましての紳士淑女が「しいたけ」など、今まで深く考えもなかったモノに、YOIをしていくという非日常。
皆がそれぞれの人生経験から繰り出す、様々なYOIを聴いて、話して、お互いに刺激を受け合う交流が産まれます。
また、こちらは小布施町立図書館の館長さんとのYOI。
様々なキャリアを経て、図書館の館長になられた新城さんによる、深みのあるYOI。YOIはトークを中心としたゲーム。大人同士のYOIは、歩んできた人生の深みが表れる、とても贅沢なひとときなのです。
ちなみに、新城さんと、僕とでお話したPodcastがあるので、ぜひ聴いていただきたいです。新城さんの傾聴力と深掘り力によって、楽しすぎる収録になりました。
「読書のまにまに」前編
「読書のまにまに」後編
さて、こちらは都内で行ったYOI体験会。
GAME2「あなたのもとへ!ヨイレスキュー」
自分にダメ出しをするモノに対して、それぞれのYOIでレスキュー!助けることができるのか真剣勝負です。、高校生、大学生、ビジネスパーソンが、同じテーブルを囲み、大盛り上がり!
そして、なんとこちらはご年配の方々向けのイベント。タイトルは「ゲームで脳活」。
物事のよいところを見つけて、言葉にして伝えること。普段使わない部分の頭を使って疲れることも。しかしそれは、楽しくて心地よい疲れです。まさに脳活。
この日、とある方から聞けた、印象的なYOIをご紹介します。「傘」についてのYOI。
「雨の日に傘があると、スーパーとかで会いたくない人から隠れることができるところが、よい」
素晴らしく斬新な着眼点のYOIです。雨からよけるだけでなく、人からもよけれる。もしもゲームの場でなく、同じ言葉を聞いた時と、ゲームの場で聞くのは、まったく印象が変わってきます。
ゲームの場は心理的安全性が高いもの。「そんなことを言ってはだめだ」という規範に支配される空気はありません。自由にアイデアが引き出せやすい環境だから、ただ傘について考え、多面的によいところを発見して、言葉にして伝える。この場は、ただただ、物事のよいところを見つけていく環境。自由な発言が許されるのです。
また、こんな大人のYOIもあります。
フラミンゴリスクラブという番組。わたし樋口太陽・あだちちひろ・多田玲子さんの三人でやっているPodcast番組です。
この #123 秋のYOI祭り! GAME4 ビッグラブのお悩み相談室
にて、ヨイヒーローズになりきって、このお悩みに答えていくのですが、

このYOIというゲームで定義する、YOIの概念とはどういうものなのか、ヒーローズの特性はどういうものなのか?の理解が深まり、物事の見方が変わっていく様をとらえた、深みのある素晴らしい実演になりました。
「GAME4 ビッグラブのお悩み相談室」はプロフェッショナルモード。一番難しいのですが、慣れてくると、最もやりごたえがある、最高に面白くて学びが深いゲームです。
そんなYOIを通して、大人がYOIを覚えて、子どもがYOIを覚えて、足並みがそろった状態で、
年齢も肩書きも超えて、同じテーブルを囲んで対面で、本気で、楽しく。
「物事のよいところを見つけて、言葉にして伝えること」だけに集中することが出来る。
世代間の分断が加速する現代で、こんなパーフェクトなコンテンツあります?
代替案がちょっとわからないぐらい、素晴らしいことだと思います。
とうわけで大人にこそ、YOIをおすすめします。



