
ヒノマール(hinomarc.)は、日本語・イタリア語・フランス語の3つの言葉を掛け合わせた造語です。
「ボールの『真芯』を捉えた瞬間に響く、最高の音。
そして、その一打をきっかけに自分がどんどんレベルアップしていく楽しさ――」
プレイヤーが覚醒し、次のステージへ躍進してほしいという願いを込めました。
● ヒノマル(日本語)| 歴史のロマンと世界へ挑む「日本の武器」
写真左:日本最古級の日の丸(御旗)(画像提供元:甲州市教育委員会 / 雲峰寺所蔵)
写真右:葛山城址(静岡県裾野市)
「ヒノマール」の名前のルーツには、開発者と同じ姓を持つ戦国武将・葛山信貞の存在があります。
彼は戦国最強と謳われた武田信玄の六男であり、駿河の名家・葛山家を継いで葛山城主を務めた人物です。
武田軍といえば川中島や長篠の戦いにおける「風林火山」の旗印が有名ですが、その傍らには常に「日の丸」の旗が誇り高く掲げられていました。
甲州・雲峰寺に今も遺されるこの「日章旗」は、平安時代の武将・源頼義から武田家に授けられた“日本最古級の日の丸(御旗)”として伝えられています。
千年の時を超えて受け継がれてきた武田と葛山の歴史、そして日本最古の「日の丸」の記憶。
その誇り高きルーツと脈々と息づく情熱が、「ヒノマール」という名に宿っています。
この歴史的な奇跡のご縁に想いを馳せ、世界へ挑む未来の「青いサムライ・なでしこ」達へ、
芯を捉える圧倒的な武器を届ける!——そんな熱い誇りと願いを、この「ヒノマール」の名に託しました。
● marc.(イタリア語)| 上質のプレーには、至高の音が宿る

クラシック音楽の演奏記号「marc.(マルカート)」は、「音をひとつひとつ、はっきりと際立たせて!」という意味を持つイタリア語です。
サッカーボールのインパクトは、まさにドラム(打楽器)そのもの。
芯を完璧に捉えた瞬間、重厚で澄んだ低音が響き渡り、ボールは無回転でまっすぐ力強く飛んでいきます。逆に少しでも芯を外せば、音は高音へと変わり、ボールに回転がかかる——。
一打ごとの「音」の違いを自分の耳で感じ取り、技術を磨いていく。
そんな音楽的で新しい感覚と面白さを、この「marc.」という記号に込めました。
● marc(フランス語)| 練習を重ねて熟成する「発酵の美学」と「テロワール」

フランス語の「marc(マール)」は、ワイン醸造後の葡萄の搾り粕をじっくりと再発酵・蒸留させて生まれる、極上のブランデーを意味します(イタリアではグラッパと呼ばれます)。
発酵とは本来、「時を重ねることで、元よりも遥かに価値ある存在へ生まれ変わること」。
芯を捉える手応えを身体に深く染み込ませ、日々の鍛錬を通して技術も身心も豊かに成熟させていく——。じっくりと変化し、真の強さを手に入れていくその熟成のプロセスを「マール」のストーリーに重ねています。
実は、日本ワイン発祥の地である山梨県甲州市勝沼地区の山間には、日本最古の日の丸が秘蔵されている「雲峰寺」が静かに佇んでいます。ワイン文化と日の丸の歴史が交差するこの地には、もうひとつ大切な言葉が存在します。
それが、土壌や気候、そして「造り手の情熱」がその味を決定づけるという概念「テロワール(風土・郷土愛)」です。
ヒノマールは、海外製造に頼らない純国産(Made in Japan)のプロダクトです。
栃木県にある有限会社髙木商店の職人たちが、ひとつひとつ手作業で心を込めて製造する——
言わば「クラフトボール」。
風土を愛し、職人の手仕事によって妥協なく作られるヒノマールには、フランスから学んだ「テロワール」の精神が脈々と息づいています。



