かつての炭都・福岡県田川市に【コミュニティFM】を誕生させたいと田川出身の2人で会社をおこしました。炭坑節のふるさとであり「青春の門」の舞台でもある田川は、独特の芸能文化が色濃く残る地域。防災面からも注目されるラジオに田川らしいコンテンツを盛り込んだその名も「リバーサイドFM」に明るい未来を託して

プロジェクト本文

 

みなさま、こんにちは。かつての炭坑町、福岡県田川市を拠点とする(株)共同ポケットと申します。田川で生まれ育った男女二人でこの春、共同代表で会社をおこしました。

左・青木美香(田川郡川崎町出身)

右・山本剛司(福岡県五代祭・川渡り神幸祭が有名な田川市出身)

なぜなら?
田川にラジオ局を作るチャンスが巡ってきたからです!

炭坑があった頃は、、そりゃあもう大変な賑わいやったよー!という過去の栄光話ばかりを聞いて育った閉山後世代。私たちが遊ぶ場所は、なにやらわからない要塞のような廃坑跡や、荒れ果てた空き地ばかりで、煌びやかなものは何も残っていませんでした。ただひたすらに、福岡の都市部や大都会東京から発信されるテレビやラジオにかじりつき、ドラマや映画や音楽の世界に憧れ続けた青春時代でした。

秘密基地だった廃坑跡が私たちの原風景

共同石炭鉱業所の通称ポケットとよばれた貯炭施設だったことから共同ポケットという社名にしました。

だからこそ

田川市を経由して誰か放送事業者になってみないか?という声が聞こえてきたとき、これは!と思いました。いろんな事情があり、電波調査が終わった状態で、計画がストップしていたのです。

貯金もまったくないというのに、どうにかなる気がしました。
だって、こんなチャンスは二度とないかもしれない。
とにかく気合じゃー!!と会社をおこしました。

↑私たちの尊敬する田川在住90歳現役の映画看板絵師・篠原光雄翁が描いた「7人の侍」の三船敏郎です。とにかく田川にはここでは語り尽くせない程、スゴイ人がたくさん住んでいます

愛称はリバーサイドFMに決めました!

田川市の中心街は石炭の輸送には欠かせなかった川が流れています。彦山川から遠賀川へと続く、川筋気質の源流。毎年5月には福岡県の5大祭りに数えられる勇壮なお祭り「川渡り神幸祭」が開かれます。

川と共に育まれた町の放送局だから愛称は「リバーサイドFM」これはすでに田川のみんなには好評です!


筑豊・田川と聞いてどんなイメージが先に立つかだいたい想像がつきますが、とにかく、あの!田川に、民間の力でひとつの放送局が作れるのです。あの、田川から発信できるのです。きっと他のどこにもないインパクトある放送が可能でしょう。田川住民だけに限らず、全国、世界からもネットを通じて聴くことができます。ぜひ!聞いてほしいです。田川を身近に感じてください。放送はなんちゆうたちゃ、田川弁でやりますき!!

ということで
田川の町が1年で1番賑わう祭りの日に合わせてYouTubeラジオをやってみた!

技術協力およびパーソナリティとしてギターをかきならし、お喋りにも付き合ってくれたのは、東京で10年オフィスを持ち、テレビやCMなど様々なメディアの音楽制作を行ってきたその道のプロ!樋口聖典さん(田川郡川崎町出身)。東京のオフィス樋口は、弟の太陽さんに任せ現在は田川活性のために帰ってきて奮闘中。

田川にラジオができたら、こんな感じ!がイメージできるように

開局できるまで、1人でも多くの方に関わっていただき、親しみを感じてもらえるラジオ局を目指しています。

お祭りの日、田川伊田駅の待合室で行った3時間の公開生放送YouTubeラジオは大好評でした

こちらからご視聴できます。ぜひアクセスしてみてください!

令和元年・川渡り神幸祭スペシャル放送

https://youtu.be/0VxGPNbgApA

金はないが?(いや意外ともっちょうかもしれん)話題ならなんぼでんある。おもしろい話を語れる人、びっくりするほど歌が上手い人、とにかく、いろんな芸に長けたインパクトのある人が、実は山のようにいて力を持て余しています。

各界で活躍するあの人もこの人も実は田川の出身?個性的で我が道をゆく、ユニーク人材の宝庫。役者はいろいろ揃っている。

例えば、お笑い界なら、なんといっても、人並み外れた才能を発揮し多方面で活躍するバカリズムさん、独特の言い回しとキャラクターで愛されているバイキング小峠さん、そして、インパクトのある外見と人柄で美容界でも一目置かれるIKKOさん。音楽界の大御所といえば、これまた第一声でその人とわかる歌声、天才的シンガー井上陽水さん、ジャズ界の大御所なら山下洋輔さん、誰もが知る大企業のトップなど経済界にも実は田川出身者が多く、実に個性派揃いです。また有名人でなくとも、絵画や書道、文学、写真などをたしなむ市井の文化人もいろいろ。炭坑町を舞台にした映画も数多く制作されたことから、出身地でなくとも、この地に濃い想い出を持つ女優、俳優さんも多くいらっしゃいます。まさにストーリーの宝庫。

全国には現在300を超えるコミュニティFMが稼働しています。最初はラジオを聴くといった習慣がなかった地域であっても、狭いエリアであればあるほど、それぞれの特色を生かしながら、住民自らが発信者となって自分たちの力で、自分たちに必要な情報を受発信しながら、今や地域になくてはならない存在になっている局も少なくありません。中でも一番顕著な成功例は沖縄県。特色ある歴史、食文化、民俗音楽等、エリア毎に個性的な地名とストーリーが潜む沖縄には、なんと実に20ものコミュニティFM局が毎日元気に放送しています。なんだか妙に納得です!

うまくいけば福岡県では9番目の開局か。ラジオと田川はきっと好相性!

受信エリアが限られたラジオとはいえ、今やパソコンやスマホと連動させ、インターネットを経由すれば、全国はもとより世界中で聴くことができるのも大きな魅力です。都会へ離散した方々がラジオから流れてくる懐かしい故郷の方言や現状をリアルタイムで聴くことができる。そういった場面を想像すれば、これはまさしく筑豊・田川という地域にはぴったりのツールではないかと膝を打ちたくなります。

全国への離散者が多い地域だけに、望郷の念をも受け止めることができるのです。

(写真提供・木村カメラ)

かつて日本一の出炭量を誇った福岡県筑豊地域。炭坑全盛期は全国各地から、職を求めて多くの人が集まってきました。特に巨大な二本煙突がそびえ立つ田川市は三井の城下町といわれ、大変な賑わいを見せました。

しかしながら、町の中心的産業であった三井田川鉱業所は、エネルギー革命に押されて1964年、日本中がオリンピック景気に湧く中、閉山。多くの人が職を失って町を出て行き、人口は半減しました。

目には見えないが、あの頃の記憶や感動を鮮やかに呼び覚ますことができる。それがラジオ。

かつての繁栄を象徴するものは次々とスクラップされ、今や目に見えて残るのは、煙突と巨大な巻上機だけです。日本の近代化は地底の労働者たちの命がけの労働があったからこそ。炭坑は負の遺産ばかりを生んだわけではなく、だからこそ人の絆の物語や、他にはないさまざまな大衆文化芸術も根付いています。そうしたことを孫の世代にも伝えたいと、一人の元坑夫であった山本作兵衛翁が描き残した炭坑記録画が、2011年、日本初のユネスコ世界記憶遺産に選ばれた感動は、いまだ忘れることができません。

田川市役所、石炭歴史博物館の方々と関連イベント告知のテレビPR

田川映画愛好会のみなさんと



田川には日本初の世界記憶遺産登録にも貢献した福岡県立大学を始め、4つの県立高校があり、未来を担う新世代の教育や学びの体験としてもラジオは大いに役立ち刺激を生めるはず。中高通して、放送部の活動も全国レベルの学校があり、発信者としても大いに期待できます。

さらに最近になって、東京で事務所を構えCM音楽などを手がけ大活躍していた音楽プロデューサーや、大手広告代理店でCM制作の仕事に関わっていた青年たちが故郷田川のためにと帰ってきました。冒頭に紹介しました樋口氏が代表を務める(株)BOOK運営の廃校活用施設「いいかねpalette」

「なんでもできる世界をつくる」を合言葉に、楽曲制作や番組、CMなどの収録もできる本格的なスタジオがすでに備わっているのです。ここと連携しない手はありません。まさに鬼に金棒の心強さ!

いいかねパレット内にあるスタジオの様子

情報過多な今だからこそ、シンプルなラジオが見直され始めています

昨今は防災面でも期待されているラジオ。地震や自然災害時などいざという時、身近な情報を発信するラジオがあれば安心できます。これだけ情報が溢れている時代にラジオ?という声も聞かれますが、動画ひとつ見るにもいくつものツールがあり情報過多な時代だからこそ、運転しながら、通勤しながら家事や仕事をしながらでも耳だけでシンプルに情報を受け取れる昔ながらのラジオの人気が少しずつ上向いているのも事実です。合わせて全国ニュースや一般的な都市の情報をチェックしながらも、地元ならではのマニアックなご当地ネタ、地方色豊かな方言でのお喋りなどを耳にするとなんだか得をしたような気分になれますよね。

いろいろと夢は膨らむばかりですが、開局できるかどうかは資金調達にかかっています

もちろん田川市も地元自治体として広報的な活用を視野に入れた協力はしてくれますが、あくまで運営は民間がやることが条件。幸い、昨年の段階で田川市内の新電力の会社の協力により電解調査などは終わっていました。

問題はどこがメインの放送事業者になって資金調達をするかというところで計画は一時期ストップしていました。

開局するには最低でも1000万円が必要です!

やはり一番苦労するのは開局までの道筋。電波を確保できたとしても、開局するには放送機材やスタジオ整備、アンテナ設置など、ハード面をだけで最低でも1000万円以上の費用が必要です。かなりの大金ですが、これで諦めればせっかくの放送権が無駄になります。この機会を逃せば二度とできない一大事業。

人件費もまったく出ない中でしたが、どうせならということで、たった二人の小さな任意団体であった共同ポケットが、ポケットマネーを出し合って小さな株式会社を作り腹をくくりました。

どうぞみなさま、そんな私たちに力を貸してください!

スタジオ建設については田川市内でより基地局にふさわしい場所がないか検討中です。いづれにしてもオンエア中の様子が外からも眺められ、いつでも気軽に参加できるサロンのような雰囲気の放送スタジオを目指しています。


地域住民に限らず、全国および世界中で筑豊・田川の活性化を願う、所縁ある人々のお気持ちに恩返しできるような取り組みにも知恵を絞っていきたいと思っています。

田川エリアだけでなく、ネットを経由して全国、世界中でも聴くことができます!

限られたエリアでのみ聴取できるコミュニティラジオではありますが、今はインターネットと連動させることで、パソコンやスマートフォンを使って全国はもとより世界中で聴くことができるのが何よりの強みです故郷を遠く離れた皆様にも懐かしい田川の風景をイマジネーションでき、耳なじみのある田川弁での語りを楽しんでいただけるような番組作りも目標にしております。

夢を現実にするために邁進します。

取り急ぎ、開局に向けて、田川や筑豊を想うひとりひとりの力を結集させた準備資金を集めたいと、1000円から出資できるクラウドファンディングを企画しました。最終的には1500万円ほどを目標にしていますが、ここでの目標額は500万円に設定しています。

ひとりひとりのポケットマネーを結集したい!

みんなで作らなければ意味がないとおもっています。たとえ一度に目標額集まらなかったとしても、YouTubeなどを駆使したインターネットラジオの配信等、段階的にラジオ放送をイメージできる発信を続け、時期をずらしてでもコミュニティFMの開局を目指していきます。みなさまからの善意は必ず生かすとお約束します。

取り急ぎここで集まった資金は、開局を願う人々の想いの証として、開局できる見通しが立つまで一切手をつけずに私たちが大切に預からせていただきます。時間はかかるかもしれませんが、そのための資本とさせていただきたく【ALL IN】での呼びかけといたします。

開局準備金の内訳

昨年秋〜今年7月中旬 

総務省通信局への電波使用申請作業 および開局に向けた地域住民への説明、広報PRチラシ作成等の人件費 150万

開局前より広報活動としての発信技術料や事前CM等の収録スタジオとして活用する連携業者への業務委託費150万

7月以降〜

アンテナ建設費300万 

基地局の放送機材購入費800万 

スタジオ設備費300万

      

Light my fire
ハートに火をつけよう

田川を遠く離れた皆様からの応援メッセージもお待ちしております!

※2015年「青春の門」の上映会を企画した際に記念品として共同ポケットが制作したオリジナルマッチです。ご希望の方にはお譲りできます!

合言葉は温故知新。コンテンツは盛りだくさん!
過去を振り返るだけでなく、過去から学び、未来へ繋ぐ、どこよりもインパクトのあるラジオ局が田川からならきっとできます。

かつて私たちの唯一の娯楽の殿堂であった唯一の映画館、ターミナル会館は、昭和の終わりと共に閉館しましたが、いまだかろうじて、廃墟のままそこに立っています。またターミナル会館の専属として手描きの映画看板を描き続けていた昭和4年生まれの絵師は、令和をまたぎ今年90歳を迎えた今も、素晴らしい腕前でイベント用に筆をとってくださいます。このプロジェクトの表紙に使用した映画「青春の門」の看板も篠原氏の筆によるものです。そう、あの名女優大竹しのぶさんのデビュー作が「青春の門」でした。撮影のために2ヶ月滞在し地域住民と温かい交流があった思い出を今も鮮明に覚えていらっしゃるそうで「田川は第二のふるさと」とまでおっしゃっていただいています。

共同ポケットの合言葉は「温故知新」。歴史に育まれた風景、人、物語を大切にし、想像力を膨らませ、人の話を聴く力を養い、伝えたいストーリーを人々の記憶に刻み、次の世代へと語り継いでいくことができればと考えます。

↓田川が誇る90歳現役映画看板絵師・篠原光雄さんとのギャラリートーク(田川市美術館にて)

2015年田川文化センターを会場に共同ポケット企画で開催した「伝説の名画・青春の門を観て語る田川集会」で田川に来ていただいた脚本家の早坂暁氏(昨年ご逝去)とのトーク

こうした、それぞれの大切な想いに寄り添うラジオ局を作りたいと思っています。
ひとりひとりの力が頼りです!
どうか皆様からの温かい共感、ご支援を心よりお待ちしております。

(2016年9月撮影のターミナル会館 西鉄バスセンターも現在は閉鎖しています。いつ取り壊されるかわかりませんが、ずっと語り継いでいきたい大切な風景のひとつです)

追記

昨年、このCAMPFIREに初挑戦し、かつて日本有数の産炭地として栄えた福岡県田川市より、炭坑があったからこそ育まれたパワフル、アクティブな言霊のパワーを生かした2020年まで使える破らない日めくりカレンダーを制作販売させて頂きました。お陰様でたくさんの方から、毎日楽しみにめくり元気をもらえると喜びの声が届いております。支援くださった皆様にはあらためて、この場をお借りし心から感謝申し上げます。



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