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敏感で繊細、だから不登校になりがちな子供と親がもっと幸せに感じる社会になるように

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現在の支援総額
921,777円
パトロン数
137人
募集終了まで残り
21日

現在115%/ 目標金額800,000円

学校がつらい…行きたくない…それは誰にでもある自然な気持ち。でもそれが続くと何がつらいの? 学校に行かなくても大丈夫なの? 親子は不安な日々を過ごし、不必要に傷ついたりしてしまいます。学校生活のつらさの一因にHSCという気質があります。このHSCを理解いただく本を作り親子の安心を創りたいと思います!

 

このたびは、私たちのプロジェクトに興味をもってくださりありがとうございます。

沖縄に住むカウンセラー、「HSC子育てラボ」の斎藤暁子(@koko_kaku)と申します。

ホームスクールで育っている、9歳の息子の母でもあります。
2017年にブログ発信を始めた時に、kokokaku(“ここ”に“書く”)というハンドルネームを使い始めてからは、kokokakuと呼んでもらっています。

(ホームスクールを選んだストーリーをブログで連載しました『幼稚園をめぐる家族の物語』)

2018年3月に「HSC子育てラボ」というサイトを立ち上げ、精神科医の夫とともに、HSC(Highly Sensitive Child:人一倍敏感な子ども)の子育てについての情報や、不登校との関係を研究・発信をする活動をしています。

 

ママ、どうして学校にいかなくちゃいけないの?に応えてあげたい

敏感で繊細、だから不登校になりがちな子供と親がもっと幸せに感じる社会にしたい

だから、

これらを実現したいのです。

 

私には、伝えたいことがあります。子どもに接している方にはもちろん、子どもに接していなくても、これから接するであろう方にも。さらに、むかし子どもだったすべての方にも。

“普通”に頑張っているように見えて、大丈夫、なにも心配する必要などない、と思える子の中にも、本当は “大丈夫じゃない” という子がいることを。

このプロジェクトは、保育園・幼稚園や学校がつらいと感じる子は何を感じているのか? そのことを想像してもらえたら、もっと適切な対応ができるのでは?と願って立ち上げました。


学校に通う意味

もし、お子さんが「幼稚園に行きたくない…」「学校に行きたくない…」と言ったらどうしますか?

そうでなくとも「どうして学校に行かなければいけないの?」

という言葉が子どもの口から発せられるとき、そこには「行きたくない」という気持ちの存在を感じつつ、大人なりのいろんな考えや思いを子どもに話して聞かせるのではないでしょうか。

私はそうでした。

学校は、将来社会に出るための準備の場所だよ。

学校で勉強しないと家ではできないでしょう。

嫌なこともあるかもしれないけど、集団の中で揉まれ、人間関係や規律を学ぶことが大事。


学校に行く意味は、すごくすごく簡単に言うとこういうことかと思うのです。


学校に通えなくなる理由は色々あると思うのです。

いじめられたとか、先生が嫌いとか、集団行動が苦手とか、規則が苦手とか。

それは一時的なことだからと、多くの人は、行かせるべきだと考えるのではないでしょうか。

 

しかし中には、一時的ではなく、常に学校がつらく、行きたくないと感じる子がいます。

そんな子はひょっとしたらHSC(Highly Sensitive Child)なのかもしれません。

 

共通する、敏感・繊細といった気質的特徴

私は10年ほど前から精神科医の夫の診療に立ち会ってきて、人の心や過去に深く接し、3年ほど前よりカウンセラーとしての仕事を本格的に始めました。
その中で、社会不安障害、適応障害など、苦しみを抱えてつらい思いをしている方から、学校や合わない環境に無理に頑張って適応し続けてストレスフルで心に傷を負う体験を繰り返してこられたという話を伺うことがあります。その方々の中の多くに、「敏感さ、繊細さ、感受性の強さ・豊かさ」といった気質的特徴が共通していることを捉えていました。

その特徴こそがHSCだと知ったのです。

本人と周りの理解が重要だからこそ、私はHSCをもっと広くに知ってもらい、HSCがもつ素晴らしい力を発揮できる場を増やしたいと思っています。

 

【動画】

 

 

 

敏感さゆえに傷つきやすかったり物事の処理に時間がかかってしまうことがあります。また繊細で感受性が豊かで、共感性が高いといった長所を持っています。

※HSCはひとりひとりさまざまですので、すべてが当てはまるというわけではありません。

 

【うちの子活発でなんとなくHSCのイメージに合わないけど敏感で繊細…】→ こちら  をご参照ください

 

HSCは生まれ持った気質のこと。性格とちがって気質は変わることはありません。

その気質が環境に合わないと、抵抗や拒否反応が起こるのは自然なことなのですが・・・

このような誤解を受けてしまうケースも多々あり、残念ながらそのような誤解が敏感な子の生きづらさになったり、自己を否定してしまったりしています。

HSCは、“病気”や“障がい”ではなく、“気質”であるため広まりにくく、知らないという人の方が多いのです。

そこで、できる限り誤解をなくし、生まれ持った気質が理解・尊重されることで自己肯定感を得られるよう、本人にも周りの人にも、正しい知識を持ってもらう必要があるのです。

また、HSCの多くは、落ち着いた環境ではとても強い集中力を発揮しますが、刺激が多過ぎる・騒がし過ぎる環境では、集中力がなく気が散りやすく、衝動的で落ち着きがなくなるなど、ADHD(注意欠如・多動症)のような反応を見せることがあるため、発達障がい(神経発達症)と勘違いされる場合があるのです。

 

レッテル貼り? ラベリング? カテゴライズ?


一方で、「HSC」などという名前に対し、新たなレッテル貼りだという意見や、枠にはめて決めつけることはしたくないという意見もあり、何となく言い出しにくい、拡散されにくい、という『HSC拡散に立ちはだかる壁』のようなものを感じることがあります。しかし、名前はそのために提唱されているものではありません。

抱えている悩みに名前がつくことで、敏感な子の反応を否定する必要がないことや、受け止め方がわかることもあります。

子どもさんやご自身、大切な人の、生まれ持ったありのままを知ることができ、適切な関わり方ができるようになるための大切な用語なのです。

 

学校などの集団や組織では、HSCの気質から起こる強い感情の反応は受け入れられにくく、適応を強いられると精神的にとても疲弊してしまいます。

敏感で繊細な感覚や反応を否定され、深く傷つき、自尊心や自己肯定感が削がれてしまいます。

孤独感や不信感、そして恐怖や過敏性の高まりは、生育過程の体験がとても影響しているのです。

葛藤と不安・・・苦しむお母さん

学校に行きたくなければ行かなくていい。そのような考え方をする人や、そのような発言はとても増えましたし、私もそう思っています。でも現実には、子どもが学校に行けなくなると、克服させる、適応させるのが“普通”や“当たり前”という常識が頭をもたげ、お母さんには葛藤と不安がどっとのしかかります。そして、

これらがまとわりついて心が揺さぶられるのです。

学校の何がつらいの? もし学校に行かなかったらどうなってしまうの?

それがわかるまで、親子は不必要に傷ついたり不安な日々を過ごしてしまいます。

もしかしたら、子どもさんの気質が学校に合っていないのかもしれません。

学校との相性を知るための、20のチェックリスト】→ こちら(HSC子育てラボのページ)

 

防ぎたい!

学校に気質が合わなければ、その子にとって学校は地獄だと言います。

ずっと我慢して学校に行き、苦しみに耐え、時に糸が切れると自分が悪いのだ、至らないのだ、と自責する。

そうして大人になった方が抱える「心の傷」がどんなものかも他の人にはわからなくて、傷がえぐられることもある。

その悪循環を止めたい!! カウンセリングの度に思ってきたことのひとつです。

ただ、仕事や生活に支障を来すほどの生きづらさや苦しみを抱えている場合の回復は簡単ではありません。

負わなくてよかったはずの傷や自己否定感、その方の歴史に日常的に触れているからこそ「防ぎたい!」そう強く思うのです。

 

 

 

 

 

本来HSCは、個性的で素晴らしい魅力や才能に溢れていて、その子に合った環境や関係を選択できていれば、その子らしさが発揮されて、自己肯定感や自己価値が削がれることなどありません。

否定されることなんかひとつもありません。

HSCに必要な環境や接し方があることや、子どもによっては学校以外の選択肢が必要であることを、声を大にして言いたいと思います。

【HSCの魅力とは】→ こちら(HSC子育てラボ)

 

私の目的は、学校教育批判ではありません。学校には学校の価値や良さがあると思いますし、素晴らしい先生も大勢いらっしゃいます。しかし、『学校という環境がどうしても合わない子もいる』。

そう思い、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

これが今回のプロジェクトの目的です。

そういう子にとっては、学校に通うだけが唯一の方法ではないことを、みんなにお知らせしたいのです。

学校の他には、例えばフリースクール、適応指導教室、デモクラティックスクール、インターナショナルスクール、ホームスクール、親の会、特色ある教育、学習塾、アンスクーリングなどがあります。

社会性などを学ぶ時に、こういった学校以外のオルタナティブな場所で、心身ともに健康でいられるものを選んだ方が幸せな子がいるのです。

ただ、現状では学校以外の場所で学ぶ制度が確立されていません。だから学校のカウンセリングは最初から、最終的には学校に戻すことを目的としています。

その次のセーフティーネットとして、本当は学校以外にも選択肢があることを伝えたい。

HSCは、多様性の一つで、その個性を失わせてはいけないのです。

 

本が完成するまでのスケジュール

2018年12月中旬~2019年2月末『取材と編集』

・編集に携わってくれるメンバーと、Facebookのグループでつながって一緒に本を作ります。

・学校以外の選択肢に必要な安心材料についてを調べ、識者、著名な方、HSC子育てをしている方に取材を行います。

・編集と同時に、内容をnoteに公開していく予定です。

2019年3月『装丁などを決定し、印刷・製本を発注』

4月『完成』

・完成した本をリターンとしてご購入いただいたサポーター様にお届けします。

・流通はAmazonのみで行います。

【予定している書籍概要】

 

 

「どうして書籍なのか?」…このプロジェクトを立ち上げる中で多かった質問です。

つまり、Webで発信することでじゅうぶんではないか?

Webでも書籍でも信用は変わらないのではないか?ということだと思います。

私が書籍にしたい理由はこうです。

手に触れられる、手から手へと渡せる“本“だからこそできることがあると思うのです。

 

今回のクラウドファンディングの、その先に描いているものがあります。

HSC、学校に行かない子、親御さんのための、安全・安心な居場所となる『オンラインのコミュニティ』です。

まずは運営委員会をつくって、少人数で仮説と検証を繰り返しながら、安心で楽しい居場所とつながりをつくっていき、さらには将来に役立つ生きる力、スキルを身につけられるような仕組みを創っていけたらいいなと思い描いています。


 

リターンは、プロジェクトが達成したら制作を始める本の他、クラウドファンディング限定のトートバックをはじめとしたオリジナルのグッズなどの様々なラインナップをご用意しています。

【新しくリターンを追加しました】

プロジェクトの達成を目指して、新しくリターンを追加しました。

①flemyさんイラストポストカード5枚+ステッカーセットコース 2000円


②kokokakuがご家族の絵を描きますコース(限定10名様) 5000円


③flemyオリジナル水彩イラスト原画(額縁入り)コース(限定5種) 7000円


自費出版 初版製作費 52万円

・サイズ:B6

・ページ数:200ページ前後

・印刷数:300部

各リターンアイテムの発送料、手数料 168000円

CAMPFIREさんへ支払う手数料 14% 112000円

 

小冊子『敏感な子の守りかた絵本』の出版に込めた思い・・・

 

HSCに関する活動は、2017年からのブログ発信にはじまり、2018年3月に立ち上げた『HSC子育てラボ』では、情報発信の他に、インタビュー、オンラインディスカッションや勉強会、読書会を開いたりしています。

またコミュニティ運営についても学んでいます。

そして今年7月、私は『敏感な子の守りかた絵本』という小冊子を自費出版で創り、出版しました。

絵と文を自分で書いたのち、HSCの子どもさんを持つお母さんのご意見などをいただき、精神科医の夫に監修を依頼して創ったものです。

この小冊子は、実は、HSCの息子の親である自分にとっての必要を感じたことが制作のきっかけになっています。

例えば、強い敏感さがなければ何ともないようなことで、わが子が嫌がったり泣いたりすると、周りや相手の方は訳が分からなかったり、びっくりします。そこで、場合によって、その訳をきちんと伝えたり、未然に防ぐことをができるようにと、私はいつもHSCの特徴をまとめた1枚のプリントを持ち歩いていたのです。

言わば“トリセツ”のようなものです。

※その時のお話もブログに書いています→「人見知り?8歳息子が人前で大泣きした理由と対応

 

学校生活が過酷に感じられる子どもさんたちは、学校で身動きが取れなくなっていたり、必死で適応し、自己肯定感が低くなんでも自分のせいだと思っていたり、「生まれてこなければよかった」という子も・・・でもそれを知っているのはお母さんだけというケースは多いです。


家では尊重してあげられる子どもの気持ちやニーズは、外ではわがまま、甘えに見え、親がそれに応じると「過保護」「気にしすぎ」「かまいすぎ」「だからいつまでも慣れない」などという言葉が投げかけられたりもします。

お母さんを追い込む板挟みのプレッシャーは心の余白を奪い、その焦りや怒りを子どもに向けてしまい罪悪感に苛まれる、という意見も共有してきました。


HSCの親がどうして過保護に見えるのか…それは、

子ども(個)の気質やペースを尊重する社会ではなく、社会に子どもを合わせる世の中だから。

これは大人の社会でも同じだと思うのです。


かといって関わる人に、「HSCが生まれ持った気質であること」「否定することはひとつもないこと」「HSCは何をどのように感じるものなのか」「適切な対応は」・・・と、これを口頭で伝えてわかってもらうのは難しい。

だから「できるだけ優しい気持ちで受け止めてもらえる冊子を作ろう!」と考えたのでした。

(写真提供:奥戸サオリさん  @saoriokuto

HSCといってもタイプは本当に様々ですので、すべての項目が必ず当てはまるわけではありませんが、苦手なことを肯定的に捉えてもらえたらいいなという思いを込めて描きました。

 

 

→ 絵本のつづきは こちら からご覧になれます

Amazonのカスタマーレビューにこのような感想をいただきました。

この絵本を通して、自己理解・他者理解、多様性についての会話が生まれるなんて、そんなに嬉しいことはありません。そして、このご夫婦のように、「これは子ども時代の自分だ・・・」と教えてくれる方がいらっしゃいます。

他の人とどこか違う自分のことを否定したり、劣等感を抱いたりしてきた人たちが、それは自分がおかしいのではなく、気質の特徴だったとわかって「謎が解けた」とおっしゃるのです。

このような本を通して、ご家庭や教室などで会話が生まれるといいなと思います。

 

『HSC(Highly Sensetive Child)概念は優しい世界の鍵になる!』

不登校など、不適応を起こしやすい気質の子にとって何がつらいのか。

敏感な子を通してその感覚を想像できるようになること。

敏感な子に接し、配慮できるようになること。

これらができるようになると、世の中はもっと優しい世界になるのではないか。そう思います。

 

学校や社会に安全・安心が感じられ、居心地の良さ、意義が感じられる場所になるのであれば、それに越したことはないですし、一方で、『学校がすべてではない。選択は自由』『学校に行っても行かなくても、子どももお母さんも幸せでいられる』という社会になるといい。

そんな世の中への橋渡しを応援・支援して下さる方が多ければ多いほど、今悩んでいる子どもさんや親御さんは励まされ、希望になると思います。

そして、その希望を現実のものにすることができるよう、頑張ってまいりますので、どうか、みなさまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

2018年9月17日

斎藤暁子(kokokaku)

 

 【SpecialThanks

▼イラスト flemyさん( @flemyrabbit )

このプロジェクトページを作成する時、感性が刺激される素敵なイラストがあったらいいなと思いました。

最初に浮かんだのがflemyさん。flemyさんは、私のブログを見てくださって「HSCです。私の場合は学校に行きました。それで得たものもありますが、磨り減ったものはそれより多いかもしれない」と教えてくれた、豊かな感受性、感性、クリエイティビティに溢れたイラストレーターさんです。

flemyさんの記事「絵画表現の追及 幼児編小学1年前編小学1年後編」には、HSCの子を象徴するような感受性が見事に言語化されています。また、プロジェクト始動に際して、「HSCの認知を広げたい。」という想いをブログにて綴られました。ぜひご覧いただけたらと思います。


▼動画撮影 若ちゃん( @waka_LAB 

▼動画制作  竹本有希さん( @yukineko15