
【活動報告】
小さな身体に植え込まれたペースメーカー
いつも『この一瞬に生きて』の出版に向けて、温かいご支援をいただき、ありがとうございます。
今日は、息子のペースメーカーについてお話ししたいと思います。
息子には、心臓の働きを支えるためにペースメーカーが植え込まれています。
ペースメーカーは電池で動いており、定期的な検査で電池の残量や作動状況を確認します。
電池の残量が少なくなると、電池だけを取り替えるのではなく、ペースメーカーの本体ごと交換する必要があります。
息子の場合は、これまでに受けた手術の関係で、ペースメーカーがお腹に植え込まれています。
交換の際には、お腹を切開し、古い本体を取り出して、新しい本体を植え込みます。
息子が初めてペースメーカーを植え込んだのは、わずか1歳の時でした。
当時の息子は、とても痩せていました。
お風呂に入れると、小さな身体に植え込まれたペースメーカーの形が、外からでもわかりました。
その姿を見るたびに、親として何とも言えない複雑な気持ちになったことを、今でも覚えています。
この小さな身体に、どうしてこれほどのものを背負わせなければならないのだろう。
命を守るために必要な医療だと、頭では理解していました。
それでも、親の心は簡単には割り切れませんでした。
命を守ってくれる医療への感謝と、わが子にこれほどの負担をかけなければならない現実への悲しさ。
その二つの気持ちは、決して矛盾するものではないと思っています。
ペースメーカーは、息子の命を支えてくれる大切な存在です。
けれど、その小さな身体に刻まれてきたものは、決して小さくありません。
私は、こうした医療の現実と、そのそばで生きる家族の思いを、一冊の本として残したいと考えています。
書籍『この一瞬に生きて』の出版に向けたクラウドファンディングは、現在、ネクストゴール30万円に挑戦しています。
一人でも多くの方に、この本を届けるために。
引き続き、温かいご支援と応援をよろしくお願いいたします。



