■はじめにご挨拶
2019年4月にアメリカフロリダ州ディズニーワールドで開催される、クラブチーム対抗チアリーディング世界大会に出場する小川知華(@cheer_nica)です。2018年8月28歳の時に、社会人男女混成チアリーディングチームPhoenixと出会い、未経験ながらもチアリーディングの世界に飛び込みました。
■回転技が世界と戦う武器に
チアリーディングの競技は採点制で、人を持ち上げるスタンツに加え、タンブリング、ダンスやジャンプ等様々な要素を組み合わせて1つの演技が完成します。高得点を獲得するためには回転系の技を増やしたり、宙返りの中でひねりを加えたりと、難易度の高い技に挑戦する必要があります。
これまで培った、タンブリングやひねりのスキルがチアではとても役立ち、回転技のレベルは世界トップのチアリーダーとも勝負ができるいう自負もあります。 実は、私は幼少期から大学まで器械体操の選手として様々な全国大会に出場していました。
【体操:過去の競技実績】
2003年:全国中学校体操競技選手権大会 団体3位
2007年:国民体育大会 体操成年の部 団体2位
2008年&2009年:国民体育大会 体操成年 団体優勝
過去にPhoenixは世界大会に2回出場していますが、入賞はまだありません。世界でも通用する「回転技」でチームの飛躍を後押しし、2019年世界大会は8位入賞を目指します。
■プロジェクトをやろうと思った理由と使い道
世界大会出場とはいえ…チアリーディングはマイナースポーツ。国からの資金援助はありません。大会のための遠征費に約40万円全額が選手負担となります。また別途衣装代や普段の練習にかかる費用負担も大きいです。
18歳~34歳と幅広い年齢の選手が所属し、それぞれ仕事や学校とチアリーディングの練習を両立しながら日々生活をしています。正直きつい時もあります。資金は世界大会の往復航空券代、現地宿泊代、会場や練習場への移動費、衣装代などに活用します。
またチームの専用練習場はなく、試合と同じ環境での練習ができないのが現状です。多くのサポートを頂けましたら、チアリーディング専用の練習場代、強化練習などにも活用したいと考えています。
■世界大会の先にあるもの
「2019年世界大会で8位入賞を目指す」という目標はあくまで第一歩。クラウドファンディングを発信することで、「チアの魅力」を多くの人に知ってもらい、さらに私と同世代の女性にも希望を与えたいと考えています。現在でも世界中のチアリーダーとメッセージのやり取りをして、日々情報共有に励んでいますが、現地で世界のスキルを学びスキルをシェアすることで、日本でのチアリーディング競技の発展に貢献したい考えています。また世界中のチアリーディングジムに足を運び、本当に世界に通用するプレイヤーに成長したいという夢もあります。
■最後に
本気で好きな事なので、「週に4回練習に通いながら仕事をする事」は苦ではありません。練習に行くために日中にこれまで以上に集中できるようにもなりました。それでも、一緒に働いてるチームや会社には時に迷惑をかけたり、色々とサポートしてもらってると感じています。支えてくださる皆さんへ、この場を借りてお礼を言いたいです。ありがとうございます。そしてチアリーディングを、初めたばかりの時から「世界大会を目指す」と言い続けた私を笑わず応援してくれる先輩、同僚、友達にも感謝します。
これからも応援の程よろしくお願いします。
小川 知華
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