
お願いされてする支援は、本当の支援なのだろうか
私は今、絆プロジェクト TRUE BONDの活動を続けていくため、クラウドファンディングに挑戦しています。
しかし、ひとつだけ、最初から決めていることがあります。
支援していただくために、誰かに媚びるつもりはありません。
少し生意気に聞こえるかもしれません。
しかし、これは私にとって、とても大切な考え方です。
私はこれまで、仕事を通じて多くの方々と知り合ってきました。
長年お付き合いのあるお客様もいれば、仕事仲間や知人もいます。
そうした方々に「クラウドファンディングを始めたので、支援してください」とお願いすれば、応じてくださる方もいるかもしれません。
しかし、私はそれを望んでいません。
私との付き合いがあるから。
仕事で世話になっているから。
断りにくいから。
そんな理由で、大切なお金を出していただきたいとは思わないのです。
もちろん、お願いされて始めた支援やボランティアにも、立派な善意はあります。
それを否定するつもりはありません。
ただ、私が求めている支援は、それとは少し違います。
◆支援していただくことが、目的ではありません
私は、保護犬たちとともに児童養護施設を訪問し、子どもたちとの交流を続けています。
被災地へ足を運び、現地の実情を発信したり、被災された方々と犬たちが触れ合う機会をつくったりもしています。
そして、これからはさらに活動の幅を広げていきたいと考えています。
保護犬たちと日本各地を巡り、その土地の歴史や文化に触れ、地域の方々と交流する。
そこで感じたことや、出会った人々との出来事を、映像や物語として残していく。
将来的には、保護犬とともに活動するHAPPY TAILSや、人々が集まれる場所づくりにも挑戦したいと考えています。
そのためには、当然お金が必要です。
しかし、だからといって、支援金を集めること自体が目的になってしまっては、本末転倒だと思っています。
私がやりたいのは、支援金を集めることではなく、活動を続けることです。
そして、その活動に価値を感じてくださる方がいれば、支えていただきたい。
ただ、それだけなのです。
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私、長澤賢吾を
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今回のクラウドファンディングでは、私自身の生い立ちや、これまでの経験、保護犬たちとの出会い、そして今後の構想についても書いています。
私の全てを書き連ねました。
正直に言えば、すべての方に共感していただけるとは思っていません。
私の考え方を理解できない方もいるでしょう。
活動の方向性に疑問を感じる方もいるでしょう。
「そんなことをして何になるのか」と思われるかもしれません。
それで構わないのです。
私は、誰からも好かれる人間になりたいわけではありません。
支援を受けるために、都合の悪い部分を隠したり、自分の考えを変えたりするつもりもありません。
だからこそ、できる限り自分自身をさらけ出したうえで、判断していただきたいのです。
私がどんな人間で、何を考え、何をしようとしているのか。
そして、そのために実際に何をしてきたのか。
それらを見ていただいたうえで、
「こいつの活動なら、少し応援してみようか」
そう思っていただけるのであれば、私はそれが何より嬉しいのです。
◆100万円よりも、100人の意思
例えば、たった一人の方から100万円の支援をいただく。
それは、とてもありがたいことです。
しかし、私が本当に知りたいのは、集まった金額だけではありません。
私の活動に賛同し、自分の意思で支援しようと思ってくださる方が、どれだけいるのか。
そこに大きな意味を感じています。
極端な話、100万円が集まらなくても、100人の方が自分の意思で応援してくださったのであれば、私にとっては大きな成果です。
逆に、目標金額を達成したとしても、その大半が義理や付き合いによるものだったとしたら、私が今回の挑戦で確かめたかったことは、分からないままです。
お金に価値がないと言っているわけではありません。
支援してくださる方の気持ちに、金額の大小で優劣をつけたくないのです。
500円でも、1,000円でも。
その方が自分で考え、自分の意思で支援してくださったのであれば、その一つひとつに大きな意味があると思っています。
◆ボランティアも、同じだと思っています
私は、ボランティア活動についても同じように考えています。
誰かに頼まれたから。
断るのが申し訳ないから。
周囲の人が参加しているから。
そうした理由で参加することが、必ずしも悪いとは思いません。
実際に参加してみて、初めて気づくこともあるでしょう。
しかし、私がこれから一緒に活動していきたいのは、最終的には自分の意思で参加してくださる方々です。
保護犬たちと子どもたちの交流に意味を感じる人。
被災地の現状を知り、自分にも何かできないかと考える人。
私の活動を見て、面白そうだから関わってみたいと思う人。
きっかけは何でも構いません。
ただ、そこに自分自身の意思があってほしいのです。
なぜなら、私一人の熱意だけで人を集めても、その活動は長続きしないと思うからです。
私がいなくても、自分たちの意思で活動を続けていける。
いつか、そんな仲間たちが集まる場所になってほしいと考えています。
支援されなかったとしても
今回のクラウドファンディングが成功するかどうかは、分かりません。
目標金額に届かないかもしれません。
ほとんど支援が集まらない可能性だってあります。
しかし、それも一つの結果です。
今の私の活動には、まだ人を動かすだけの力がないのかもしれない。
考え方が十分に伝わっていないのかもしれない。
あるいは、活動そのものに賛同できない方が多いのかもしれない。
その結果は、きちんと受け止めたいと思っています。
◆支援が集まらなくても活動は止めません
ただし、だからといって活動をやめるつもりはありません。
私はこれからも保護犬たちと各地を訪れ、人々と交流し、自分にできることを続けていきます。
そして、必要な活動資金があれば、またクラウドファンディングに挑戦することもあるでしょう。
そのたびに、何をしたいのか、なぜ必要なのか、集まったお金を何に使うのか。
できる限り具体的に説明していくつもりです。
言葉だけでは伝わらないことも、行動を積み重ねることで伝わるかもしれません。
◆支援してくださる方への感謝は絶対に忘れません
私は、支援してくださる方に媚びるつもりはありません。
しかし、支援してくださる方への感謝を忘れるつもりもありません。
この二つは、まったく別のことだと思っています。
支援していただくために、自分を偽ることはしない。
けれど、自分の活動を理解していただくための努力は惜しまない。
そして、いただいた支援に対しては、実際の行動と結果で応えていきたい。
私が目指しているのは、誰かにお願いして支えてもらうだけの活動ではありません。
自分の意思で関わりたいと思う人たちが、自然と集まってくる活動です。
そのためには、まず私自身が行動し続けなければならないと思っています。
今回のクラウドファンディングも、そのための一つの挑戦です。
私の考えに賛同できないのであれば、支援していただく必要はありません。
それでも、活動を見守っていただけるのであれば嬉しく思います。
そして、いつか私たちの活動に価値を感じていただけたとき、その方自身の意思で関わっていただけたら。
それが、私の望む支援の形です。
絆プロジェクト TRUE BOND
代表 長澤賢吾



