
熊本ヴィレックスは震災直後から、「今、自分たちにできることを」と、避難所や地域での支援活動を続けてきました。
支援物資の受け入れ・仕分け・配布、炊き出しの手配、食事の提供など、まずは被災された方々を支えることを優先に、今日まで活動してきました。
その中でも、震災から一週間ほどが経った頃からは、地域への支援活動と並行して、チーム再始動に向けた今後の動きにも奔走してきました。
「どうすればチームを存続させられるのか」
「どうすれば11月のVリーグへの挑戦を続けられるのか」
これからのチーム活動や資金確保について模索しながら、再始動に向けた準備を少しずつ進めてきました。
一方、発災直後の数日間は、昼夜を問わず支援物資を受け入れました。
私たちの呼びかけから支援の輪が次々と広がり、熊本県内だけでなく、全国各地から本当にたくさんの支援物資が八代へ届きました。
「物資をご提供いただいた皆さま」
「遠方から届けてくださった皆さま」
「情報を拡散してくださった皆さま」
「そして現地でボランティアとして一緒に汗を流してくださった皆さま」
本当に多くの方々の力がつながったことで、支援体制が十分に整っていない初動の段階から、必要としている方々へ物資を届けることができました。
熊本ヴィレックスだけの力では、決してできなかったことです。
改めて、力を貸してくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
そして、こうした活動を続けながら再始動への道を模索してきた背景には、熊本ヴィレックス自身もまた、被災の只中にあるという現状があります。

経営陣や一部の選手は、今も避難所での生活が続いており、思うように身動きが取れず、チーム運営にも大きな支障が出ています。
さらに、私たちを支えてくださっているスポンサー企業の多くも被災され、予定していたスポンサー活動を進めることができず、正直に申しますと、チームの運営資金が大きく不足している状況です。
11月には、いよいよVリーグが開幕します。
このままではチームの存続、そしてVリーグへの挑戦そのものが危ぶまれています。
それでも私たちは、ここまで地域の皆さまと一緒につくってきた熊本ヴィレックスを、地震を理由に終わらせたくありません。
〝この街の挑戦を、ここで終わらせない。〟
チームだけが立ち上がればいいとも思っていません。
これまで地域とともに歩んできたチームだからこそ、被災した地域の復旧・復興支援も、この先も続けていきます。
地域への支援を続けながら、熊本ヴィレックスももう一度立ち上がる。
ここから、再始動です。
これまで支えてくださった皆さまとともに、この街のこれからを、そして熊本ヴィレックスのこれからを、一緒につくっていけたらと思っています。




