「生きて。それだけでいい。」

「20歳まで生きられるかわからない」と告げられた息子は、21歳になりました。何度も命の危機を越えた20年と、母として泣き、怒り、それでも歩き続けた日々を一冊の本にしました。原稿は完成しています。あと一歩、製本するための費用が足りません。どうか、この本を世に送り出す力を貸してください。

現在の支援総額

164,000円

58%

目標金額は280,000円

支援者数

6人

募集終了まで残り

49日

「生きて。それだけでいい。」

現在の支援総額

164,000円

58%達成

あと 49日

目標金額280,000円

支援者数6人

「20歳まで生きられるかわからない」と告げられた息子は、21歳になりました。何度も命の危機を越えた20年と、母として泣き、怒り、それでも歩き続けた日々を一冊の本にしました。原稿は完成しています。あと一歩、製本するための費用が足りません。どうか、この本を世に送り出す力を貸してください。

明日、息子は心臓カテーテル検査を受けます。


生後2か月から始まった、息子の闘病生活。


気がつけば21年が経ちました。


明日の検査を前にして、

改めて思います。


私はなぜ、この本を書いたのだろう。


それは、

「かわいそうな親子だった」と伝えたかったからではありません。


病気の子どもを育てるということ。


何度も検査や手術を受ける子どものそばにいるということ。


結果を待つということ。


何事もなく一日が終わることを、

心の底からありがたいと思うということ。


そして、


病気があっても、

笑ったり、怒ったり、喧嘩したり、

友達ができたり、働いたり、

誰かを好きになったりしながら、


一人の人間として大人になっていくということ。


その21年間を、

私は残しておきたかったのです。


この本には、

きれいな母親は出てきません。


立派な母親も出てきません。


泣いて、怒って、間違えて、

逃げたくなって、


それでも次の日になれば、

また病院へ向かう。


そんな母親と息子の21年間です。


明日、私はまた、

検査を受ける息子を待ちます。


21年前と同じように。


でも、あの頃と違うことがあります。


生後2か月だった小さな赤ちゃんは、

21歳の大人になりました。


それだけの時間を、

私たちは生きてきました。


だから、この本の中に残したかった。


「生きて、それだけでいい」


それが綺麗事ではないことを。


明日という日が来ることが、

決して当たり前ではなかった家族がいることを。


そして――


それでも私たちは、

ここまで生きてきたということを。


明日の検査が無事に終わりますように。


今日は母親として、

ただ、それだけを願っています。

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