いつも鈴鹿アンリミテッドFCをご支援いただき誠にありがとうございます。
この度、辛島啓珠監督が今シーズン限りで退任することが決まりましたのでお知らせいたします。
■辛島啓珠監督プロフィール
- 生年月日:1971年6月24日(47歳)
- 出身:京都府
保有ライセンス
- 日本サッカー協会公認S級コーチライセンス
指導歴
2001年10月-2004年6月 柏レイソル青梅ユース 監督(ジュニアコーチ兼任)
2004年8月-2004年10月 フランス・クレールフォンティーヌINF留学
2005年~2007年 松本山雅FC 監督
2008年 FC岐阜アシスタントコーチ、FC岐阜SECOND 監督
2009年 JAPANサッカーカレッジ ヘッドコーチ(同年10月に監督に就任)
2010年~2012年 JAPANサッカーカレッジ 監督
2013年 FC岐阜アシスタントコーチ(同年8月に監督就任)兼FC岐阜SECOND監督
2014年 佐川印刷京都 監督
2015年2月~11月 SC相模原 監督
2016年~2017年 アルビレックス新潟レディース監督
2018年 鈴鹿アンリミテッドFC 監督
【辛島監督より】
鈴鹿アンリミテッドFCを応援していただいているサポーター、支援をしていただいているスポンサー、企業の皆様、1年間ありがとうございました。今年度のクラブの目標であるJFL昇格を達成することができ、この上ない喜びと監督として私を選んでくれたクラブに心より感謝申し上げます。私は来年度は別のチームで監督業を続ける選択をしました。鈴鹿アンリミテッドFCでは1年という短い期間ではありましたが、地域CLを勝ち抜き、クラブの目標を達成できたことは一生忘れられない思い出です。それだけ私自身も地域CLの壁を乗り越えたい思いで今シーズンやってきました。
振り返れば、シーズンを通して26勝2分4敗という好成績を収めることができたのも、選手それぞれが意欲的に日々の練習に取り組んでくれたからです。そしてここまで敗戦が少ないシーズンも私自身、初めてです。また、一緒にやってきたスタッフのトレーナー、林GKコーチ、岡田選手、高田コーチがいなければ普段の練習、試合でコーディネートすることは難しかったと思います。みんな本当にありがとう!
今後、鈴鹿アンリミテッドFCの監督として戻ってくることがあるならば、その時に再び力になれるように、自分自身もレベルアップしていきたいと思っています。チームは来年度JFLでの厳しい戦いになりますが、新監督と共に良いシーズンを送ってくれることを切に願っています!
【クラブより】
今シーズン、私たちが辛島さんに監督をお願いしたのは、監督としてJ2、J3、JFL、地域リーグ、なでしこリーグ1部など多くのカテゴリーを率いた経験があり、選手マネジメントに長けていること。また、ご自身が現役時代はDFであり、弊チームも今シーズンはDF力の強化を考えていたということ。そして何よりも、絶対に地域CLを突破したいという私たちの思いに共感して頂き、強い信念を持って監督業に取り組んで頂けると思ったからです。
実際に就任以来、選手起用や戦術に関して、常にベストな選択ができる柔軟な考え方と、絶対に勝ち抜くという強い信念を持ちチームを率いて下さいました。地域リーグ特有の難しいレギュレーションや、全社、地域CLといった体力的にも精神的にも大変な連戦をご自身の経験を存分に活かし、順調に勝ち進んで頂きました。
特に地域CLでは、思い切った戦略、戦術でで見事に勝ち抜き、私達の悲願を達成して頂きました。それと同時に辛島監督としても4度目の地域CLの挑戦で初めてその壁を突破され、私たちとしても、とても嬉しい気持ちで一杯です。また、クラブ方針にも深い理解を頂き、サポート頂き深謝申し上げます。
来季に関しまして、当然JFLで指揮してほしい気持ちでございました。今回、別のカテゴリーからチャレンジングで熱心なオファーがあり監督として挑戦されたいとの意向を受けました。弊クラブとしては、辛島監督の思いを尊重し、新たな挑戦をされる辛島監督を全力で応援したいと思っております。1年間と短い間でしたが、クラブに多くの功績を残していただき、本当にありがとうございました。