カカオ農園とお菓子の開発を行うスタートアップ Whosecacao(フーズカカオ)が、カカオの個性を最大限に生かした今までにないお菓子を提案するブランド「CROKKA(クロッカ)」をローンチします。第一弾商品は、口いっぱいにカカオの香り広がるザクザク食感のブラウニー!

はじめまして、Whosecacao(フーズカカオ)です。

私たちは、テクノロジーを駆使して農園 / カカオ豆 / お菓子の開発を行う、2017年10月に創業したスタートアップです。"カカオ" のプロフェッショナルをはじめ、お菓子、IT、金融など多様なバックグラウンドのメンバーで、「素材を供給する農園」と「素材を必要とする作り手」を繋ぐ活動を行なっています。

今回CAMPFIREでは、Whosecacaoが新たに立ち上げるお菓子ブランド「CROKKA(クロッカ)」の第一弾商品、

" ザクザク食べる "新食感" ブラウニー!
CROKKA brittle(クロッカ・ブリトル)"

をCAMPFIREだけの特別セットで先行販売いたします!

ざくっとたべたら、ふわっと口いっぱいに広がるカカオの香り。

Whosecacaoが独自に生産・開発したカカオで、カカオの風味を存分に味わうことができるハイカカオでザクザクなブラウニーを作りました。普段食べている「チョコレート」とは違ったカタチのカカオをたのしめるようなお菓子です。






1. こだわりのポイント
2. パッケージデザイン
3. 商品情報
4. 「CROKKA」について
5. リターン紹介
6. イベント情報
7. Whosecacaoについて
8. 代表よりメッセージ



① 存分に味わえるカカオ感

「CROKKA brittle」には、1箱あたりカカオポッド約1個分」のカカオ豆を使用しています。

色とりどりのカカオポッド

カカオポッドを割ると豆がギッシリ

発酵・焙煎をしたカカオ豆

生地に練り込むチョコレートに使用しているカカオ豆だけではなく、表面にはスーパーフードとしても注目を集めているカカオニブ(カカオ豆を砕いてフレーク状にしたもの。ポリフェノールが豊富!)を散らしています。カカオの風味をダイレクトに感じられるように香料は使用せず、なるべく余分なものは排除することで、存分に素材の香りや食感を楽しめる仕様にしました。

また、特にこだわったのは生地のザクザク感。何度も試作を繰り返し、卵白の乾燥する作用を利用して理想の生地のザクザク感を表現することができました。表面に散らしたカカオニブも軽快な食感をプラスしています。

② 自社開発の高品質カカオ豆を使用

Whosecacao では、インドネシアのエンレカン県(コーヒーで有名なトラジャの近く)でカカオ農園を開発しています。今回使用しているカカオ豆はすべて、自社で開発をしている農園で収穫したものです。

下記の図は、カカオ豆が農園から消費者に届くまでの流れです。Whosecacao では、カカオ農家〜卸売までを一気通貫で管理しています。

カカオ豆が消費者に届くまで
一気通貫の管理体制により実現したのは、「徹底した品質管理」「透明性のあるデータの提供」です。今までは間に多数の業者が入ることによって、この2点を維持するのは難しいことでした。

取得データの一例

今回はこの「透明性のあるデータ」の裏付けがある「徹底した品質管理」で輸入をしたカカオ豆を使用しています。

③ レシピは自社で独自に開発

Whosecacao には、ビーントゥバーチョコレートのメーカーに職人として従事していたメンバーや、飲食 / 製菓業界で商品企画を行なっていたメンバーがいます。各メンバーが持つ、農園 / 素材 / 加工のそれぞれのノウハウを持ち合わせることで、素材の特徴を生かした今までにない商品レシピの開発を行なっています。「CROKKA brittle」もレシピは自社で開発し、製造はカカオのことを熟知したパティシエを抱えるメーカーに委託をして作っていただいています。




販売予定価格:1,080円(税込)
   内容量:10枚
   原材料:チョコレート(カカオ分70%)、バター、砂糖、ココアパウダー、卵、小麦粉、ベーキングパウダー、塩、牛乳、カカオニブ 



" 素材から、カカオの “カタチ”を再発見する。"

わたしたちのやりたいことは、原料がいちばん美味しいカタチで、もっとたくさんの人に届くこと。

だから私たちは、実際にカカオ自体をつくりながら、「どんなカタチなら、このカカオは最も個性を輝かせてくれるだろう?」って考えて、収穫したカカオの個性をもとにひとつのお菓子=カタチをつくって、みなさんに提案してみることにしました。



「収穫した素材 = crop」から、「カカオの形・お菓子 = katachi」を再発見する。

ひとつの「収穫」にたいして、ひとつの「カタチ」が生まれる。

あくまでお菓子を通して、カカオを伝えてみたい。

収穫された素材が、いちばんいきいきとしてくれるようなお菓子のカタチを探してみる。


わたしたちは、商品開発を丁寧に行い、本当に美味しい新しいカカオのカタチを提案できるお菓子ブランドになっていくことを目指しています。



ロゴは「CROKKA」という文字からできています。文字自体を素材とみなし、その素材を様々な形に変化させ再構築することで、カカオから新たなお菓子の形を発見し提案したいというわたしたちの思いを表現しています。 ロゴは、三角形・四角形・丸の3つの図形で構成されています。

 【三角形】
「生産者 ― 加工者 ― 消費者」の3つの要素をつないでつくられる図形。3つの要素が1つの「お菓子」として結実する。

【四角形】
素材の個性から現れる「お菓子」=「カタチ」を表現しています。

【丸】
これからどんな形にもなることができる「丸」で素材としてのカカオの可能性を表現しています。



Whosecacao がお菓子開発に抱く想いを、食べ手のみなさんに伝えるための "カタチ" とするブランド設計・デザインの制作を、CIAL Inc.の とつゆうた さん、鈴木大輔 さんを中心に行っていただきました。



CROKKA では、今後カカオ豆の収穫期ごとに、その時期に取れたカカオ豆の特徴を生かした商品をリリースしていく予定です。収穫された素材が、いちばんいきいきとしてくれるようなお菓子のカタチを日々追求していきます。



「CROKKA brittle」に加えて、カカオの世界を存分に楽しんでいただけるような、現在はCAMPFIRE でしか手に入らない Whosecacao オリジナル商品を中心にリターンを用意しました。


ナッツ感覚でそのまま食べれる、
「カカオ豆食べ比べセット (30g×3種類)」

Whosecacao が生産をするカカオ豆の特徴は発酵をコントロールすることで生み出す味と香りのバリエーション。産地の違いではなく、発酵の違いを楽しめるセットです。ローストしてあるので、殻を剥くだけで簡単に食べられます。

<楽しみ方>
・そのまま食べ比べてカカオ豆の味の違いを楽しむ
・ナッツ感覚でお酒のお供に
・砕いてヨーグルトやグラノーラに混ぜる
・サラダや料理入れて香りと食感を加える
など

Whosecacaoで厳選したカカオで作った
「ホットチョコレート」


Whosecacao が生産をしている数十種類にも渡るカカオ豆の中から、ホットチョコレートにぴったりのものを選びました。寒い冬に熱々のホットミルクに溶かして、楽しんでみてください。

インドネシア産のハチミツを使用した
「カカオニブハニー」

「カカオニブ」とは、カカオ豆を砕いてフレーク状にしたものです。今回はこのカカオニブをハチミツに漬けてみました。

Whosecacao のカカオニブ

<楽しみ方>
・パンに塗って食べる(バターも合わせて塗ると最高)
・ヨーグルトやグラノーラに混ぜる
・毎日スプーンひとさじのニブハニー習慣
など



発売を前に「CROKKA brittle」をご試食いただける機会を作りたいと思い、ポップアップショップの出店をすることにいたしました。当日はブース内でチョコレート試作の実演もする予定です。

▼イベント概要

イベント名:YOKOHAMA POPUP AVENUE
日程:2018年12月15日(土)
時間:12:00~19:00
場所:横浜駅みなみ西口広場




「素材を供給する農園」と「素材を必要とする作り手」を繋ぐことをミッションとして、2017年10月創業。農園やプロダクトの "DEVELOP"(開発)、生産・製造者と消費者の "CONNECT"(繋合)という2軸で、現在は4つのプロジェクトを展開しています。


【 DEVELOP 】

Enrekang Project
「農園」の開発プロジェクト。
インドネシア エンレカン県の中で熱意のある農家さんとWhosecacaoが協力し、エンレカンの新しい産業をつくるべく高品質のカカオ豆を開発。自社で開発をすたIoTデバイスを用いて、発酵違いのカカオ豆を生産しています。


CROKKA(ページ準備中)
「お菓子」の開発プロジェクト。
「素材から、カカオの “カタチ”を再発見する。」をコンセプトとした Whosecacao のオリジナルブランド。カカオ豆の収穫期ごとに、その収穫期に採れたカカオ豆の個性を生かすように商品を開発・販売していきます。


【 CONNECT 】

Connect Thai Cacao
「素材」と「作り手」を繋ぐプロジェクト。
タイ王国ランパン県を拠点とする Thai Coffee and Cocoa 社との提携により、高品質なカカオ生産地として急発展しているタイ北部のカカオ豆の輸入し、日本国内の作り手に新たな選択肢として提案をしています。


SWEETS SHOP
「作り手」と「食べ手」を繋ぐプロジェクト。
素材や技術にこだわる13ブランド200種類以上の商品を展開する、予約販売型のお菓子のセレクトショップです。


Whosecacao のSNS

Twitter  /  Instagram  /  LINE@



代表取締役社長 
福村 瑛(ふくむら あきら)


1991年生まれ石川県出身。バイリンガルコミュニティサービスConyacを運営する株式会社エニドアにてビジネスサイド全般を経験。ダンデライオンチョコレートジャパンでのチョコレート製造を経てフーズカカオを設立。実はキャドバリーのミルクチョコも好き。


〜 代表福村よりメッセージ 〜


こんにちは。フーズカカオの福村です。このCROKKAの紹介を見てくださりありがとうございます。少しだけ、今回のお菓子をつくった経緯について話させてください。

フーズカカオはカカオ開発を事業としており「メーカーにはならない」と言っています。しかし「商社」でもありません。農園とお菓子の仕組みを同時にアップデートしていくことに挑戦しています。今回のCROKKA(クロッカ)はその表現のカタチのひとつです。

ぼくは東南アジアのカカオ農園と日本を往復しながら活動をしています。もともと東南アジアが好きだったり、カカオ豆からチョコレートがつくりたかったわけではありません。学生時代はベンチャーキャピタルで勉強させてもらったり、就職先はWeb系ベンチャーでした。

チョコレートの世界には根深い問題があるとは聞いていました。しかし、農園に初めて訪れた時に農園の問題よりも日本が農園との繋がりを作れていない問題を認識したんです。

はじめて訪れたインドネシアでは良いカカオも悪いカカオも一緒くたになってるどころかほとんど悪いカカオでした。風味も良くないし、道端で乾燥させてるから犬やニワトリが上を歩いたり小石が入ったり、タバコがポイ捨てされたり。到底食べるものを作ってるようには見えませんでした。

メーカーの技術が高いおかげもあって消費者には元の素材が良かったのか悪かったのかもわからない。『カカオ農家はチョコレートのことを知らない』と言いますが、逆に「チョコレートの作り手も消費者もカカオのことを知らない」のです。

僕も最初はカカオもチョコレートの作り方も知りませんでした。しかし、一つ一つ学んでいきました。

「会社を辞める」

「カカオ農園に行く」

「農家から直接カカオ豆を買い付ける」

「日本国内に持ち込む」

「メーカーに売ってみる」

「チョコレート工場で働く」

「農園に通う」

「会社をつくる」

「お金を集める」

「仲間を集める」

「農園に協力してもらう」

「美味しいものがあまりなく、シャワーもなく水浴びをして、毎日停電するし、スズメバチに刺されるし、思うような収穫量がなかったり、発酵の工程を何度も失敗したり、業界から怪しい団体呼ばわりされたり、輸入の手続きが大変だったり、商品化しようとしたら商標が大手に取られてたり」

この活動を行うのにはたくさん「難しい」理由がありましたが、僕らの活動に関わってくれた人々のおかげでカタチにすることができました。

これまではチョコレートはパティシエやショコラティエ、チョコレートメーカーのつくるものでした。彼らの技術が消費者にとってのバリエーションであり、素材のカカオはそこまで注目されなかったのです。

今、ようやく国ごとにカカオの風味が違うという文化が生まれて来ました。しかし、カカオという素材の変数はそれ以上だと思っています。国の違いでも、地域違いでも、村の違いでも、人の違いでも、収穫期の違いでも、発酵の違いでも、土の違いでも、品種の違いでも風味は変化します。

フーズカカオはそれらを楽しめる商品を作っていきます。

世界で最も愛されるお菓子のカタチを再構築していきます。



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