私たちが考えたクラフトビール「余火」をもっと多くの人に届けたい!この一本を、地域と一緒につくる次の挑戦へ

こんにちは!私たちは、金城大学総合経済学部 平子ゼミです!

私たちは大学の授業をきっかけに、富山県南砺市、石川県白山市、地域の事業者の皆さん、クラフトビール醸造所のNAT.BREWと一緒に、オリジナルクラフトビール「余火(よか)」を企画しました。
今回のクラウドファンディングでお願いしたいのは、「余火をつくるためのお金を集めたい」ということではありません。
余火を製造するための費用は、すでに確保できています。
クラフトビール|余火
私たちが今回実現したいのは、自分たちが考えた余火を、できるだけ多くの方に知ってもらい、実際に飲んでもらうことです。
そして、余火を一度だけの商品で終わらせず、地域で長く愛される商品に育てること。
さらに、この経験を第二弾、第三弾となる新しい商品づくりにつなげることです。
私たちの最初の挑戦を、一緒に応援していただけないでしょうか。
私たちの挑戦は、授業から始まりました
平子ゼミの発表
余火は、金城大学総合経済学部の授業「PBL演習Ⅲ」から生まれました。
PBLとは、実際の課題について、自分たちで調べ、考え、地域や企業の方と一緒に解決策をつくっていく学びです。
今回のテーマは、「南砺市と白山市をつなぐクラフトビールを企画する」というものでした。
ビールコンペの様子
学部内の9つのゼミが、それぞれの視点からビールの商品名、味、地域との関係、販売方法などを考え、最後に企画コンペを行いました。
そこで最優秀企画に選ばれたのが、私たちの考えた「余火」です。
選ばれたときは、もちろんうれしかったです。
平子ゼミ「余火(よか)」最優秀賞
一方で、
「本当に商品になるんだ」
「自分たちのアイデアを、誰かがお金を払って買ってくれる商品にしなければならない」
という責任も感じました。
授業の中だけで終わる企画ではなく、実際に醸造され、実際に販売される商品になります。
そこから、私たちの本当の挑戦が始まりました。
特産品を入れれば、地域らしいビールになるのか

企画を始めた頃、私たちが最初に考えていたのは、
地域らしい特産品をビールに入れれば、地域らしいビールになるのではないか
ということでした。
南砺市や白山市の農産物、果物、地域ならではの素材を調べ、その素材をビールに入れる案をいくつも考えました。
しかし、話し合いを重ねるほど、私たちは疑問を感じるようになりました。
ただ地域の素材を入れるだけで、本当に南砺市と白山市でつくる意味が生まれるのだろうか。
別の地域の素材に置き換えても、同じ商品になってしまうのではないか。
素材の名前だけを借りるのでは、二つの地域と一緒につくる理由として弱いように思えました。
そこで私たちは、「地域らしさ」とは何かをもう一度考え直しました。
地域らしさは、特産品の名前だけにあるのではありません。
その土地で何を食べてきたのか。
家族や仲間とどこで過ごし、どのような時間を大切にしてきたのか。
季節が変わる中で、どのような料理を囲み、どのように人が集まってきたのか。
その地域で続いてきた暮らし方や、食事の時間にこそ、他の地域にはない魅力があるのではないか。
そう考えたところから、私たちの思いは大きく変わりました。
地域の食事の時間に寄り添うビール

南砺市には、なんとポークを使ったベーコンやソーセージがあります。
白山麓には、ジビエをはじめ、山の恵みを生かした食文化があります。
私たちは、地域の素材そのものをビールに入れるのではなく、
地域の食材や料理を、もっとおいしく楽しむためのビールをつくろうと考えました。
鹿の赤ワイン煮
目指したのは、ベーコン、ソーセージ、豚肉料理、ジビエなどを囲みながら、家族や友人と一緒に飲みたくなるビールです。

ビールのベースは、ほどよいコクがありながら、重くなりすぎないブラウンエール。
そこに、黒胡椒の刺激とスモークウッドの香りを加えます。
黒胡椒の少し刺激的な香り。
焚き火や燻製を思わせるスモークの香り。
猪ミートボール・鹿の赤ワイン煮
肉料理と合わせたときに、お互いのおいしさを引き立てる味を目指しています。
余火は、ビールだけで完成する商品ではありません。
地域の料理と一緒に飲み、人と一緒に食卓を囲むことで完成するビールです。
南砺市と白山市、両方を大切にしたかった
平子ゼミメンバーと道の駅井波の駅長江尻さん
私たちは、南砺市か白山市のどちらか一方だけを紹介するビールにはしたくありませんでした。
二つの地域が一緒に取り組むからこそ、両方の地域に意味のある商品にしたいと考えました。
余火と、なんとポークのベーコンやソーセージを一緒に楽しむ。
余火と、白山麓のジビエ料理を一緒に楽しむ。
将来的には、二つの地域の商品を組み合わせたセットもつくりたいと考えています。
ビールが売れることで、地域のベーコンやソーセージ、ジビエにも興味を持ってもらえる。
逆に、地域の食材をきっかけに余火を知ってもらえる。
一つの商品だけが売れるのではなく、二つの地域の商品や人のつながりが広がっていく。
私たちは、そのような商品を目指しています。

道の駅井波の江尻さんからも、南砺市と白山市のどちらか一方に偏らず、両地域の商品を一緒に届けようとしている点を評価していただきました。
江尻さんから、「せっかく一緒に取り組むなら、片方だけではなく、両方の地域にとって良い商品にしたい」
というお話を聞き、私たちが考えてきた方向は間違っていなかったのだと感じました。
商品名「余火」に込めた思い

「余火」とは、炎が消えた後にも残っている熱や、まだ小さく燃え続けている火のことです。
地域には、昔から大切にされてきた文化、技術、食、人のつながりがあります。
けれど、その魅力が地域の外には十分に知られていなかったり、受け継ぐ人が少なくなっていたりすることもあります。
一見、火が消えたように見えても、その中にはまだ熱が残っています。
誰かが気づき、薪を加え、風を送ることで、その火はもう一度大きくなります。
私たちは、大学生という地域の外側にも内側にもいる立場だからこそ、まだ気づかれていない地域の魅力を見つけられるのではないかと考えました。
私たちの企画が、地域に残る小さな火を見つけ、次の人へつなぐきっかけになってほしい。
そんな思いを込めて、「余火」と名付けました。
余火は、「よか」と読みます。
思わず誰かに、
「これ、よかね!」
と言ってもらえるような商品にしたいという思いも込めています。
ラベルの文字も、人とのつながりから生まれました
中田揮毫「余火」
余火のラベルに使う文字は、白山市鳥越出身のゼミ生である、中田周佑が揮毫しました。
余火という名前に込めた意味や、私たちの企画への思いを伝えた上で、力強さと温かさのある文字にしていただきました。
商品名、味、ラベル、地域とのつながり。
一つひとつを私たちだけで決めたのではなく、さまざまな方と話し合い、協力していただきながら形にしています。
余火の一本の中には、たくさんの人との出会いが詰まっています。
NAT.BREWで、本物のビールづくりを学びました
平子ゼミメンバーとNATBREWの望月さん
余火の醸造を担当してくださるのは、南砺市でクラフトビールをつくっているNAT.BREWです。
私たちはNAT.BREWの醸造所を訪問し、発酵タンクや冷却設備などを見学しました。
このタンクの中で、自分たちが考えたビールが本当に生まれる。
そう思うと、企画書の中にしかなかったものが急に現実になったように感じました。

醸造を担当する望月さんからは、
「ビールづくりは、子育てみたいなものです」
というお話を聞きました。
ビールを発酵させる酵母は生き物です。

毎日同じ状態ではなく、温度、糖度、香り、味が少しずつ変わります。
数字だけを確認するのではなく、実際に味や香りを確かめ、必要に応じて調整する。
甘やかしすぎてもいけないし、厳しすぎてもいけない。
酵母の状態を見ながら、良い方向へ育てていくそうです。

私たちは、レシピさえ決めれば同じビールが自動的に完成すると思っていました。
しかし、実際のビールづくりには、科学的な管理だけでなく、醸造家の経験や感覚が必要です。
余火も、望月さんと相談しながら、黒胡椒とスモークの香りが強すぎず、肉料理と一緒に楽しめるバランスを探していきます。
ビールが苦手だった私たちにも、新しい発見がありました
NAT.BREWさんで試飲する学生
メンバーの中には、普段あまりビールを飲まない人や、
「ビールは苦手です」
という学生もいました。
しかし、実際にNAT.BREWで、味や香りの異なるクラフトビールを試飲し、
果物の香りがするもの。
苦味が少なく、すっきり飲めるもの。
私たちがこれまで思っていた「ビール」とは全く違う味のものもありました。
すると、普段ビールを飲まないメンバーたちが、
「思っていたより飲みやすい」
「これなら飲める」
「次はこっちを飲んでみたい」
という声が出ました。
望月さんからは、
「並んでいる全部を好きになってもらわなくてもいい。その中の一つを『好き』と思ってもらえればいい」
と教えていただきました。
全員に同じように好かれる商品を目指すのではなく、
余火を好きだと思ってくれる人に、きちんと届ける。
誰に、どのような場面で飲んでほしいのかを考えることが大切なのだと学びました。
余火を、一度きりの商品にしたくありません
余火は、約800本を製造する予定です。

まずは、クラウドファンディング、道の駅、地域のイベント、大学祭などを通して、多くの方に飲んでいただきたいと考えています。
そして、飲んでくださった方から、
・どのような料理と合わせたか
・味や香りをどう感じたか
・また購入したいと思ったか
・誰かに勧めたいと思ったか
などの感想を集めたいと思っています。
私たちが確かめたいのは、
学生の授業から生まれたビールが、実際に地域の商品として受け入れてもらえるのか
ということです。
余火を多くの方に知っていただき、
「また飲みたい」
「道の駅で売っていたら買いたい」
「地域のお土産として人に渡したい」
という声が集まり、継続して売れる可能性が分かれば、道の駅井波やNAT.BREWなど、協力してくださっている皆さんと相談しながら、定番商品にしていきたいと考えています。
一度だけ800本をつくって終わるのではなく、地域を訪れたときにいつでも出会えるビールにする。
南砺市と白山市の食事や風景を思い出してもらえるビールにする。
それが、私たちの次の目標です。
なぜクラウドファンディングをするのか
余火をつくるための費用は、すでに確保されています。
それでも私たちがクラウドファンディングに挑戦するのは、単に商品を販売するだけでは得られないものがあると考えたからです。
クラウドファンディングを通して、
・余火が生まれた理由を知ってもらう
・私たちが考え、迷い、地域の方と話してきた過程を伝える
・南砺市と白山市の食や暮らしを知ってもらう
・完成前から応援してくださる方と出会う
・商品を飲んだ感想を、次の企画に生かす
余火は、もう完成が決まっている商品です。
しかし、造ることが決まっただけでは、地域に根付いた商品にはなりません。
多くの方に知ってもらい、飲んでもらい、応援してもらうことで、初めて次につなげることができます。
ご支援の使い道
今回いただいたご支援は、余火をより多くの方に届け、その反応を次の活動につなげるために活用します。
支援金から、梱包費、送料などを差し引いた金額を、主に次の活動に使用します。
1.余火を皆さんに届けるために
リターン用商品の準備
梱包資材の購入
商品の発送
支援者の皆さんへのお礼や活動報告
余火の開発ストーリーを伝えるカードの制作
ビールは重さがあり、安全に届けるための梱包も必要です。
余火を楽しみにしてくださる皆さんへ、私たちの思いと一緒に、丁寧にお届けします。
2.余火をもっと多くの方に知ってもらうために
ポスター、チラシ、店頭POPの制作
写真や動画の制作
SNS等での情報発信
大学祭や地域イベントへの出店
試飲・試食イベントの実施
販売場所を増やすための活動
余火を一度だけ製造して終わるのではなく、定番商品として販売できる可能性を確かめるために活用します。
3.地域の商品と一緒に届けるために
なんとポークとのセット商品の企画
白山麓のジビエ等とのセット商品の企画
地域事業者との打ち合わせ
セット用パッケージや紹介カードの制作
食べ合わせを考える試食・試飲会
余火を入口として、南砺市と白山市の食の魅力も一緒に知ってもらいたいと考えています。
4.余火を定番商品へ育てるために
購入者アンケートの実施
販売結果や感想の整理
味、容量、価格、セット内容等の検討
道の駅井波、NAT.BREW等との継続販売に向けた協議
追加製造に向けた準備
「学生が考えたから一度だけ販売するビール」ではなく、また買いたくなる地域の商品へ育てるために活用します。
5.第二弾の地域共創商品をつくるために
新しい地域を訪問するための交通費
地域の方へのヒアリング
地域資源や暮らしの調査
新商品の企画
原材料の試験購入
試作品の製造
ラベルやパッケージの試作
余火で得た経験を、次の学生や、次の地域の商品づくりへつなげます。
ただ特産品を使うのではなく、その地域の暮らしや時間に寄り添う商品とは何か。
余火で考えたことを、次の挑戦でも大切にします。
目標金額を達成したら
最初の目標では、余火を支援者の皆さんへ届け、余火を広く知ってもらうための広報・販売活動を行います。
さらに多くのご支援が集まった場合は、次の活動へ進みます。
ネクストゴール
なんとポークや白山麓のジビエ等とのセット商品の企画
余火を楽しむ試飲・試食イベントの開催
道の駅や地域イベントで使用する広報物の制作
定番商品化に向けたアンケートや販売検証
さらにご支援が集まった場合
第二弾の地域共創商品に向けた現地調査
新しい地域の皆さんとの企画会議
原材料や味の試作
ラベルやパッケージの検討
に着手します。
余火で終わるのではなく、余火から次の火を起こしたい。
皆さんの応援を、次の挑戦のための力にさせてください
私たちの第一歩を、一緒に育ててください
金城大学総合経済学部 平子ゼミ
余火は、私たちが授業の中で考えたアイデアから始まりました。
最初は「地域の特産品をビールに入れれば、地域らしい商品になる」
と考えていました。
しかし、地域のことを調べ、話し合いを重ねる中で、私たちの考えは変わりました。
地域らしさは、素材の名前だけにあるのではない。
その土地で何を食べ、誰と過ごし、どのような時間を大切にしてきたのか。
その暮らし方に寄り添うことが、地域と一緒に商品をつくることなのだと考えるようになりました。
その答えとして生まれたのが、肉料理と一緒に、人と食卓を囲みながら楽しむビール「余火」です。
余火は、造ることがゴールではありません。
多くの方に知ってもらい、飲んでもらい、
「また飲みたい」と思ってもらう。
そして、道の駅井波やNAT.BREWなど、協力してくださる皆さんと一緒に、地域の定番商品へ育てる。
さらに、余火で得た経験を、第二弾、第三弾の商品づくりへつなげる。
そこまでが、私たちの挑戦です。
一本のビールから始まる、私たちと地域の最初の一歩を、ぜひ一緒に育ててください。
皆さまの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
私たちも応援しています。

NAT.BREW 醸造家 望月さん
「ジビエに合わせて飲みたい、黒胡椒とヒノキを感じるビール」。構想を初めて聞いたときから、このビールは商品化する価値があると確信しました。白山や南砺らしさの表現の仕方が独特で、これまでにないビールに仕上がりました。仕込みの日も朝早くから一緒に汗をかいてくれた学生たち。つくり手として、この挑戦を全力で応援しています。

道の駅いなみ 駅長 江尻さん
地域の力になりながら、ものをつくって売るビジネスの面白さを感じてほしい。そんな思いから応援させてもらうことにしました。「ARAIフェス」でのお披露目は大盛況で、用意した120本が完売。お客さんに一本ずつ手渡す学生たちの姿を、頼もしく見ていました。この挑戦がもっと広がっていくことを願っています。
余火ができるまで。私たちの活動はこちらから
金城大学 総合経済学部note1
金城大学 総合経済学部note2
金城大学 総合経済学部note3
<掲示事項>
1.販売場の名称及び所在地 いなみ木彫りの里創遊館 南砺市北川730番地
2.酒類販売管理者の氏名 木下 喜代美
3.酒類販売管理研修受講年月日 2023年9月20日
4.次回研修の受講期限 2026年9月19日
5.研修実施団体名 砺波小売酒販組合
<クラフトビール協力事業者情報>
NAT. BREW(株式会社NAT.Development)
〒932-0231 富山県南砺市山見1721番1、1722番、1723番1階
酒類販売免許通知書文書番号:砺波法第3085号
通信販売酒類小売業免許を有するNAT.BREW(株式会社NAT.Development)
(通知書文書番号:砺波法第3085号)



