SRD5.2.1で、平安末期を舞台にした日本発TRPG『倭霊異記』

SRD5.2.1を活用し平安末期から鎌倉期の日本を舞台にした『倭霊異記』を出版し、日本のTRPG文化を盛り上げます。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

634,900円

126%

ネクストゴールは700,000円

支援者数

54人

24時間以内に4人からの支援がありました

募集終了まで残り

46日

SRD5.2.1で、平安末期を舞台にした日本発TRPG『倭霊異記』

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

634,900円

初期目標100%突破

あと 46日
126%

ネクストゴールは700,000円

支援者数54人

SRD5.2.1を活用し平安末期から鎌倉期の日本を舞台にした『倭霊異記』を出版し、日本のTRPG文化を盛り上げます。

『倭霊異記』のキャラクターシートを公開しました。どなたでもダウンロードして、自由に印刷してお使いください。

 キャラクターシートは、遊ぶ人が卓の上でいちばん長く眺める紙です。ルールブックは必要なときに開くだけですが、キャラクターシートは数時間のセッションのあいだ、ずっと手元にあります。だからこそ、このゲームが何を大事にしているのかが、シートの細かいところに表れると考えました。

 中でも一番こだわったのが、アーマー・クラス(AC)を書き込む欄です。

 5版のキャラクターシートを見たことがある方なら、ACの欄が盾の形をしているのをご存じだと思います。盾は「身を守る」ことのいちばん分かりやすい印で、西洋風ファンタジーの冒険者にとっては、剣と並ぶ象徴でもあります。

 ところが、『倭霊異記』の世界には盾がありません。

 平安の末から鎌倉の初めにかけて、武士の戦いの中心は馬上の弓でした。両手で弓を引き、ときには太刀を振るう武士は、片手を盾でふさぐわけにいきません。その代わりに身を守ったのが、肩から下がる大袖です。鎧の大袖は、矢を受け止める盾の役目を果たしていました。徒歩で戦う者たちは、地面に立てて身を隠す掻楯を使いました。手に持つ盾ではなく、身にまとう鎧と、置いて使う楯。それが、この時代の守りの形です。

 本書のルールも、この考えで作っています。盾は装備から外し、その代わりに大袖を鎧の特性に、掻楯を半身を隠す遮蔽にしました。盾がない分、冒険者のACは元のゲームより低くなりがちです。そこで、妖の攻撃ロールのボーナスを1つ下げて釣り合いを取っています。

 そうであれば、ACの欄だけが盾の形をしているのはおかしな話です。そこで、ACの欄を鎧の形にしました。

 たかが枠の形、と思われるかもしれません。でも、キャラクターを作るとき、あなたはこの鎧の形の欄に数字を書き込みます。そのとき、あなたの侍は盾ではなく大鎧をまとっていて、あなたの悪党は腹当一枚で戦場を駆け、あなたの相撲人は鎧も着けずに身ひとつで妖と組み合っている。そう思い描けるかどうかで、遊びの手触りはずいぶん変わるはずです。

 『倭霊異記』は、和風の名前を並べただけのゲームにはしたくありませんでした。世界の理屈が違えば、ルールも、道具も、紙一枚の形も変わる。キャラクターシートのACの欄は、その考えをいちばん小さな形で示した場所です。

 ぜひ一度、印刷して手に取ってみてください。そして、鎧の形の欄に、あなたの冒険者の守りの数字を書き込んでみてください。

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