創業400年を迎えた佐賀県有田町にて、世界で唯一無二の技術によって生み出されたセラミックフィルター。濾過するものを遠赤効果によりまろやかにする効果があります。 私達はこの製品を疲弊した有田焼産地のフラッグシンボルとし、世界のコーヒーカルチャーに一石を投じたいと考えています。

プロジェクト本文

■はじめてのプロジェクトになります

 

■有田焼セラミックフィルターの海外戦略

私達のプロジェクトは “世界初! 味がまろやかになるセラミック製ハンドドリップコーヒーフィルター”のアメリカ販路開拓及び、それに伴う製品ラインナップの拡充になります。

本製品は20年前より九州を中心に販売されてきたロングセラー製品になります。50ミクロン程度の無数の穴があいている多孔質で、コーヒー用ペーパーフィルターの代わりにフィルターとして使用します。液体が穴を通過することで、遠赤効果によって味がまろやかになり、世界中探しても有田の久保田稔製陶所でしか製造していない製品です。

よく甕仕込みの焼酎はまろやかで美味しいと言われますがそれに似た効果です。

また液体であれば、コーヒー以外に、水、蒸留酒、ワイン、日本酒 等にて使用可能で、味をまろやかにしたり、角をとったりなどしてくれます。

分かりやすいのは、開栓して数日以上経過し酸化したワインも、あたりの少ないまろやかな味に変化します。

 

※味覚試験での検証データ

 

※ザラザラとした素材感をもつ

 http://ceramicfilter.jp/index.html

■商品との出会い

私とこの製品のそもそもの出会いは4年前に遡ります。

4年前、東京で勤めていた広告代理店を退社して、単身佐賀県有田町に移住しました。出身が滋賀県のため、商売の手本になる近江商人文化があり、

自身の活動を”有田焼商人”として標榜し、これまで歩みをすすめてきました。

※2015年 Tedx Fukuokaより 

 

■有田焼の差別化の難しさ

有田焼に関わりはじめてすぐに気づいたことの一つは、”差別化の難しさ”でした。陶磁器という分野において、国内だけでも有田以外に波佐見、瀬戸、美濃といった産地があり、ほかに安い中国製が沢山ありました。

 

有田焼というブランドがあっても同じような形状、同じようなデザインで価格が3分の1程度の他産地とは、確実に差別化をしていくことが重要ですが、それをすることの難しさを感じました。

そんな難しさを噛みしめはじめた頃にであったのが、久保田稔製陶所だけが 製造できる、“セラミックフィルター“という製品でした。

 

■本場アメリカでの可能性 

この製品の最も大きな特徴は、伝統産業品有田焼の製造技術から生まれた、「機能製品」であることです。濾過機能により、味を変化させ味覚を楽しませるだけでなく、コーヒーをハンドドリップすることが楽しみになる製品です。

今年の9月に、コーヒーの本場アメリカで開催される、Coffee Fest in Anaheim2016というコーヒー専門の展示会にこのセラミックフィルターを出展してきました。

きっかけは2015年夏に、Daily Coffee Newsというアメリカのコーヒー専門サイトに本製品を掲載頂いたことでした。海外のネット記事に載る程度を軽く考えていましたが、記事が掲載された結果10カ国以上の人から問い合わせを受けました。特に北米からは、購入希望、代理店希望の連絡を多くいただきました。そこから海外での、特にアメリカでの市場展開を本格的に検討し始めました。

はじめのステップは、JETROに通い始めることでした。そんな中、経済産業省が実施するmore than project2016の存在を知りました。日本製品を海外でPRしたいプロジェクトを補助してくれるサポートプログラムになります。製造メーカの久保田稔製陶所の久保田さんと海外販売に関するパートナーシップを結ばせていただいた私たちは、今年4月にこのプログラムに応募し、全国の多くの応募の中から、12件だけ選ばれるプロジェクトの一つとして採択いただきました。

※more than project 2016 

 http://morethanprj.com/2016/project/8178.html

 

※Daily Coffee Newsにて、商品の紹介

http://dailycoffeenews.com/2015/08/17/this-porous-ceramic-coffee-filter-is-one-of-japans-best-kept-secrets/

 

■はじめてのコーヒー専門の展示会

これまで日本で出展する展示会は、ライフスタイルショー、食器展示会、

ギフトショーなどだった分、Coffee Fest in Anaheim2016 コーヒー専門というとニッチなイメージの中での出展でした。

しかし結果は大盛況で100件以上の購入や販売店希望依頼をいただきました。新商品コンテストでも50品目中、3位という高い評価を獲得しました。またこれがカリフォルニア・ロサンゼルス近郊のみの展示会であることは驚きですし、これまで通常の国内展示会だとここまでの反応はえたことがありませんでした。

そして、誰もがこの製品の機能、デザインを絶賛し、それを保証する日本製の信頼を口にしてくれました。

 

 

このセラミックフィルターを私達と共に活動するアメリカのディストリビューターと共に、地元の文化に根付くようにスタイルを浸透させるべく進めていきたく考えています。ハンドドリップでコーヒーを淹れる文化が少しずつ脚光を浴び始めたアメリカ市場ではありますが、ホールフーズなど大手スーパーでは焙煎豆の販売も始まっておりアメリカコーヒーのトレンドにあった商品だと感じています。

今後、本プロジェクトを進めていくにあたっては、アメリカ市場に向けた商品PR、具体的には①展示会の出展、②業界雑誌への広告掲載、③サイズ、新形状などラインナップの拡充が必要不可欠と考えています。

今回のCampfireにてご協力いただけたものについては、この3つの費用に充当させていただきたいと考えています。費用の使途については下記に記載致します。

 

2016年は、有田焼が創業して400年という節目の年です。衰退を辿る伝統産業品市場において、本プロジェクトが果たす役割は非常に大きいと考えています。近年では伝統産業品の産地を盛り上げるプロジェクトが行政規模でも多く行われています。しかし、残念ながらその多くは単発の打ち上げ花火的なものが多いと感じています。大きな展示会に出たり、有名なデザイナーがデザインしたりしますが、1年後はどうなっているのでしょうか。

私達が最重要視しているのは、製造メーカにとっての中長期における安定的な収益確保です。産地の製造メーカが力を取り戻し、世界で勝てる商品開発ができる安定収益を生むための地道な取組があるからこそ、強いブランドになっていくものと信じています。セラミックフィルターの海外進出に伴い、周辺のコーヒーカップや、小皿等の有田焼にも注目が集まりやすくなるかと考えています。日本製のコーヒーツールで飲むコーヒーが美味しいという文化を作っていければと思います。また、近い将来には、コーヒー以外の市場として、お茶・紅茶文化に加えて、ワイン文化が主要市場になるかと考えています。特にお茶文化は日本食のブームに伴い急激な成長果たしています。ワイン文化は言わずもがなですが、アメリカの西海外から北米カナダまで広く市場化できる可能性があると考えています。

 

私達が今後実現したいことは、日本の伝統産業の産地から生まれた技術が現在のライフスタイルに溶け込み、世界に誇れるブランドを作り、新たな文化を作ることです。

そして、まずはサードウェーブ(第三の波)が流行るコーヒー市場において、次のフォースウェーブ(第四の波)の波をつくることを考えて進めて参ります。勝手ながら私たちはコーヒーのフォースウェーブを「体験価値も含めた独自の美味しいコーヒー」と定義しています。①どこでも飲めること(家でもオフィスでも)、②自分に、人にハンドドリップしてあげる体験、③豆やフィルターを自分の好みで選べること、世界の人々がこのようにコーヒーを楽しむ中で、日本製セラミックフィルターがこのウェーブを牽引していくことを夢見ています。

この夢の実現に向けて、300万の予算を組み立てております。本取組を共に歩む久保田稔製陶所の久保田社長のほかに、共感してくれるコーヒー屋のマスター、コーヒー博士、等々。多くのご協力とご支援頂きながら、世界のコーヒー文化にチャレンジできればと存じます!

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

また、いいね。シェア。頂けるとだけでもありがたいので、

どうぞ宜しくお願いします。

 

廣部

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以下活動計画

【情報発信計画】自己資金200万+本プロジェクト予算300万

(内半分は諸経費+製品原価)

 

展示会出展 : 2017年4月 SCAA@シアトル 世界最大のコーヒー展示会 

        出展費及び渡航、滞在費、輸送費、計約100万

新商品開発 : 2017年2月頃より試作品を作り、4月の展示会に向けて製造

        型代、デザイン、製造ライン調整、計約80万

雑誌出稿  : コーヒー有識者を読者層に抱える、Coffee Geek、Daily coffee ,Roast 等にて出稿検討

        メディアを限定市、記事稿主体 計60万

WEBサイト : 既存サイトをアップデートし、新商品がより伝わりやすい環境をつくる

        WEBサイトのアップデート 計40万

 

 

今回の200万(実質100万)については、自己資金の200万に厚みを持たせる費用として、

充当できたらと考えております。

宜しくお願いします。

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