被爆を生き抜いた桜を、平和を願う鼓へ。広島から未来へ響く命の物語

広島への原爆投下を生き抜いた一本の桜―ヒロシマエバヤマザクラ― 夫婦のように寄り添う二本の桜は約180年以上もの間、地域の人々とともに季節を重ね、平和を静かに見守り続けてきましたが5年前倒木しました。「この桜を、未来へ残したい。」広島から世界へ、平和への願いを届ける新たな命を吹き込むプロジェクト。

現在の支援総額

802,000円

40%

目標金額は2,000,000円

支援者数

21人

24時間以内に10人からの支援がありました

募集終了まで残り

40日

被爆を生き抜いた桜を、平和を願う鼓へ。広島から未来へ響く命の物語

現在の支援総額

802,000円

40%達成

あと 40日

目標金額2,000,000円

支援者数21人

広島への原爆投下を生き抜いた一本の桜―ヒロシマエバヤマザクラ― 夫婦のように寄り添う二本の桜は約180年以上もの間、地域の人々とともに季節を重ね、平和を静かに見守り続けてきましたが5年前倒木しました。「この桜を、未来へ残したい。」広島から世界へ、平和への願いを届ける新たな命を吹き込むプロジェクト。

1945年を知る桜の命を、鼓の音にのせて、
100年、200年先の未来へ。

一本の桜から、音が生まれる。

その響きが、広島から世界へ。

被爆の記憶を宿す桜の命を、日本の伝統の技で

未来へつなぎます。



広島・江波山。

ここに、推定樹齢約180年の桜があります。

その名は「ヒロシマエバヤマザクラ」。

1945年8月6日。

広島に原子爆弾が投下されたあの日も、この桜は江波山にありました。

被爆の惨禍を生き抜き、多くの人々の悲しみと、復興していく広島を見つめながら、今日まで生き続けてきた桜です。

その桜の幹の一つが、数年前、強風によって倒れました。

私たちは、失われかけたその命を、日本の伝統楽器「鼓」としてよみがえらせるプロジェクトを始めました。

けれども、私たちが未来へ残したいのは、鼓という楽器だけではありません。


この桜が生きてきた時間。

そこに刻まれた広島の記憶。

そして、平和を願う人々の思いです。


100年、200年先の人々にも、この桜の物語を届けたい。

その未来を、皆さまとともにつくりたいと願っています。



今では桜の名所として親しまれる江波山。

しかし、原爆投下後、この地には多くの被災者や犠牲者が運ばれ、亡くなった方々が荼毘に付された歴史があります。

山には、犠牲者への鎮魂と平和への願いを伝える「母子愛之像」、被爆建物である衣羽神社の社殿や江波山気象館が残されています。

その同じ山で、ヒロシマエバヤマザクラもまた、あの日を生き抜きました。

この桜は、花びらが5枚から13枚まで見られる珍しい特徴を持つ、広島市指定天然記念物です。


一本の木が根元から二つの幹に分かれ、寄り添うように生きてきたことから「夫婦桜」とも呼ばれています。

その太い巨木の方が5年前に強風で倒れてしまったのです。




 倒れた桜から始まった、不思議なご縁

倒れた幹は5年間道路の横の空き地に置かれたまま、活用方法が見つからず、ついに廃棄処分になるところでした。

そんな時、地域の町内会長さんから声をかけていただきました。

「この桜の木を、テーブルか何かに使えないだろうか」それが、すべての始まりでした。

偶然にも、鼓の胴には桜の木が使われていることを思い出しました。

そして何より不思議だったのは、昔ながらの伝統技術を受け継ぐ、今では数少なくなった職人、そして、演奏家の方々が、すでに私たちの身近におられたことです。

そのご縁が大きな後押しとなり、桜の木から鼓をつくるという、思いもよらなかった道が開けていきました。


まるで、この桜が新しい命を得るために、すべてのご縁が用意されていたかのようでした。

後になって、広島や江波山が能楽や鼓とも深いご縁を持つ土地であることも知りました。

まるで桜自身が、新しい命を望んでいるかのような、不思議な出会いの連続でした。



2026年夏、広島で開催された「平和と美術と音楽と」では、彫刻家・安藤栄作さんがこの桜に最初の一刀を入れてくださいました。

長い年月を生きてきた桜が、新しい命へと歩み始めた瞬間でした。



私たちは、倒れた桜の幹から、大鼓(おおつづみ)と小鼓(こつづみ)、

合わせて4個の鼓の製作を構想しています。


日本の伝統の技を受け継ぐ職人たちが、一つひとつ丁寧に命を吹き込んでいきます。

1945年を知る桜が、100年、200年先まで響く楽器になる。

木に刻まれた記憶と、日本の伝統の技が出会い、新しい音が生まれます。


完成した鼓は、桜が長い年月を生きてきた江波山の衣羽神社をはじめ、

広島ゆかりの場所への奉納を構想しています。


2027年7月7日を完成・奉納の目標とし、8月6日には一般の皆さまにその響きをお届けすることを目指しています。

※製作数量、完成時期、奉納先は、木材の状態や関係者との調整により決定します。


そして、いつの日か。

江波山に残る桜のそばで、もう一方の幹から生まれた鼓が響く。

木として生き続ける命と、音となって生き続ける命。

二つの命が、再び同じ場所で出会うのです。


衣羽神社

この物語は、鼓だけでは終わりません。

同じ桜の木から、木工品や漆芸品など、暮らしの中で大切にしていただける

品々も生まれます。

鼓と同じ桜から生まれた「分身」です。

お手元に届く品を通して、この桜の物語を身近に感じていただけたら。

そして、広島から各地へ旅立つ小さな分身たちが、平和への思いを運んでくれたら。

そんな願いを込めています。


この取り組みには、日本の伝統文化を受け継ぐ職人・作家の皆さまが力を寄せてくださっています。

鬼頭英二朗|鼓胴製作者



金城一国斎|漆芸家・広島県指定無形文化財「一国斎高盛絵」技術保持者


大崎哲生|太鼓革職人


中村富美|染色家


大倉正之助|監修・重要無形文化財保持者、能楽大鼓演奏家

それぞれの技と思いが、一本の桜の新しい命を支えています。


このプロジェクトでは、昔ながらの伝統技術による鼓の製作を進めています。

木材の加工、鼓胴の製作、革、漆芸、染色など、多くの工程と職人の技が必要です。


千年の技を、千年先の未来へ。

この鼓づくりには、今ではほとんど失われつつある、日本古来の技を受け継ぐ、数少ない職人たちが結集しています。

ひとつ一つ丁寧に削り出す胴。川の水に晒して仕上げる馬革。希少な日本茜で染め上げる麻の調緒。そして、国産の日本漆による仕上げ。

桜の木、胴、馬の革、麻、絹、漆――すべてに日本の自然への祈りと、先人たちの知恵が息づいています。

それは単なる楽器づくりではありません。

日本の精神文化と伝統の技を、令和の時代に蘇らせ、未来へ手渡す挑戦です。

「令和文化蔵」の理念のもと、失われゆく技を守り、次世代へつなぐ。その象徴となる鼓を、皆様とともに生み出したいと願っています。

皆様のご支援が、桜の命を未来へ響かせ、日本の伝統文化を守る大きな力となります。


第一段階として、桜の木から銅の制作まで、目標200万円を目指します。





I 皆さまのご支援で実現したいこと

皆さまからいただくご支援は、鼓の製作に必要な木材加工、伝統技術による製作、

そして桜の物語を未来へ伝える活動に大切に活用させていただきます。

目指しているのは、鼓をつくって終わることではありません。

この鼓が長く奏で続けられ、その音とともに広島の記憶が語り継がれていくことです。



I この桜の未来を、ともにつくってください。

100年後、この鼓を奏でるのは誰でしょう。

200年後、この桜の物語を聞くのは、どんな子どもたちでしょう。

私たちは、その未来を見ることはできないかもしれません。

けれど、今、その未来へ贈り物を残すことはできます。

戦争の記憶を、悲しみだけで終わらせない。

桜の命を音に変え、平和への願いを広島から世界へ届けていく。

あなたのご支援が、この桜の新しい物語の一部になります。

いつか遠い未来で響く一音の中に、今、このプロジェクトを支えてくださった

皆さまの思いも生き続けていく。

そんな未来を、どうか一緒につくってください。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 〜まさかのフライング公開!〜皆さま、こんにちは。まずは、早速ご支援をお寄せくださった皆さま、お気に入り登録やシェア、温かいメッセージで応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。皆さまから届く一つひとつのお気持ちが、どれほど大きな勇気になっていることでしょう。今日は、今回のクラウドファンディングにまつわる、私自身のちょっとしたお話をさせてください。■ 10年以上、越えられなかった壁実は私、10年以上前に一度、クラウドファンディングに挑戦したことがあります。NPOを立ち上げ、広島から世界へ平和への想いを発信しようとしていた頃のことでした。ところが、いざ始めてみると……。普段からお世話になっている方々に、さらにご支援をお願いすることが、どうしても申し訳なくて。結局、十分にお願いすることもできないまま、自然消滅のような形で終わってしまいました。それ以来、私にとってクラウドファンディングは、少し苦手な存在になっていたのです。■ それでも、今だからこそそんな私が、もう一度挑戦することになりました。きっかけは、もちろん「ヒロシマエバヤマザクラ」。被爆を生き抜いた桜の命を、能楽の鼓や伝統工芸の作品として未来へつなぐ、このプロジェクトです。関係者の方から最初に言われたのが、「クラウドファンディングにしましょう!」正直、心の中では「えっ、またあれを……?」(笑)でも、このプロジェクトには、今しかできないこと。今だからこそ、やらなければならないこと。今、残しておかなければ、失われてしまうこと。そんな大切なものが、たくさん詰まっています。伝統の技も、地域の記憶も、平和への願いも。だからこそ、今回は自分自身の壁を越えようと決めました。最初にエバヤマサクラの妻木にご挨拶したときにこれを..■ そして、まさかのフライング公開!今回のクラウドファンディングのページは、私たち自身で一からつくり上げました。文章を考え、写真を選び、動画を制作し、何度も何度も修正を重ね……。専門のアドバイザーの方にも助けていただきながら、ようやく形になりました。本来は11月16日からの正式公開に向けて準備を進めていたのですが……。なんと! 間違えて10日も早く公開してしまったのです!!実はその日、大安。最後のボタンを押してよいものか、迷っていた時のことでした。雲の間から、突然、光が差し込んできたのです。その瞬間、「今でいいんだよ!」そんなふうに言われた気がして、思わずポチッと……。ところが、それが公開ボタンだったのです!(笑)そこからは、もう大変!心の準備もできていないまま、皆さまへのご連絡やSNSへの投稿に右往左往。心臓はドキドキ、頭の中は大混乱!でも、今は思うのです。もしかすると、桜が「もう始めなさい!」と背中を押してくれたのかもしれません。■ 支援ではなく、一緒に未来をつくる仲間に今回、10年以上抱えていた苦手意識を乗り越える中で、一つ気づいたことがあります。クラウドファンディングは、単に資金を集めるものではなく、たくさんの人と一緒に未来をつくっていくものなのだと。百年先の未来に、私たちはもういないかもしれません。でも、今、私たちがつないだ想いは、百年先にも生き続けることができる。いつの日か、桜から生まれた鼓の音が響き、その音を聴いた誰かが、広島の歴史や平和に想いを寄せてくれる。そんな未来を夢見ています。だからこそ、皆さまにお伝えしたいのです。どうか、単に支援するというだけではなく、この物語を一緒につくる仲間になっていただけませんか。ご支援はもちろん、お気に入り登録やシェア、誰かにこの物語を伝えていただくことも、私たちにとって大きな力です。一人ひとりの心の中にある「平和の種」。このプロジェクトが、その種に小さな光を届けることができたなら、こんなに嬉しいことはありません。思いがけないフライングから始まった、私たちの新たな挑戦。どうかこれからも、一緒に見守り、育てていただけましたら幸いです。皆さまの温かいご支援と応援に、改めて心より感謝申し上げます。本当に、本当にありがとうございます。*広島サミットの時に作成した私たちの動画、よかったらご覧ください。光る種ひろしま江波山桜プロジェクト実行会 中川圭子 もっと見る
  • 〜七夕の小さな始まり〜皆さま、こんにちは。まずは、クラウドファンディングの公開とともに、早速ご支援をお寄せくださった皆さま、温かい応援のメッセージをくださった皆さま、そしてお気に入り登録やシェアを通して、この活動を広めてくださっている皆さまに、心より御礼申し上げます。本当に、本当にありがとうございます。皆さまから届く一つひとつの応援が、どれほど私たちの励みになっていることでしょう。このプロジェクトは、決して私たちだけの力で実現できるものではありません。こうして想いを寄せてくださる皆さまのお力があってこそ、少しずつ未来へ向かって歩み始めることができています。皆さまの温かなお気持ちを、必ず未来へつながる形にしていきたい。そんな想いを、日々強くしています。これから、このプロジェクトが歩んできた道のりや、桜がつないでくれた素晴らしいご縁を、少しずつお伝えしていきたいと思います。その第1回は、今年の7月7日のお話です。 一本の桜が結んでくれたご縁2026年7月7日、七夕の日。江波の町内会の代表の方々、伝統工芸の作家の方々、そして私たちの仲間が集まりました。私自身は皆さまとご縁がありましたが、実は、集まった方々のほとんどが初対面。それぞれ違う場所で、違う道を歩んできた人たちが、一本の桜を通して出会ったのです。目の前に横たわるのは、広島の原爆を生き抜いた「ヒロシマエバヤマザクラ」の大きな幹。長い年月を生きてきた桜に触れながら、その命をどのように未来へつないでいけるのか。皆さんと一緒に、その可能性に想いを巡らせました。 七夕の日の、温かなひとときこの日は、私たちの仲間が、皆さんのために心を込めてそうめんを用意してくれました。テーブルには紫陽花が飾られ、七夕の笹飾りも。初めて出会った方々が、同じ桜を囲み、同じ食卓を囲む。そんな何気ない光景が、私にはとても愛おしく感じられました。人と人が出会い、心を寄せ合う。平和を未来へつなぐということも、きっと、こんな小さな温かいつながりから始まるのではないでしょうか。 百年先の未来へこの日、集まってくださったのは、プロジェクトに関わる方々のほんの一部です。まだまだ、たくさんの素晴らしい方々とのご縁があります。そして、この日を一つの節目として、一本の桜から始まった物語は、少しずつ広がり始めました。今、私たちがつなごうとしているのは、一本の木の命だけではありません。そこに刻まれた記憶。受け継がれてきた伝統の技。そして、平和への願い。それらを、何十年、何百年先の未来へと手渡していきたいのです。七夕の日に生まれた、小さな人と人とのつながり。それが、いつの日か大きな平和の輪へと育っていくことを願っています。そして今、その輪の中に、応援してくださる皆さまが加わってくださっていることを、本当に嬉しく、心強く感じています。皆さまからいただいたご支援は、単なる資金ではなく、未来へ託してくださった大切な想いだと受け止めています。その想いをしっかりと胸に刻み、一歩一歩、大切に進めてまいります。どうか、これからもこの物語を一緒に育て、見守っていただけましたら幸いです。改めまして、皆さまの温かいご支援と応援に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。これからも随時発信していきます。どうぞ見守ってください。ひろしま江波山桜プロジェクト実行委員会 中川圭子  もっと見る

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