
ブッチー武者です。今日は少し大きな話をさせてください。
認知症が増えている背景には、医療の発達があります。詳しく言えば、体の方が脳の寿命を超えてしまった、という反作用が起きている。私はそう思っています。動物として長生きしたいというのは、当然のことです。けれど、その長く生きていく時間の中で、どういう生き様に価値があるのか、どういう死に方に価値があるのか。これは、私たち全員に課された宿題です。
厚生労働省の推計によれば、日本の認知症高齢者は2025年に約471万人、2040年には約584万人になるとされています。高齢者のおよそ7人に1人です。誰もが認知症になる可能性があり、誰もが介護をする側になる可能性がある。「まだ先の遠い世界」と思いがちですが、いずれ私たちもそちらへ行くのです。
トークライブで鎌倉さんが「永遠の宿題ですね」と言いました。その通りで、これは解決する、という種類の問題ではありません。けれど人間には知恵があります。徐々に、少しずつでも、改良していくことはできる。
だからこそ、今のうちに正しい判断をして、それをもとに自分たちの将来にどういう価値をつけていくか。人生の先輩たちに対して、どういう態度で接するのか。それがきちんとできていく社会になればいいと思っています。
『あ・い・で・すアンソニー』が、その宿題に向き合うための一つのツールになれば。それが私の願いです。
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