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廃材利用で豊かな暮らしを。信州諏訪にリビルディングセンターをつくる!

世界一住みたい街・アメリカのオレゴン州ポートランドにある建築建材のリサイクルショップ、リビルディングセンターを信州諏訪につくります。いま、ゴミとして処分されているモノたちが10年後、資源と呼ばれる文化をつくります、より豊かな日本社会をめざしていけると信じて。

現在の支援総額

5,434,900

181%

目標金額は3,000,000円

支援者数

447

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/08/15に募集を開始し、 447人の支援により 5,434,900円の資金を集め、 2016/09/26に募集を終了しました

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廃材利用で豊かな暮らしを。信州諏訪にリビルディングセンターをつくる!

現在の支援総額

5,434,900

181%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数447

このプロジェクトは、2016/08/15に募集を開始し、 447人の支援により 5,434,900円の資金を集め、 2016/09/26に募集を終了しました

世界一住みたい街・アメリカのオレゴン州ポートランドにある建築建材のリサイクルショップ、リビルディングセンターを信州諏訪につくります。いま、ゴミとして処分されているモノたちが10年後、資源と呼ばれる文化をつくります、より豊かな日本社会をめざしていけると信じて。

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こんにちは、りょうこです。 リビセンもオープンまで残すところあと、5日となりました。(9/28オープンです。) 現場の作業も最後の仕上げや、最終のお掃除の段階に入ってきてます。 7月の終わりから始まったリビセンの改装工事。もうすぐ2ヶ月になります。 私たちは毎日、改装をお手伝いしてくださる方々を募って(その名もリビセンお助け隊!!)と一緒作業してきました。全国各地から集まったお助け隊のみなさんは、おチビちゃんからお父さん、お母さん世代までと本当に様々な方が参加してくれています。 今、現場のどの部屋、どの部分をみても、お助け隊のみなさんの顔やストーリーが頭に浮かびます。 「ここのタイルカーペットはがすの難しくてみんなで苦戦しながらはがしたなあ」 「ここの壁は初めて工具使った子がキラキラした顔で、できたよ!できたよ!って興奮気味に作ってくれたなあ」 、、、、なんて○ この間もご家族で参加してくれて、お子さんがいつも家でみる姿とはまた別の、ドキドキしながらもいろんな大人たちと関わって進んで作業していく後ろ姿をみて、わたしは親でもなんでもないけど、涙でそうになるくらい嬉しくなります。   ここには毎日いろんな景色があります。 大工できるできない関係なく、共に同じ空間で作業して、汗を流して、笑いあって、励ましあって、同じ釜の飯を食べて、銭湯で疲れを癒して、 この2ヶ月間、わたしたちが駆け抜けたすぐ横には必ずお助け隊のみなさんがいました。 今ここまでカタチになっているのは他でもなく、みなさんのおかげです* いつも元気を、励ましの言葉を、そしてどんな作業でも楽しくやってくれて 本当にありがとうございます!!! 残り5日も、たくさんの方が来てくださいます。一緒にラストスパート駆け抜けましょう! この場を借りて、お助け隊のみなさんにありがとうとこれからもよろしくお願いしますを。 これからリビセンに訪れてくれる方や、キャンプファイヤーに支援してくださった方、応援してくださる方々にお助け隊のみんながいて、今があることを知ってもらえたら嬉しいなあと思ってこの文章を書かせてもらいました。 今日もみなさんありがとーーー!!!明日もがんばるぞー!  


こんにちは、かなこです。 現場にないもの足りないものっていうのはたくさんあって、その度に知恵をしぼって、どうにかしていくっていうプロセスは、結構お気に入りです。「これじゃなきゃだめだ」「これがないとできない」って思い込んでたことが、本当はそんなことないんだってことがわかってく。なくても大丈夫じゃん、って思えたら、またひとつ自由になれる。これがないと生きていけない、これがないと出来ない、ってものは少ないほうがいいと思ってる。それでも、モノは好きだし、増えていくのだけれど。何かがない!ってなったら、じゃあどうする?そこからが楽しいところ、頭のつかいどころ。いちばんイージーなのは買いに行くことだけど、あるもので代用品を探すのが楽しい。代用品を探す過程には、実は行為の本質や目的を見つめる、っていうことがあるのだな。これも、現場でおそわったこと。 この写真は、脚立がなかったので、たまたま近くにあったロッカーにのぼって、トラスの掃除をしているところ。昨日で2階部分もだいぶ綺麗になったし、左官も7割方おわった!さてさて、今日もがんばるぞーーーー! (みんなをとりまとめて左官に挑むあやか) (東野さんと一緒に、磨き左官に挑戦するあやかとりょうこ) (通勤路でレスキューしたイス達。東野さんとたかみーとりょうこの、3人と3台で行ってくれた今回のレスキュー。ありがとう!)


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こんにちは、かなこです。現場は、お盆明けから現場は造作に入っています。先週から左官が始まって、昨日は遂に床の下地を組み始めました。どんどん、空間になっていきます。リビセンは私と夫を含め5人のスタッフで運営していくのですが、いちばん初めから参加してくれていたりょうことたかみーに加え、2週間前から5人目のスタッフ・あやかが会社を辞め現場にジョインして、ようやく全員揃いました◯*昨日、小さな壁一面のモルタルの左官をあやかにお願いした。自分で準備して、材料練って、左官して。何度も材料が足りなくなって練りなおしていたけど、「いまはこれくらいの材料でこれくらい塗れたからー…」「あとこれくらい残ってるから塗りきれるはず!」とかなんとか言いながら、結局何度も足りなくなってやっぱり何度も練りなおしていた。そんな姿をこそこそ見てたらなんだかそわそわしてきて、何かと思ったら、私はどうやら感動してしいたようだった。あやかのあーでもないこーでもないする姿は、うわー、これ試行錯誤だなー、という感じで、その景色に感動した。そして周りを見渡せばりょうこもたかみーもやっぱりそんな様子で、なんだか、とてもとても良かったのだった。左官は、塗るのも楽しい。どんなふうに力をいれると、どんな具合になるのか。ぐっと押さえこんだり、軽やかに滑らせてみたり、塗った壁を押さえていると、一度は乾き始めたのにまた水分があがってきたりする。そこを、また押さえていく。そんなことを繰り返す。観察して、体で感じる。練るのすら楽しい。材料によって違う必要な水分量、塗れる面積。塗る人によって変わる必要な全体量。1回分ずつわけられたものを注意書き通りに使うだけじゃ養われない感覚。考えながらやる。ただ言われたことだけをやるだけじゃ、養われない感覚。たったひとつの作業が教えてくれることはたくさんある。あやかが、そういう世界に触れてる姿を見つけて、やっぱり現場はいいなーーーとしみじみそう思った。それまで不動産関係のお仕事をしていたあやかにとっては、バールと玄能をつかって解体するのも、2mある脚立を登って左官をするのも、はじめてのこと。そのあやかが、釘がどこからどう打たれているか観察して、大きなバールを使うか小さなバールを使うか選んで解体したり、脚立にのぼってきゃーきゃー言いながら、それでも、左官に取り組んだりしてる。ひとまずどうにか、自分の体が落ち着く場所を探りながら。2年前のわたしも、そうだった。何をやっても上手に出来ず投げ出したくなったり、すぐに怖がってきゃーきゃーいってたなーと、思い出す。いま思えばそういう時、決まって私はなんにも見てなんていなくて、ただただ言われたことをやろうとしてたんだと思う。なんでそうするのか?しないのか?ろくに考えもせず。耳で聞いたり読んだりして頭でわかったら、そういうもんだと思い込んで、目の前で起きていることに、きちんと意識を向けていなかった。だってそう言ってたじゃん、とか、だってそう書いてあった、とか。目の前を、自分の手先を体を、全体を、全然見れていなかった。全然わかってなんてなかった。それでも、そういう時に夫がふっと何か声をかけてくれると、カチっと、ようやく目のピントが合ったような感覚になることがあった。そうすると、気持ちがおなかの底に落ちて、目と体と気持ちが一緒になって、よし、とそれまでと同じ作業をまったく違うように出来ることがあった。その世界の気持ちよさを、その時に知った。それがあったから、私はその作業を手放さずに済んで、出来ることもすこしは増えて、すこしずつ、感覚を養っていけている。まだ、まだまだだけど。* リビセンでは、現在工事現場をオープンにしてたくさんのお手伝いさんに、現場の作業に参加してもらっていますが、開店してからも本国のReBuilding Centerのように、作業への参加をオープンにしていきたいと思っています。レスキューしてきた板から釘を抜いたり、古材を磨いたりという単純作業から、家具をつくったり、解体したり。そこに来てくれるひと達に、そういうピントが合うような瞬間みたいなのをつくれたらいいな。 やってみなきゃわからない。やってみて、感じる。考える。 言われた通りやるだけじゃなくて、きちんと感じる。目で見て、手の平で硬さや温度、指先で質感を感じて、考えて、その先の自分の行動を決める。そうやって感覚を養って、物事を判断する基準を、調べたら教えてくれる世界の中だけじゃなくて、自分のなかに蓄積していくこと。そうやって、生きていくことってリビセン的だよね、とみんなで話す。 *さて、今日の現場は20人超えらしい!今日も気合いれて、頑張りますーーーーーーーーーー!◯


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こんにちは、リビセンの華南子です。昨日は、塩尻の友人に声をかけてもらい、今度取り壊されるというおうちのレスキューにいってきました。(※私達は古材を引き取りにいくことを、レスキューと呼んでいます)現場について、大家さんである60代くらいの可愛いお母さんとご挨拶。私達の活動はなかなか説明がむずかしいのでなるべく丁寧に説明します。私達のこと、リビセンのこと、そしてふるいものを次の世代に繋いでいきたいということ。そして、おうちを案内してもらうと、お母さんがいろんな思い出を話してくれました。 「この茶室はね、お母ちゃんと一緒に京都にいろんなところを見にいってね、 こういう壁だとか天井だとか、選んだのよ」「これはね、お父ちゃん(旦那さん)のつくえ。 10年前に亡くなっちゃってね、それからずっととってあるんだけど、だめね。 私達には重くて大きくて。お父ちゃん、山に登る人だったのよ。 インドにも行ったのよ、10何回も」「もっと片付けたりしてればね、借りてくれるひともいたかもしれなのにね」そんな話をぐるっとおうちを1周しながら聞いて、茶室に戻ってきたところで、お母さんからこんな話がありました。「本当にたくさんのものが残っててね。全部思い出のあるものだから、捨てがたいのだけれど、 ひとつひとつね、これはいるかな、いらないかなって、考えながら、 丁寧に片付けることがせめてもの供養になれば、ってそう思ったのよ。 でも、あなた達みたいなひとっているのね。嬉しいわ。使って貰えるなら、とっても」それを聞いて、わたしは泣きそうになってしまって、咄嗟に、お礼に家にあるものでなにかつくらせてもらえないかという話をしました。机でも、棚でも、スプーンでも、この家にある木で、いま住んでいるおうちで使えるものに、つくりかえさせてください、と。お母さんはその提案をすごく喜んで、現場を私達に任せてくれてお出かけしていきました。「ちいさいものでいいからね、ありがとう、ありがとう」と言って。*私がレスキューしたいのって、こういう”気持ち”なんじゃないかと思いました。お母ちゃんがつくってくれたおうちを取り壊さなきゃいけないやりきれなさや苦しさ。おうちを守りきれなかったうしろめたさ、思い出を手放さなきゃいけない寂しさ。思い出がたくさんあるおうちを、潰さなきゃいけない、そう決断をしなきゃいけない。そんな大家さんの気持ちを、私達は掬いあげたい。想像するだけで胸がいっぱいになるような状況の真ん中にいる大家さんの気持ちが、ふわっとかるくなるようなことができればいい。きっと解体がはじまれば、目を背けたくなるような景色がうまれる。でもその時におうちと、いままでありがとうね、という気持ちでお別れしてもらえればいいな。古材をレスキューすることで、それまでおうちを守ってきた大家さんの気持ちが、すこしでも報われるようなはたらきがしたい。それがリビセンが出来ること。私達じゃなきゃできないこと。私達が、やっていきたいこと。* さて、今日も現場が始まります!やーるぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!


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公開数日で支援金が100万円を越えました!応援本当にありがとうございます!一件一件の支援の連絡が来る度に喜んで、がんばらなきゃ!と奮い立ちます。そしてひとつご報告が!長野県の地方紙:信濃毎日新聞さんにリビルディングセンタージャパンのことを掲載していただきました◎ web版はこちらからでもご覧いただけます◎http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160819/KT160818SJI090007000.php 現場は毎日できることを精一杯みんなでがんばって進めています。連日、県内外からお手伝いの人が来てくれて、暑い中みんなで作業してごはんを一緒に食べて、時間がある人は作業の後に一緒に下諏訪の温泉に入って疲れを癒しています。毎日へとへとになるけど、それでも日々の変化に感動し、リビセンができたあとの未来を夢見て一歩一歩進んでいくしかない!と思います。東野唯史