本日、現在進めているプロジェクトについて、意見交換と情報共有を行いました。
今回の面談では、これまで自分の中で考えてきた活動の目的や、なぜ軽キャンピングカーを活動拠点として考えているのか、そして今後どのように地域を訪れ、記録し、発信していくのかについてお話ししました。
その中で印象に残ったのが、この活動について、
「場所そのものだけではなく、そこにいる人や時間の流れにもフォーカスしているところが面白い」
という趣旨のお話をいただいたことです。
自分自身もこれまで、
「場所を記録する」のではなく、「その場所にあった時間を記録する」
ということを活動の軸として考えてきました。
観光地や有名な場所だけを見るのではなく、地域で暮らしている人の話や、昔から続いている店、地域に残る文化や生活の知恵、何気ない街並みなども含めて、今の青森を記録していきたい。
その考え方が、観光・地域振興に関わる方から見ても一つの特徴として受け取っていただけたことは、今後の活動を考える上で一つの指針になりました。
一方で、地域についてのお話の中では、伝統工芸品の後継者がいないことや、昔から続いている地域の食堂がなくなれば、その店の味も失われてしまうことなど、地域の中で感じている危機感についても伺いました。
こうした話を聞いて、改めて「今のうちに記録しておく」ということの意味を考えさせられました。
建物や商品だけなら写真に残すことができます。
しかし、そこで働いてきた人の記憶や、代々受け継がれてきた技術、地域の人が知っている話、その店でしか味わえないものなどは、担い手がいなくなれば一緒に失われてしまう可能性があります。
だからこそ、この活動では「何があるか」だけではなく、
「誰が、どのように関わってきたのか」「そこにはどんな時間が流れてきたのか」
という部分にも目を向けていきたいと思っています。
また、個人で活動する場合は、必ずしも行政を通して地域へ入る必要はなく、自分自身で取材先を探して交渉していくこともできるというお話も伺いました。
もちろん、活動を始めたばかりで実績がない段階では、取材をお願いすること自体が難しい場合もあるとのこと。
これは今後、自分自身が経験を積みながら乗り越えていく部分だと思っています。
その一方で、県などが運営している情報サイトも取材先を探す際の参考になると教えていただき、今後の活動につながる具体的な情報も得ることができました。
発信についても、SNSやブログなどを活用し、国内だけではなく海外へ向けて発信していく方法もあるのではないかというお話をいただきました。
そして、今後活動を進める中で何かあれば、また相談してもよいとのお言葉もいただきました。
今回の面談を通して、プロジェクトの方向性について外部からの視点をいただけただけでなく、実際に地域へ入って活動していくための方法についても具体的に考えることができました。
まだ車両も決まっておらず、活動も始まったばかりです。
それでも、こうして一つずつ情報を集め、実際に人と話し、準備を進めていくこと自体が、このプロジェクトの現在の記録になっていくのだと思います。
まだ何者でもない今だからこそ残せる記録もある。
今回の面談も、その一つとして記録しておきたいと思います。
これからも、実際に人と話し、現地へ行き、見て、聞いて、調べて、記録して、発信する。
少しずつですが、活動を具体的な形にしていきたいと思います。



