▼ご挨拶と自己紹介

初めまして。私は、トーマス・エヴン(Evan Thomas)、アメリカ出身です。今は公立学校で英語の教師をする傍ら、チーズと熟成肉を作成する日々を送っています。

僕は、幼い頃から料理が好きでした。イタリア系アメリカ人の家系に生まれ、祖母からピザのレシピを受け継ぎ、チーズをこよなく愛しています。料理は、言葉を必要としない文化交流で、良い料理は人を幸せにすることができる。沖縄県に、14年間住んで確信した事は、沖縄の人たちはアメリカのソウルフードを知らない、僕も含め多くの外国人が故郷のベーコンやチーズが手に入らずホームシックになっている、そして人工添加物の入っていない加工肉製品を見つけることが極めて難しいということです。そして、教師経験を経て今、「食」を通して日米交流を図り、地域活性化に貢献したいと思うようになりました。6年前、沖縄県在住のイギリス人が経営するチーズ工場でチーズの作り方を習い始めた時、僕のレストラン開業への道のりが始まりました。

今はチーズに加え、ソーゼージ、ベーコン、生ハムの作成を独学で研究を重ね習得し、イベントや個人で販売するまでに至っています。(インスタグラムはこちら


▼このプロジェクトで実現したいこと

①沖縄県初の自家製ベーコン+チーズのレストランをオープンする事。

<実店舗の概要>

場所:沖縄県沖縄市池原3丁目(国道329号線沿い)

裏にはヤギ小屋や、畑がありとてものどかです。外でイベントを開催するのにもぴったりの場所です。

開業予定日:2019年5月〜6月

営業形態:

朝夕の交通の便が最も多い国道沿いの利点を生かし、朝食とディナーを中心に運営。
駐車場6台分確保OK。
外国人が多く住む地域である事もあり、彼らの懐かしの味を提供。
週末は、ローカルバンドを呼んだり、アート展やワークショップなどにも場所を提供し文化交流を促進。
月に2回ほどクッキングクラスを開催。

日 :ブランチ
木〜土:朝食とディナー

②無添加で健康的にバランスのとれた朝食を提供。車社会の沖縄の忙しい朝の通勤時に、片手で食べられる野菜たっぷりのベーコンサンドイッチなどを持ち帰りで提供。
③地産地消で地元の食材をできるだけ使い、地元農家を応援する。農家さんの名前を提示する事で、材料を全て知ってもらい、お客様の食の安心と生産者と消費者の関係を築きます。

④チーズと熟成肉を地ビール・日本酒・焼酎とペアリングして楽しむ。お客様との対話が生まれる楽しい時間を作ります。

⑤ライブ音楽や料理教室などのイベントを主宰しながら地域活性と文化交流に貢献する。

⑥沖縄の海を守る為、プラスチック容器を一切使わず、エコな運営をする。

店舗入り口を入ってまず目を引くのは熟成肉とチーズのショーケース。好きなベーコンの味を選んでお客様流のサンドイッチを注文できるシステムにしたいと思っています。



▼プロジェクトをやろうと思った理由

「食」は文化で、それによって交流が生まれます。わたしは、食べにきてくださる人々を繋げるだけでなく、生産者そして食材を育む自然環境までへの繋がりを大切にしたいと日頃から思ってきました。沖縄県は、素晴らしい養豚の歴史があり、アグーと呼ばれる黒豚でも有名です。沖縄の豚で、アメリカ本場のベーコン、そして生ハムを作り県産業を盛り上げたい。そして、それを通して私の母国と沖縄をもっと近いものへとつなげたいと思っています。環境学を研究する妻の影響を受け、そして県内の子供達の食習慣をここ数年で目の当たりにして、ポジティブな姿勢でこれまでと一新した食文化を沖縄に取り入れたいと思いました。

チーズ工場で働き始め、自身でチーズを作り、お客様に喜んでもらった時今までにない自信が湧きました。それまではただ好きで料理を家族や友人に作り、喜んでもらえることがとても嬉しく、新しい味を作ることの楽しさも感じていましたが、チーズ工場での経験からそれを職にできると気づき、40歳を目の前に挑戦しようと思いました。

▼これまでの活動

2014年: チーズ職人としての修行スタート、自作のチーズ販売まで至る。

2015年:手作りソーセージの試作研究スタート

2016年:イベントでソーセージの販売スタート

2018年:ベーコン多種と生ハムの制作、提供開始

▼資金の使い道

ここ2年で評判と顧客を集めてきましたが、自己資金が少なく、できるところから少しずつ準備をやりくりしている状態です。現在は物件が見つかり交渉中。これもまた出会いなのか、大家さんが大工さんで、しかももと農家でもあり仕入れにもご協力いただけるかもしれないとの事。私達の熱意が伝わったのか、契約前にも関わらず内装工事の相談を親身に受けてくださっています。そんな大家さんの期待を裏切らないためにも、頑張ります!

資金利用の内訳は以下の通りです。

内装工事費:1,000,000円

設備工事費:2,500,000円

厨房機器費:3,000,000円

看板作成費:100,000円

食器等備品:200,000円

宣伝広告費:20,000円

宣伝広告費:20,000円

テーブル,椅子:300,000円

開業前家賃:500,000円

ご支援いただいた資金は、こちらの一部に利用させていただきます。

▼リターンについて

沖縄県本島内にお住まいのパトロン様には、店頭で使える食事券、サンドイッチ引換券やドリンク券、クッキング教室等をご用意。

遠方の方には、Tシャツ、タンブラー、エコバッグなど環境を配慮した生活応援グッズをお送りします。

いずれも、夏のオープン以降の発送となりますのでご了承ください。進捗状況は、逐一ご報告させていただきます。

▼実施スケジュール

2019年2月 物件契約

2019年3月 設備工事開始(一部DIY)

2019年5月 機器搬入、営業許認可

2019年6月 開業

▼最後に

僕たちは、完全ゼロからのスタートです。沖縄での出会い、自分達の情熱と努力が僕たちの唯一の資本です。今沖縄では、25%の子供達が貧困家庭で育ち、学校の給食だけが1日の主な食事となっている子供達が多くいます。沖縄でこの5年間、英語教師としてこのような事情に直面する多くの子供達に出会って来ました。僕も貧困家庭で育ち、今一父親として目標とする事は、子供達に夢に向かって努力をすることの価値を示すこと。そして、地域の子供達の成長の手助けができるよう還元していく事です。アメリカンフードはファストフードだけではありません。有機農法に加え、無添加で持続可能な地域経済を確立しながら健康的な食事を実現し始めています。沖縄にも、この食文化を伝え広げていきたいと思っています。どうぞご支援よろしくお願いします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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