
こんにちは。みんなのさいわい代表の三宅です。
10周年のクラウドファンディングにあわせて、これまで伴走してきた支援先の皆さんを、出会いのエピソードとともにご紹介していきます。
今回は、NPO法人銀座ミツバチプロジェクトさんです。通称「銀ぱち」さん。親しみを込めて、仲間たちはそう呼んでいます。
銀ぱちさんは、銀座のビルの屋上での都市養蜂から始まり、子どもたちへの環境教育、都市緑化、地域連携、そして耕作放棄地を農地に戻しながら再生可能エネルギーを広げる取り組みへと、活動の幅を広げてきたNPO法人です。
■ 始まりは、40本の動画でした
銀ぱちさんとのご縁をたどると、2017年にさかのぼります。
当時、みんなのさいわいが支援していたNPO法人PVプロボノさん(当時の団体名)から、「制作した40本の動画を評価する方法のプロトタイプをつくってほしい」という依頼をいただきました。
40本すべてを見て、その中から2本を選び、定量・定性の両面から評価する──。その2本のうちの1本が、岩手県の「ジオファーム八幡平」さんの動画でした。

(写真:PVプロボノさんとの活動の様子)
評価方法づくりの記録:https://wp.me/PcBekv-nu
ジオファーム八幡平さんの動画:https://www.youtube.com/watch?v=bHhDW-Op1L0
このご縁で、ジオファーム八幡平の船橋さんにインタビューをさせていただきました。
船橋さんの第一印象は、「おやさしい方」。もともと馬術競技の騎手をされていた方で、自分が関わった愛馬が余生を穏やかに暮らせる環境をつくりたいという想いから、事業を立ち上げられたそうです。
この船橋さんがつながっている方なら、きっと素晴らしい方だろう。そう思って、「お知り合いのNPO法人をご紹介いただけませんか」とお願いしました。そこでつないでくださったのが、銀ぱちさんでした。

(写真は、ジオファーム八幡平の船橋さん) https://geo-farm.com
PVプロボノの新井さんが船橋さんを、船橋さんが銀ぱちさんを。ひとつの支援が、次の出会いを連れてきてくれました。
船橋さんの印象は、「おやさしい方」でした。元々は、馬術競技の騎手をされていましたが、自分の関わった愛馬が余生を暮らせる環境を作りたいという想いで事業を立ち上げました。
そのような船橋さんにつながっている方なら、素晴らしい方だろうと思って、ご紹介をお願いしました。
■ 「意見交換」で終わった最初の日
ご紹介を受けて、2017年11月に銀座の事務所に伺い、副理事長の田中淳夫さんとお話ししました。
この日は意見交換だけで終わりました。支援が決まったわけではありません。それでも、当時の私の投稿を読み返すと、だいぶ興奮していたようです。
当時の投稿: https://wp.me/pcBekv-h4
田中さんのお話には、「みんながドキドキ・ワクワクするような活動をしよう」というストーリーが流れています。
「楽しいこと」「すごいと思うこと」「世間をアッと言わせること」をいつも考えているような印象でした。自分で面白いと思ったことは、すぐに実行する行動力も魅力です。
■ コロナ禍に、もう一度
その後しばらく時間が空き、再会のきっかけとなったのは、みんなのさいわいが作成した「アセスメントシート」でした。NPO法人などが自団体のファンドレイジングの強みと弱みを客観的に評価し、その結果をお知らせするサービスです(現在は行っていません)。
アセスメントシートについて:https://wp.me/PcBekv-1pi
コロナ禍のさなか、これを銀ぱちさんにご案内したところ、田中さんが応じてくださり、もう一度意見交換をする機会が生まれました。そこから、助成金の申請支援が始まったのです。
最初の年に、セブン‐イレブン記念財団の「NPO基盤強化助成」に採択。それ以来、銀ぱちさんへの伴走支援は今も続いています。
採択の連絡を受けたときの、事務局の山本さん(当時)からのメールです。
「みんなのさいわいのみなさま。お世話になっております。昨日、最終審査会を行いました標記の助成金について、ただいま電話がありまして、厳正なる審査の結果、銀ぱちが採択されたとのこと!みなさん、遅くまでいろいろとご助言いただいた賜物です。引き続きどうぞよろしくお願いします。」
田中さんからは、こんなコメントも。
「みんなのさいわいチームの皆様へ。皆様の“四谷大塚”なみのご指導で無事にプレゼン採択されました。大変お世話になりました。」
私自身は、ほっとした気持ちと、初めて採択された大型助成金(年間400万円・3年間)を無事に伴走しきれるだろうか、という気持ちが入り混じっていました。
■ 助成金が開いた、福島への扉
セブン‐イレブン記念財団の助成を元手に、銀ぱちさんは毎月のように福島県を訪問できるようになりました。その積み重ねが、福島市との包括連携協定の締結へとつながっていきます。
福島でソーラー発電を進めるには、地元の関連団体・銀行・市役所などが参加する協議会が必要でした。また、基盤強化助成は3年間と期限が決まっていました。その先を見据えて、「3年後は地球環境基金につなげたい」という思いも生まれてきました。
■ 田中さんからいただいたメッセージ

「資金的にも活動が行き詰まり今後の事業展開を悩んでいた時に、“みんなのさいわい”チームの皆さまから伴走支援を頂きました」
田中さんは、こう書いてくださいました。そして「世界へ向けて次のステージに挑戦して行きたい」とも。
「行き詰まり、悩んでいた」とのお言葉に当時を思い出します。当時は、コロナで、毎年1000人を超える見学者がいなくなり、銀ぱちさんの蜂蜜の販売を協力してくれていた「松屋さん」をはじめとしたレストランやお店にくるお客様が激減して、銀座から人がいなくなった時期でした。
そのタイミングで、セブンイレブンの助成金が決まったのです。
■ この伴走を、次の10年も続けるために
銀ぱちさんとの歩みは、私たちだけの力で生まれたものではありません。誰かが誰かを紹介してくださり、プロボノワーカーの仲間が手を挙げてくれて、はじめて続いてきた伴走です。
こうした支援を、この先もしっかりと続けていきたい。けれど、10年分の支援のノウハウは、いまはまだ代表の私と、限られたメンバーの中にしかありません。そして私は70歳になりました。
だからこそ、次の担い手が育つ学びの場「みんなのさいわい大学(仮称)」を、2028年までに設立します。現在、その第一歩となるクラウドファンディングに挑戦しています。
銀ぱちさんのように社会のために走っている団体の隣に、これからも伴走者がいられるように。ご支援と、このページのシェアで、応援していただけたら嬉しいです。
みんなのさいわい 代表理事 三宅達夫
【12月6日まで挑戦中】目標金額10万円!目標まであと85,000円
みんなのさいわい10周年!次世代へ紡ぐプロボノ・ファンドレイジングの学びの場
https://camp-fire.jp/projects/975198/view



