こんばんは、よく「田辺さんってゲイにモテそ~!」と言われるのでノリで新宿二丁目に行ったら「あんたみたいなタイプこっちの世界じゃ意外とモテないわよ」と言われ、持って行き場のない感情を抱いたことがある田辺洋一郎です。
昨日たまたま2件立て続けに「小一時間会えませんか」の連絡が来たので、スケジュールが危険水域にも関わらず、ちょっと変わった案件だったんで行ってきたんです。
1件目は、前からよく知ってる女性漫画家だった友人。
だった、というのは現在別の仕事をされてるから。その別の仕事が、アイドル。そう、同業友人がいつの間にかアイドルになってました。それも「男装アイドル」らしく、かっこはぱっと見ひょろっこい男子です。
話の内容については割愛します…。(とくにそんなに面白くもない運営のグチ)
2件目は、アシにも来てくれてる漫画家。こちらは現役。
彼はだいぶ深めのドルヲタで、「ぼくヲタ」登場キャラの会長のモデルにさせてもらってます。そんな彼が今一番多く通っているのが「ゲイでもアイドルになれる!」がコンセプトの「二丁目の魁カミングアウト」この日もライブ帰りでした。
ちなみに彼はゲイじゃないらしいですが、僕が知り合った授賞式での彼はJKの女装をしていました。
男装してる女子と、ゲイアイドルの現場帰りの男子(女装癖あり)。
話は飛びますが、以前ある女性アーティストがインタビューで答えていたのですが「例えばロックフェスに出てロック以外の曲調だとノッてくれない。その点、アイドルフェスだとどんな曲でもたいがいノッてくれる。ある意味、アイドルファンの方が音楽に対する許容性は高いのかもしれない。」……というようなことを言ってました。うろ覚えですが。
一方、うちでの仕事中ずっとアイドル曲を聴かされたまくったアシさんが「アイドル曲なんて聴いたことなかったけど、幅広くて飽きることなかった。ていうか、意外と聴ける曲多くてびっくりした」でした。
アイドル曲と一口に言っても、ブリブリのアイドル曲もあればロック、パンク、ラップ、ファンク、もうなんでもありです。とくに僕なんかはKSDDで古今東西のアイドル曲をかけるので余計にそう感じます。
アイドル現場における性の多様性と音楽の許容性。もしかしてアイドルヲタって、世界で一番先頭走ってない!?と感じた一日でした。(なんでも食らう雑種なだけかも)
田辺