
現在、クラウドファンディングのプロジェクト本文について、一部の内容をより分かりやすくするため、修正を進めています。
その中でも、特に誤解なくお伝えしたいのが「HAPPY TAILS」という構想です。保護犬や子どもたちの支援活動を行っているTRUE BONDが、なぜ音楽やステージ活動を行うユニットを考えているのか。その理由と、私が目指していることについて、修正予定の本文を先行して公開します。
なお、これはTRUE BONDの将来構想についての説明であり、今回のクラウドファンディングの資金使途を変更するものではありません。
■ HAPPY TAILSは、何のために必要なのか
私が目指しているのは、4匹の保護犬たちと一緒に活動することだけではありません。
児童養護施設や被災地、地域の方々との触れ合いを、もっと多くの場所へ広げていくこと。
そして将来、私や今の4匹が活動できなくなっても、同じような活動が各地で続いていくことです。
そのためには、私一人の力では足りません。
現在、4匹を連れて活動するだけでも、さまざまな役割があります。
・ 4匹それぞれの健康状態と安全の管理
・ 触れ合う方々への対応
・ 施設や行政との連絡・調整
・ 写真や映像による活動の記録
・ 移動や準備、緊急時への対応
これらを一人で同時に行うことには、物理的な限界があります。
また、児童養護施設などで小さな女の子たちと触れ合う際には、女性メンバーが一緒にいることで、より安心して参加していただける場面もあると思います。
だからこそ、同じ目的を持ち、それぞれの得意なことを生かして活動できる仲間が必要なのです。
その仲間たちが、将来の活動を支える存在になってくれたら。
さらに、その活動を見た人が「自分の地域でも同じことをしてみたい」と思ってくれたら。
TRUE BONDは、私一人の活動ではなくなります。
この仕組みを実現するために考えたのが、活動ユニット『HAPPY TAILS』です
◆ HAPPY TAILSは、単なるアイドルグループではありません
HAPPY TAILSでは、音楽活動やライブ、YouTubeなどを通じて、多くの方に私たちの存在を知っていただきたいと考えています。
ステージに立つこともあるでしょう。
歌うこともあるでしょう。
その姿を見て、応援してくださる方が増えるかもしれません。
しかし芸能活動そのものが最終目的ではありません。
私が目指しているのは、そこで生まれた知名度や応援、収益を、保護犬たちとの訪問活動や支援活動へつなげることです
例えば、HAPPY TAILSの活動をきっかけにTRUE BONDを知ってくださる方が増えれば、施設との新たな出会いにつながるかもしれません。
活動を応援してくださる方が増え、資金を確保できれば、千葉県だけでなく、遠方の施設にも継続して訪問できるようになります。
そして、一緒に活動したいという仲間が増えれば、訪問できる場所や回数を増やすこともできます。
HAPPY TAILSは、知っていただくための入口であり、活動を支える仲間であり、継続的な資金を生み出すための仕組みでもあるのです。

◆ なぜ、若い女性たちの力を借りたいのか
ここには、もう一つ大切な理由があります。
私は決して、恵まれた環境で育った人間ではありません。
幼い頃に虐待や貧困、いじめを経験し、社会に出てからも、何度も壁にぶつかってきました。
独立したときも、周囲から応援されるどころか、厳しい言葉を浴びせられました。
実際に行動を起こした当初、私を応援してくれる人は一人もいませんでした。
それでも、深夜のアルバイトをしながら生活費を稼ぎ、仕事を続けてきました。
諦めずに続けてきた結果、今では再び仕事をご依頼くださるお客様や、ほかのお客様をご紹介くださる方々がいらっしゃいます。
その経験から、私は一つのことを強く感じています。
人には、能力や意欲があっても、それを発揮できる環境がないことがある
特に、家庭環境や人間関係、社会の壁によって傷つき、自分に自信を持てなくなっている若者たちに、もう一度挑戦できる場所を作りたいのです。
私が本業として営んでいる住宅リフォーム会社では、若い男性を職人や営業として受け入れ、技術を身につけて自立するための土台を作ることもできます。
しかし、建設現場を中心とした仕事だけでは、若い女性たちに提供できる選択肢が限られています。
だからこそ、別の形の仕事や活動の場を作りたいと考えました。
それが、HAPPY TAILSです。
家庭環境や社会の壁で傷ついた女性たちにも、安心して自分らしく働き、仲間とともに成長できる場所を作りたい。
保護犬たちと触れ合い、施設を訪問し、誰かの笑顔につながる活動を経験する。
その中で、自分にも誰かの役に立てることがあると感じてもらえたら。
そして、自分自身の夢や目標にも、もう一度挑戦できるようになってくれたら。
私は、そんな場所を作りたいのです。
◆ アイドルという見た目の裏にある、徹底した「守り」と信頼の約束
「若い女性によるステージ活動」と聞いて、不安を感じる方もいらっしゃると思います。
過度なファンサービスや、無理な接客を求められるのではないか。
人気や売上のために、本人たちが望まないことまでさせられるのではないか。
そうした心配は、私自身も十分に理解しています。
だからこそ、HAPPY TAILSでは、次の3つを大切な運営方針とします。
《3つの約束》
1. 本人の尊厳と安全を最優先にする
過度な接客や、本人が望まない活動を強制することはありません。ご家族にも安心して応援していただけるよう、活動内容や運営方針を明確にし、必要な安全管理を行います。
2. 表舞台だけでなく、裏方の仕事も正当に評価する
ステージに立つ人だけが大切なのではありません。企画、準備、清掃、撮影、編集、施設との連絡、犬たちのお世話など、活動を支える仕事は数多くあります。個人の人気だけで評価するのではなく、それぞれの役割や努力を尊重し、適切に評価・還元できる仕組みを作ります。
3. 本人の希望に合わせて、役割を選べるようにする
歌うことが好きな人もいれば、人前に出ることが苦手な人もいるでしょう。最初は喫茶店の仕事から始め、後にステージに挑戦する人がいてもいい。反対に、ステージ活動を経験した後、裏方や運営の仕事に移る人がいてもいい。本人の意思や適性を大切にしながら、それぞれが自分に合った役割を見つけられる場所にしたいと考えています。

私が作りたいのは、誰かを商品として扱う組織ではありません
一人ひとりが尊重され、安心して働き、成長できるチームです
◆ 応援が、次の支援を生み出す仕組みへ
HAPPY TAILSの活動を見て、誰かを好きになったり、応援したいと思ってくださる方が現れることもあるでしょう。
それは、とてもありがたいことです。
ただし、私が最も大切にしたいのは、その応援をメンバー個人の人気だけで終わらせないことです。
HAPPY TAILSの活動から収益が生まれれば、必要な運営費やメンバーへの適切な報酬を確保したうえで、TRUE BONDの活動を支える資金にもつなげていきたいと考えています。
その資金によって、保護犬たちと施設を訪問する。
子どもたちに会いに行く。
被災地で必要とされている支援を調べ、できることを実行する。
さらに、活動を続けられる仲間を育てていく。
「好きな人を応援する」という気持ちが、その先にいる誰かの笑顔や支援につながっていく。
私は、そんな新しい支援の形を作りたいのです。
◆ 目指しているのは、全国に活動が広がる未来
そして、HAPPY TAILSには、もう一つ重要な役割があります。
それは、TRUE BONDの活動を私だけのものにしないことです。
私が6年間活動してきた中で、行政との交渉や施設との連携、犬たちを連れての移動、車中泊車の製作、音楽活動など、さまざまな経験を積んできました。
しかし、これから同じような活動を始めたいと思う人が、最初からそれらをすべてできるとは限りません。
私自身、活動を始めた頃は、どこに相談すればよいのかさえ分からず、役所へ行ってから担当窓口が違うと知ったこともありました。
だから、これから活動を始めたいという人には、私が経験してきたことを伝えていきたいのです。
どこへ相談したのか。
どのような説明をして、どんな協力を得られたのか。
どんな準備が必要で、何が難しかったのか。
成功したことだけでなく、失敗したことも含めて共有していきます。
私と同じことを、すべて一人で経験する必要はありません。
千葉県で活動する人がいてもいい。
熊本県や石川県、あるいは別の地域で活動する人がいてもいい。
その地域に暮らす人たちが、それぞれの環境に合った方法で、犬たちと人をつなぐ活動を始めてくれたら。
そこに必ずしも私が参加する必要はありません。
大切なのは、私が全国を飛び回り続けることではなく、全国のさまざまな場所で、同じ思いを持つ人たちが活動できるようになることです
HAPPY TAILSは、そのための仲間づくり、人材育成、情報発信、資金づくりを担う存在にもなってほしいと考えています。

もちろん、すぐに実現できるとは思っていません。
まずは私自身が4匹とともに活動を続け、実績を重ね、少しずつ仲間を増やしていく。
その積み重ねの先に、全国へ広がる未来があると考えています。
HAPPY TAILSは、その第一歩です。
そして、この活動を一時的なものではなく、長く続く仕組みにするために、どうしても考えなければならないことがあります。
それは、“今の4匹と私自身が、いつまでも活動できるわけではない”という現実です。
引き続き本文【第7章】へお進みください。
※第7章も修正を行っております。



