チキン南蛮を冷凍食品にできないだろうか、と考えだした、2026年夏。
■単に凍らせても、お店の味は再現できない。
一口に冷凍にすると言っても、さまざまな予想外なことがでてくる。
まず、揚げた鶏肉を冷凍すると、硬くなる。
タルタルソースはお店と違い、風味が損なわれるなどなど。
そこで、商品開発の担当者に、何度も試食を作ってもらいながら、
あげる前の鶏肉に、工夫をしてもらうなど、鶏肉を柔らかく仕上げてもらった。
また、タルタルソースは、最初、お店と同じレシピで作ってもらったが、冷凍すると玉ねぎの食感がしんなりとして風味が異なる。
食材のカットの大きさの見直しをしたり、食感を想起させる山クラゲを入れてみたり。
そんなこんなで、ほぼ試作品が完成。
しかし、冷凍食品にするから大量生産できるわけではない。むしろ、お店で作るより手間暇かかっているため、どうしてもコストダウンができず、心残りが残る。
■試行錯誤の中で、決めた方向性
1セットを何ピースにするか。
当初ランチと同じ、4ピースにする予定だったが、女性でも気軽に食べられる数にと、1パック3ピースに。1食3ピースを基本に店舗販売用に用意することにした。(※店舗販売用1パック6ピースもあり)
ネット販売分は、6ピース(2食分)を1パックに。2セット、3セットでの販売を予定している。
また、6ピース1パックは、2回に分けても食べやすいように、タルタルソースを2つに分けた。
このタルタルソースも、当初3ピースで60gを予定していた。
60gでも、鶏肉全体にはかかる。だけどどうもしっくりこない。
虎視眈々らしいたっぷり感がほしいと、ねばって80gに最終変更。
お皿に盛り付ける時、したたり落ちるタルタルソースになるように。
その間に、返礼品の品物を決め、デザインを発注し、商品ラベルを作ってもらったり、商品といっしょに渡すしおりを手配したり・・・・。
何度もやることの種類の多さに頭を抱える。
なんとか、形にしたい、あともう少しあともう少し。
商品を売り出すまで、たぶんギリギリまで試行錯誤は続く。



