自己紹介
こんにちは。私は合同会社ゲーミフィ・クリエイティブマネジメンツの石神と言います。
ボードゲームの編集者として、教育・研修・社会課題をテーマにしたボードゲーム(シリアスゲーム)の企画・制作協力をしています。編集者になって約10年、これまでに150件以上のボードゲーム開発に参画してきました。
シリアスゲームの開発手法の研究や、認知の拡大、活用の広がりに向けた活動として、『Play&Learn』の共催や、『シリアスゲームサミット』への登壇などを行ってきました。
Play&Learnやシリアスゲームミュージアムについて、メディアにも取り上げていただきました。
- 4Gamer.net「面白さの一段上に、どうしても伝えたいものがあるのがシリアスゲームの本質。」(Play&Learn主催インタビュー)
- 4Gamer.net「博物館を作るために学芸員資格を取得した石神康秀氏が語る。」
このプロジェクトで実現したいこと
シリアスゲーム、特にボードゲームを作る人は、確実に増えています。
(※私が収集しているリストには、すでに600件以上のシリアスボードゲームが載っています。ニュースなどに取り上げられないものを含めれば、これは氷山の一角だと思います。)
ただし、その大半は、正直に言えば「安易に作られた、学びの薄いゲーム」になってしまっていると感じています。
理由ははっきりしています。シリアスボードゲームの作り方を、体系的に学べる場がないからです。
シリアスボードゲーム開発を教える教育機関は増えつつありますが、まだ第一世代です。つまり、今教えている人自身が「独学」であり、誰かから体系立てて学んだわけではありません。
これでは、良いゲームがたくさん生まれていかないだけでなく、生まれた良いゲームを見つけてもらうことも難しくなります。せっかく数が増えている今だからこそ、良いゲームを作ってほしい。そのためには、お互いに学びあえる環境が必要です。
私たちは、こうした状況を解決したいと考えています。

シリアスゲームミュージアムを作ります
その手段として選んだのが「博物館」という形です。
日本の博物館法は、博物館の役割として「資料の収集」「保管」「調査研究」「展示・教育普及」の4つを定めています。この国の基準に沿ったサイクルをきちんと作り、回し続けることで、シリアスゲームは一過性のブームではなく、蓄積されていく「文化」になれると考えています。
逆に言えば、このサイクルを誰も回さなければ、同じ課題はこの先も繰り返され、放置されたままになってしまいます。だから今、ミュージアムが必要だと考えています。
現時点では、このミュージアムは博物館法に基づく「登録博物館」ではありません。1号館を将来「登録博物館」として認めていただけるよう、実績を積み重ねていきます。
◆1号館の概要
・場所:埼玉県西所沢「アクウカン」内のレンタルスペース
・運営:完全予約制
・プレ開館:2026年11月中旬/正式開館:2027年2月(予定)
現在の準備状況
場所は、西所沢にある「アクウカン」内のレンタルスペースをお借りする形で実現を目指しています。博物館を「完全予約制」とすることで、開館日にはこのレンタルスペースを博物館として使わせていただき、展示物を持ち込んで見ていただけるようにする予定です。
初期収蔵品については、本格的な収集活動はまだこれからですが、私自身がこれまで手元に集めてきたシリアスゲームに類するものを、一旦取りまとめました。
実際にこの場所でゲームを遊んでみる会も行っており、少しずつ「ここでゲームを囲む」という光景が生まれ始めています。
すでに多くの方から「自分のゲームもミュージアムで扱ってほしい」「寄贈・協力します」というお声をいただいており、これから少しずつ集めていければと考えています。
◆メンバー紹介
常田 卓磨…1号館館長、アクウカンゲームズ 代表/株式会社コト・エージェンシー 社長
石神 康秀…事務局長、合同会社ゲーミフィ・クリエイティブマネジメンツ 代表(本文の執筆者)
また、協議会委員を以下3名にお願いしています。
- IGDA日本 佐藤 翔氏
- 立教大学 古澤 輝由氏
- 認定NPO法人サービスグラント 上原 一紀氏
なぜ私たちが、今やるのか
私はもともとITシステム開発の仕事をしていました。大学時代からソフトウェア工学を学び、現場では特に「要求定義・要件定義」の重要性を意識しながら、コンサルタントのような役割も担ってきました。その考え方でボードゲーム開発に関わったとき、伝えたいメッセージを表現する手段としてボードゲームがとても向いていると感じ、ボードゲームの編集者になりました。
編集者になって約10年。この間に、大学の授業、研究、学習塾、地域の街おこし、NPOの啓発活動など、多くの場でボードゲームが作られるようになりました。これはとても喜ばしいことだと思っています。
ただ、ゲーム作りには決まった作法がなく、どのやり方が正しいわけでもありません。そのぶん、多くのやり方と多くのゲームのパターンがあること自体が、まだ十分に知られていません。もっと現場に合った作り方があるかもしれない。すでに同じ、あるいは似たゲームが存在するかもしれない。そうした気づきを得られないまま、多くの人がバラバラに開発しているのが現状です。
たとえば次のような例があります。
・クラウドファンディングで新しいシリアスゲームが登場するとき、「みんなで仲良くなれます」「コミュニケーションが広がります」という説明をよく見かけます。ほとんどのボードゲームに当てはまる言葉で、そのゲームならではの優れた点が伝わっていません。
・地域・大学・企業研修のように単年度予算で作られたゲームは、予算が終わると同時に消費され、歴史に残らないまま消えていくことが少なくありません。次の担当者はおろか、他の組織も参考にできません。
・学会では発表や論文が増えていますが、多くはアンケート結果などの成果報告やルール紹介にとどまり、ゲームの仕組みそのものや他のゲームとの比較まで踏み込んだ議論は、なかなか進みません。
評価軸を作ること、開発環境を整えること、開発手法を共通言語にすること。やるべきことはたくさんありますが、その前に、まず「今どんなゲームが存在し、どんな仕組みが使われているのか」を整理することが必要だと考えました。そのためにはアーカイブが必要です。しかも、一人で完結するものではなく、多くの人が共同で関わっていくものです。そこから、アーカイブのための物理的な場所、つまり博物館という形に行き着きました。
博物館には、集めて保管するだけでなく、調査研究を行い、展示を通して見て触れてもらい、教育につなげていく文化的な役割があります。この仕組みをちゃんと学ぶために、1年かけて博物館学芸員の資格を取得しました。学んだ知識と、学芸員同士の横のつながりを、ミュージアムの運営に活かしていきます。
シリアスゲームには、今のところ明確な定義がありません。目的やテーマを持って意図的に作られたものであれば、ボードゲームに限らず、デジタルゲーム、謎解き、ARGも含めて、すべてシリアスゲームと呼べると考えています。それらの間には、共通する設計手法や考え方があるはずです。まずは自分の領域であるボードゲームから収集を始め、将来はデジタルゲームや謎解き、ARGにも広げていきます。デジタルゲームのアーカイブの取り組みはすでに別の場所で始まっていると聞いているので、連携しながら進めたいと考えています。
1号館は、西所沢の「アクウカン」の常田さんが場所の提供に名乗りを上げてくださったことで、この場所からスタートすることになりました。所沢市民の方々への地域貢献も意識して進めます。
シリアスゲームを専門に収集する博物館は、私たちが調べた限り、世界的に見てもほぼ例がないようです。だからこそ、物を集めてデータベースを作っていくことに意味があると考えています。
シリアスゲームへの関心は、世界的にも高まっています。アメリカに拠点を置く「Games for Change(G4C)」は、社会的インパクトを持つゲームを表彰する世界的なアワードを主催しており、最近になってボードゲーム部門が新設されました。2026年のファイナリストには、日本のボードゲーム『アンクラ!』が選ばれています。受賞こそ逃しましたが、世界のファイナリストに残ったこと自体が快挙です。開発者の大下さんは、開発の過程をご自身のブログに綴っています。

こうした動きは、日本のシリアスボードゲームが世界に通用する水準にあることを示しています。だからこそ、良いゲームを見つけ、正しく評価し、次につなげていく仕組みが必要だと、あらためて感じています。(『アンクラ!』を体験しながら開発者にお話を伺えるリターンもご用意しています。くわしくは「リターンについて」をご覧ください。)
クラウドファンディングに込めた思い
具体的な構想を持ち始めたのは、2年以上前のことです。それから、アカデミアの方々、企業、自治体など多くの方に、シリアスボードゲームの収集と、それを使った分析・研究の必要性をお話ししてきました。必要性そのものは、多くの方にご理解いただけたと感じています。
一方で、なかなか場所が決まらず、「場所の提供は難しい」と言われることも多くありました。そうした中で「アクウカン」が名乗りを上げてくださり、ようやく具体的に動き出せることになりました。
「必要だ」という声はいただけた。では、それを私たちがやっていいのか。今やっていいのか。今回のクラウドファンディングは、それを皆さまに判断していただき、託していただけるかどうかを問うものだと考えています。
◆基本ゴール100万円の意味
100万円は、シリアスゲームミュージアムが必要かどうかを、皆さまに判断していただくための金額です。100万円が集まれば、開館に向けて動き出せます。
・調査・研究・収集活動を進める(開発者の方々との交渉、情報収集、視察)
・資料を適切に保管するための施錠管理棚などの什器・備品を整える
・2026年11月のプレ開館、2027年2月の正式開館に向けて準備を進める
小さく開館するだけなら、場所をお借りして開けるだけなので、大きなコストはかかりません。それでも今回クラウドファンディングを行うのは、今後の運営資金を皆さまから先にお預かりし、負託を受けた者として、より充実したサービスを提供したいからです。
なお、リターンは物品ではなく、ミュージアムのメンバーシップ制度とサポーター制度への先行参加が中心です。くわしくは次の「リターンについて」をご覧ください。
リターンについて
基本的なリターンは、ミュージアムのメンバーシップ制度「リサーチ・アソシエイツ・プログラム(RAP)」への先行参加と、開館後も継続して募集する「サポーター制度」への先行応募です。物品をお渡しするリターンではありません。
◆リサーチ・アソシエイツ・プログラムとは
ミュージアムで、ゲームの研究・分析に協力していただくメンバーシップ制度です。研究者に限らず、教育実践者、活用者、作者、批評者、アーカイブや展示に関心のある実務者の方を想定しています。
・年会費:通常10,000円(クラウドファンディング限定で9,000円から)
・有効期間:毎年2月22日を基準日とする年度制です(暫定)。クラウドファンディングでお申込みいただくと、2026年11月のプレ開館から有効となり、2028年2月21日までご利用いただけます(通常の1年間より約3か月長くなります)
・できること:収蔵されたすべてのゲームの体験(一般の来場者が体験できるのは、関係者の展示許可と最低限の整理分析を終えたゲームのみです)
・研究への参加:データベースの全情報を閲覧できます。また、プレイ記録を入力して、分析・研究に参加できます(オンラインからでも可能です)
※リサーチ・アソシエイツ・プログラムは、ゲームの研究・開発・活用に関わる方が対象です。ミュージアムとの関連性を確認のうえ、登録の可否を判断します。クラウドファンディングでのお申込みも同様です。登録が認められなかった場合は、返金いたします。
くわしくは、準備室のサイトをご覧ください。
◆サポーター制度とは
資料の保存・研究・公開、アクセス環境の整備といった活動を、資金面と連携面から支えていただく制度です。法人・団体の方を想定しています。
・年会費:100,000円(通常の年会費です。クラウドファンディングでも同額です)
・有効期間:毎年2月22日を基準日とする年度制です(暫定)。クラウドファンディングでお申込みいただくと、2026年11月のプレ開館から有効となり、2028年2月21日までご利用いただけます(通常の1年間より約3か月長くなります)
・特典:サイトへのロゴ・団体名の掲載(ご相談のうえ決定します)
・特典:「リサーチ・アソシエイツ・プログラム」の申請者をご紹介いただけます(1団体あたり100,000円のご支援につき、ご紹介者5名まで、年会費が半額になります)
※現時点では、寄附金控除等の対象となる寄附としては取り扱いません。
◆あなたに合うリターンの選び方

各リターンの詳しい内容は、一つひとつのリターン説明をご確認ください。
・お名前プレートなどを追加したい場合は、1回のご支援で複数のリターンを選べないため、お手数ですが分けてご支援ください。
・体験会・読み解きイベントへの交通費・滞在費は、各自でご負担ください。
支援金の使い道
集まった支援金は、次のとおり使わせていただく予定です。

※割合は、目標金額100万円に対するものです。
これらの什器・設備を整え、収集活動を進めていくことは、将来的に国の「登録博物館」として認められることを目指す、最初の一歩でもあります。
ネクストゴール
基本ゴールの先にも、安定して運営を続けるために必要な規模があります。場所を充実させ、収蔵品を増やしていくには、さらに資金が必要です。年間300万円ほどの規模感があれば、1年を通じて運営を回していけると考えており、そこまでをネクストゴールとして掲げます。
スケジュール

この先のビジョン
まずは、身近なボードゲームを集めることから、ミュージアムを充実させていきます。ただし、私たちが実現したいのは、あくまで「シリアスゲームミュージアム」です。デジタルゲームも、謎解きも、ARGも、伝えたいメッセージや想いを持って作られた作品であれば、同じ「シリアスゲーム」というくくりの中で、少しずつ対象を広げていきたいと考えています。
・1号館を、博物館法に基づく「登録博物館」として認められる形を目指す
・2号館、3号館を全国に作っていく(メンバーシップは共通で利用可能)
・Games for Change(G4C)など世界の組織と連携し、国際的な存在感を高める
・大学と連携する
・ボードゲームの枠を超えて、デジタルゲーム・謎解き・ARGなど、多様なシリアスゲームに対象を広げる
最後に
シリアスゲームがこれから発展していくために、ミュージアムは必要だと確信しています。あとは、「今、必要か」「どんなものであるべきか」「私たちがやってよいか」の3点について、皆さまにご判断をいただきたいのです。
シリアスゲームの開発や活用に関わる皆さま、ご興味のある皆さま。ぜひ今、私たちに任せてみてください。まずは西所沢の小さな1号館から始めます。
最新の活動報告
もっと見るゲームマーケット2026秋に行きます(1)
2026/10/09 11:00こんにちは。シリアスゲームミュージアム設立準備室の石神です。クラウドファンディングも、中盤に差し掛かりました。来週10月17日(土)・18日(日)に幕張メッセで開催される「ゲームマーケット2026秋」に行きます。出展ではなく一般参加です。出展については、Play&Learnとしての活動で外に出ることが多いため、しばらくはお休みしています。ゲームマーケットはエンタメボードゲームが中心のイベントですが、その中には、シリアスゲームや、シリアスゲームとして活用できるかもしれない作品も並びます。今回は、それらを見て勉強するために行ってきます。◆事前調査(1)公式サイトの「ゲーム一覧」から当日に向けて、今さらながら事前調査をしています。その1回目として、ゲームマーケット公式サイトのゲーム一覧に登録されている2026秋出展のゲームをざっと見て、「シリアスゲームなのかな?」と思うものをピックアップしました。(ゲームマーケット公式サイト ゲーム一覧)10月8日時点で855件の登録があり、そこから31件を選んでいます。テーマ別に分けてご紹介します。※ブース番号・出展日は、10月8日時点の公式サイトの情報です。最新の情報は、各ページでご確認ください。※紹介文は、各ゲームページの説明をもとに、こちらで短くまとめたものです。──────────────────────■仕事・ビジネスを体験する(9件)──────────────────────・消えたしごと図鑑 京大ボドゲ製作所/B012・両日 技術の進歩で消えていった36の仕事を、未来の研究者になって図鑑に記録していくゲーム。・会議をまわせ yunohana/H006・両日 カタカナ用語でしりとりバトルをするカードゲーム。・契約交渉体験ゲーム 初めての共創案件 米光ゲームメカニクスラボ/B030・両日 仕事を依頼する企業側と、受けるフリーランスのクリエイター側に分かれ、契約から納品・支払いまでを進める2人用の協力ゲーム。契約やリスクについて、遊びながら学べる。・感覚経営 合同会社HENTSUKU/E005・両日 部長になって「ヒト」と「カネ」を掛け合わせ、四半期ごとの目標数値を、できるだけ少ない資源で達成する部署運営ゲーム。突然の「社長の一言」で状況が変わる。・株式会社Xプロジェクト チームしまね/L029・土曜のみ 会社員になって、5つのミッションに合う人を任命し、プロジェクトの成功を目指す、会話と推理の協力カードゲーム。・名刺交換革命 CardEvo[カードエボ] (ゆ)野ウサギ/J044・土曜のみ 名刺のQRコードを読むとお題が出て、その場にいる人と話すきっかけになる、名刺型のゲーム。・起業家たちの思惑 -Ceedボードゲーム部/D016・両日 スタートアップを取り巻く環境を再現した起業家シミュレーション。トレンドやニュースに合わせながら収益を伸ばす。・リリースしていいですか? (ゆ)野ウサギ/J044・土曜のみ IT企業の社員になって、機能を追加し、バグを減らしながら、納期までに製品のリリースを目指す協力カードゲーム。・リンパ流しますね きつねうどんチャーハン定食/J027・土曜のみ セラピストになって、カードの山をスライドさせてマッサージし、施術中のトークも含めてお客さんの評価を競うゲーム。──────────────────────■お金・経済(2件)──────────────────────・撰銭令 浄卓戦線/J017・土曜のみ 偽札が出回る架空の時代を舞台に、偽札を他人に押しつけ、本物のお札を貯めて勝利点を目指すゲーム。・「不労所得」お手軽麻雀系カードゲーム MottainaiGames/エリア47 麻雀のルールをベースに、先行投資と資産の蓄積を選びながら「FIRE」を目指すカードゲーム。──────────────────────■社会課題・人生を考える(4件)──────────────────────・終活ミステリープレイングゲーム「磯砂若菜の遺言書」 マダミステリ屋/マーダーミステリーブース(特設04) 70歳の女性を招いた終活勉強会を舞台に、参加者が自分の人生も見つめ直すロールプレイ型のゲーム。・認知症が、町をつなぐとき。 ニンマチプロジェクト/J020・日曜のみ 保健師が制作。100人以上の専門職へのアンケートをもとに、認知症の症状にどう関わるかを、対戦と協力の2つのルールで考えるゲーム。・さよ、かほ、れおの通信簿 体験推理小説/U002・両日(マーダーミステリーブースにも出品) 亡くなった友人が遺した、高校生3人の通信簿をめぐる謎を、付属する「実物」のアイテムを調べながら解く体験型の推理キット。・ヤミバイト やんはま@ダイス本店/H003・両日 闇バイトの「指示役」になって、報酬と逮捕のリスクをてんびんにかける、バッティングとダイスのゲーム。──────────────────────■歴史・地理・古典・政治(7件)──────────────────────・あなや百人一首 Analogue Court/L053・土曜のみ 百人一首の歌人の人生や人間関係を使って遊ぶカードゲーム。暗記は不要で、4つの遊び方がある。パッケージ違いの簡易版もあり。・都道府県・地理コレ ラガラガ・ラボ/B005・両日 47都道府県のカードを取り合い、隣どうしをつなげて守る、地理テーマの争奪戦カードゲーム。・マッピンカルタ Wondria Games/L051・土曜のみ 読み上げられた言葉から連想する都道府県の札を、6枚の中から取るカルタ。答えは1つとは限らない。・大富豪刑事 十三 yunohana/H006・両日 カードを出すときに、その地名を読み上げる大富豪系のゲーム。・附子(ぶす) しばくり/E043・両日 狂言「附子」を再現し、和尚の目を盗んでお菓子のつまみ食いを競うゲーム。・ヒストリーオブ大正昭和 はたやまかずや/F035・両日 大正?昭和初期の政局を舞台に、実在の政治家の後ろ盾となって、総理大臣の座を争う交渉ゲーム(内容はフィクション)。・AGITATOR(アジテーター) Dragon Create/A015・両日 架空の国の総選挙を舞台に、人材を配置して民衆の支持を集めるゲーム。──────────────────────■科学・未来(2件)──────────────────────・フォッシリウム 14games/エリア11 化石を発掘して、自分の博物館に展示していくワーカープレイスメントゲーム(海外作品)。・ミライ来たっぽい しえすた文具 × Be Catchy Games/H107・土曜のみ 文部科学省の調査にある専門家の未来予測を、実現が早い順に、全員で話し合って並べるゲーム。──────────────────────■コミュニケーション・価値観(4件)──────────────────────・アロマッチング 第一薬品産業/F023・両日 香りを嗅いで、それを表す言葉を選び、感じ方の違いについて話し合うコミュニケーションゲーム。・ドコナノココナノ Yubune games/K018・土曜のみ 縦軸と横軸のマトリクスの上で、お題ごとに仲間がどこに当てはまるかを予想する、価値観のゲーム。・ソレソコ はねのけぶとん/K024・土曜のみ 仲間が自分について語るウワサ話を手がかりに、マトリクス上の自分の位置を当てる協力ゲーム。遊ぶたびにボードに記録がたまっていく。・月刊アレ ビュー ヤマノノ/J065・土曜のみ 身近な場所から見えるものを書き出し、その中に紛れた1つの嘘を、記憶を頼りに見破る推理ゲーム。──────────────────────■ゲームづくり(3件)──────────────────────・カードゲーム『これがボドゲづくりだ』 米光ゲームメカニクスラボ/B030・両日 アイデアからリリースまでの流れをたどりながら、ボードゲームづくりの32のキーワードを学べる協力カードゲーム。大学のゼミで使うために作られた。・MATERIAL カワサキファクトリー/D029・両日 8色×25枚、全200枚の、ゲーム制作に使えるカードセット。・ゲームの説明書の説明書 うめゆ Word Works/P038・土曜のみ ゲームの説明書の書き方を、書く順番や項目別の注意点までまとめた書籍。──────────────────────当日は、このリストを手がかりに会場を回ってきます。次回は、「ゲームマーケット公式カタログから見つけたもの」をまとめる予定です。◆一緒にゲームを集め、記録していきませんかシリアスゲームミュージアムでは、今回のように、世の中に出ているシリアスゲームや、シリアスゲームとして活用できそうなゲームの情報を集め、記録していきます。「リサーチ・アソシエイツ・プログラム」のメンバーは、収集すべきゲームの情報を寄せたり、体験したゲームの記録を残したりして、ミュージアムの収集と研究に参加できます。ゲームマーケットで気になるゲームを見つけた方も、ぜひご参加ください。引き続き、応援よろしくお願いいたします。 もっと見るシリアスゲームミュージアムの未来構想
2026/10/08 12:00こんにちは。シリアスゲームミュージアム設立準備室の石神です。プロジェクト本文の「この先のビジョン」で触れた未来構想について、もう少し詳しく、私たちが描いているビジョンをご説明します。◆ステップ1:1号館単体で「登録博物館」を目指す(2027年目標)まずは、アクウカンでの最初の一歩を、登録博物館にしたいと考えています。2023年4月に施行された改正博物館法により、登録博物館の設置者は、国と独立行政法人を除くあらゆる法人に広がりました。それまで対象外だった会社が設置する博物館も、登録を受けられるようになっています。1号館は、合同会社ゲーミフィ・クリエイティブマネジメンツが運営し、館長はアクウカンゲームズの常田さんが務めます。登録の審査では、資料の収集・保管・展示・調査研究の体制、学芸員などの職員の配置、施設・設備などが基準に合っているかが確認されます。間借りの形の博物館であっても、環境を整えることで、認めていただける可能性はあると考えています。・運営体制と活動の基準を明確にする (学芸員資格はすでに取得しています。運営の方針は、協議会で決めていきます。)・教育機関としての役割は、大学との連携や、地域の学校への協力依頼で果たしていく (ゲーム開発を行っている大学との協力体制や、子どもたちの受け入れも検討しています。具体的なお話は進めていますが、現時点では連携先のお名前は控えさせてください。)・必要な設備を追加で整え、埼玉県教育局 文化財・博物館課にも相談していく (最も重要なのは、資料を施錠し、安全に管理できる環境だと考えています。クラウドファンディングが成立したら、その資金で収納什器を自分たちで作る予定です。)◆ステップ2:サテライト分館を設置する(2027~2028年目標)ありがたいことに、すでに「うちでもできないか」というお話をいただいています。ただ、いきなり複数の拠点を並行して進めるのではなく、まずは1号館を実現していく中で、私たちがやりたかったこと、実現できることを見ていただきたいと考えています。実際に配置してみることで分かることもあると思います。それを見ていただいたうえで、「それなら、うちでもやりたい」と思っていただける方・場所があれば、そこに新たな拠点を作っていきたいと考えています。まずは分館という形で、2号館、3号館を作っていきます。・データベースは全館で共有・「リサーチ・アソシエイツ・プログラム」のメンバーシップも共通・収蔵品の移動も、一定のルールのもとで行う(ルールは今後検討します)こうして、身近な場所で研究に参加できる人を増やしていきたいと考えています。◆ステップ3:分館をそれぞれ正式な博物館にしていく(その先)それぞれの分館に学芸員を置き、正式な博物館化を目指します。「シリアスゲームを扱う学芸員」とはどういうものなのか。これは私自身も探求している最中です。学芸員資格をお持ちの方で、一緒に探求してくださる方を探していきたいと思っています。ご関心のある方は、ぜひお声がけください。その最初の一歩が、西所沢の小さな1号館です。引き続き、応援よろしくお願いいたします。 もっと見る「リサーチ・アソシエイツ・プログラム」でできること
2026/10/06 12:00こんにちは。シリアスゲームミュージアム設立準備室の石神です。今回は、リターンの中心である「リサーチ・アソシエイツ・プログラム」について、もう少し詳しくご紹介します。「リサーチ・アソシエイツ・プログラム」は、ミュージアムの運営を支えていただくとともに、メンバーとして研究・開発の一員になっていただくためのプログラムです。博物館の役割は「収集」「保管」「展示・教育」「調査研究」の4つです。メンバーの皆さまには、この中でも主に「収集」と「調査研究」に協力していただきます。◆収集・ご自身が持っているゲームや、開発したゲームを寄贈する・収集すべきゲームについての情報を寄せる◆調査研究・収蔵されたゲームを体験し、その記録を残す・記録をもとに分析・研究を行う◆データベースの活用(予定)ミュージアムでは、ゲームを実際に手に取って体験できること、そしてその体験をできるだけデータベースにしていくことが重要だと考えています。データベースは現在準備中ですが、メンバーの皆さまには、次のような活用を予定しています。・ご自身が寄贈したゲームに、コメントやデータが記録されたときに通知を受け取れる・ご自身が体験した、まだ収集されていない新しいゲームを登録できる(登録されたゲームは、そのまま収集候補になります)なお、ゲームの寄贈はメンバー以外の方からも受け付けます。ただし、寄贈したゲームに記録が加わった際の通知や、記録された情報の提供は、メンバーの方のみとなります。◆研究記録について研究活動の中で、シリアスゲームの特性や開発手法に関する研究記録も残していく予定です。タグ付けなど、一部の整理済みのデータは一般にも公開しますが、それ以外の記録はメンバー限定となります。◆クラウドファンディング限定の条件クラウドファンディング期間中は、通常の年会費10,000円のところ、9,000円からお申し込みいただけます。有効期間も、2026年11月のプレ開館から2028年2月21日までと、通常の1年間より約3か月長くなります。寄贈や情報提供、体験の記録を通じて、一緒にシリアスゲームのアーカイブを作っていきませんか。 もっと見る







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