2015年、私たち東北スタンダードは新・鉄器時代の幕を開けたいと思います。

プロジェクト本文

世界遺産平泉の茶の湯にはじまる岩手・南部鉄器の魅力を積極的にデザインし、人が生きていくためになくてはならない元素「鉄」を暮らしの真ん中に据える試みは、伝統工芸と人をつなげ、鋳造ならではの重みと温かみによって、これまでにない穏やかな風景をテーブルトップにもたらします。

▼はじめに

東北には、厳しい環境の中で生まれ、伝わりつづけたものづくりがあります。工夫や知恵、想いを受け継ぎ、伝統技術を深めながら進化させ、伝えていく人々がいます。東北に息づいている文化やライフスタイルは、混迷の時代を生き抜く為に必要なエッセンスに満ちています。それは日本に限らず世界の人々に、新鮮な感覚をもたらすことでしょう。「豊かな暮らし方」の定義が改めて問われる今、東北スタンダードはものづくりを軸として、そこに根付いた「暮らし方」を見つめ直します。

▼これまでの活動の紹介とプロジェクトをやろうと思った背景

東北スタンダード代表金入健雄インタビュー


「地域の誇りを見つけたい」、「ルーツを勉強したい」、「東北らしい生き方をしたい」、東北スタンダードはそういう素朴な思いから始まりました。キーワードとなったのは「伝統」です。

職人の生き様から学べることがあるのではと、各地の職人を訪ね、伝統工芸・美術・食・建築・音楽をはじめとした、永い年月をかけて伝承されたものづくりの周辺を記録し、対話・映像・書籍・ショップ・展覧会など、様々な媒体を用いて発信してきました。

なかでも、岩手の南部鉄器職人たちは、何百年と同じ素材「鉄」を扱いながらも、色々なアプローチでこれまでになかった新しいものを作ろうとしていました。その心意気に感化され、この度お手伝いをするべく新・鉄器時代プロジェクトを立ち上げました。

鉄は人間が生きていくためになくてはならない元素です。鉄は人類の文明を築き、文化をはぐくんできました。いまなお、人々は定番や完璧を意味して「鉄板」などといいます。伝統工芸と人をつなげることで、古い伝統が新しい「鉄板」を作ります。

▼プロジェクトで何を実現したいか?

新・鉄器時代の第一弾として南部鉄器のフラワーポッド「komorebi」を開発します。
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「komorebi 」でテーブルの風景ががらりと変わる
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その重さによって、広がりのある草花を生けることができる「komorebi」は、これまで生けることが難しかったものや、そもそも生ける対象にはなりえなかった植物まで生けることができます。「komorebi」はフラワーアレンジメントの可能性を広げ、テーブルの上に新しい風景をもたらします。そこから差し込む木漏れ日が南部鉄器の表情に反映し、時間とともに移り変わります。

新・鉄器時代の幕開けに相応しい、新しい鉄器のはじまりです。


テーブル上に木漏れ日をつくる
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・komorebi(小)
産地:岩手県奥州市水沢区
寸法:W30mm×H35mm
重さ:120g
販売開始予定日:2015年4月2日
販売予定価格:2,900円(税別)

・komorebi(大)
産地:岩手県奥州市水沢区
寸法:W50mm×H55mm
重さ:530g
販売開始予定日:2015年4月2日
販売予定価格:3,400円(税別)


komorebi(小)とkomorebi(大)
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▼今後の展開について

ますます多様化するカラーバリエーションはもちろん、霰(あられ)などの伝統的なテクスチャーや3Dプリンターでしか再現できないようなオリジナルのテクスチャーも開発予定です。伝統が培った技法を残しつつ、そこに最先端の科学技術を取り入れることで南部鉄器はさらに加速していきます。

▼具体的になぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?

プロジェクトの予算として試作費30万円、初期ロット製造費80万円、展示会出展含むプロモーション費20万円等を見込んでいます。本CAMPFIREプロジェクトがサクセスした場合、達成金額は試作費に充てたいと考えています。

▼支援のお願い

このページをご覧になっている方を始め、出来るだけ多くの方にご賛同いただきご支援をいただければ幸いです。

リターンとして、komorebi(小・大)、及精鋳造所見学ツアー、そしてCAMPFIRE限定komorebi専用裂織マット(数に限りがあります!)などをご用意しました。間接的にでもご家族ご友人やSNSなどを通じてkomorebiが広がり、鉄を身近なものとして見つめ直すきっかけになることを願っています。

※及精鋳造所見学ツアー+食事会含め、リターンはすべて2015年3月下旬を目処に行います。
※及精鋳造所見学ツアー+食事会の詳細な日時につきましてはCAMPFIRE上のメッセージでやり取りの上決定します。支援者複数の場合には日程の調整に時間がかかる場合があります。また、JR東日本東北新幹線水沢江差駅までの旅費は自己負担となります。
※CAMPFIRE限定komorebi専用裂織マットの詳細は後日活動報告にてお知らせします。

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▼自己紹介

・製作
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金入健雄代表
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東北スタンダード株式会社
2013年設立。最先端のデザイン・アート・建築を中心として、ものづくりの根底に流れる美意識や精神を現在・そして未来へとつなげるべく、東北六県の伝統工芸品や文房具、書籍などのセレクトを通じて東北の魅力を発信し続けている。これまでに紹介したものとして、こぎん刺し(青森)、南部裂織(青森)、会津張り子(福島)、大堀相馬焼(福島)、秀衡塗(岩手)、仙台こけし(宮城)、常盤紺型染(宮城)、お鷹ぽっぽ(山形)、庄内刺し子(山形)、樺細工(秋田)、曲げわっぱ(秋田)など多数。

また、現代の生活にインスピレーションを与えられるような、東北の知恵の詰まった古くて新しい日常の道具を職人と共同で開発する。2013年にグッドデザイン賞を受賞した南部裂織のステーショナリーシリーズ「KOFU」について、審査委員からはこんな評価をいただいた。

使い古した布を裂いて織る「南部裂織」は、青森地方に古くから伝わる農閑期の女性の手仕事。民間伝承の技法は、一歩間違えると「古くさい」、「野暮ったい」となりがちであるが、この「KOFU 南部裂織」は、アイテムへの展開、パターンの記号化、色彩構成など、現代的なデザインのセンスが光り、魅力的なプロダクトに仕上っている(GOOD DESING AWARD)。

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左よりトートバッグ、カードケース(上)、名刺入れ(上)
ペンケース(下)、ブックカバー(下)

東北スタンダードは、多種多様な東北の魅力にふれるきっかけをつくり、東北に住む人々や、これから東北を訪れる人々のプラットフォームとなり、様々な視点が行き交う仕組みをつくることを目指している。

公式サイト:http://tohoku-standard.jp


・デザイン
Web

立木祥一郎代表
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合同会社tecoLLC
2008年設立。「テコの原理」に基づき、小さな力で社会貢献という大きなミッションに挑むソーシャルベンチャー。青森を拠点に、公共施設建設計画から、ミュージアム展示設計、空間デザイン、アート、玩具、映画、映像、本、廃校、WEB、大相撲、プロダクツ開発、アートフェスティバル、林檎のブランディングまで森羅万象をキュレイションしている。

廃校を活用した「王余魚沢倶楽部」、クラブ制りんごブランディング「安寿紅燈籠」、第67回IMF世界銀行年次総会日本政府公式記念品「3つのおきあかり小法師」ほかで2011年から2014年まで4年連続5つのグッドデザイン賞を受賞。開発・ブランディングディレクションを手がけた「おやさいクレヨンvegetabo」はロハスデザイン大賞2014モノ部門大賞受賞など。2013年、CAMPFIREプロジェクト『ころころ、しゅたっ!おきあがる南部鉄器「てつっこ」で世界おきあがり計画!』の奇跡のサクセスを皮切りに、南部鉄器の起き上がり小法師「てつっこ」は伝統工芸界のマスコットキャラクターとして、NHKの「イッピン」で取り上げられるなど反響を呼んでいる。

・公式サイト:http://www.teco-llc.net


・鋳造
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及川敬代表取締役社長
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株式会社及精鋳造所
南部鉄器のふるさと、奥州市水沢区に位置し、江戸時代より12代続く南部鉄器鋳造所。大型機械を備え、高度な伝統技術を駆使して、自動車部品、農業機械の部品、工業用部品等を生産。また、エクステリアや鍋など、生活に密着した製品にも力を入れている。鉄という素材を活かしたオリジナルアイテムを提案し、新しいライフスタイルの中へ南部鉄器800年の伝統と技を表現し続けている。

2012年、第67回IMF・世界銀行年次総会の公式記念品に選定された「3つのおきあがり小法師」。南部鉄器の起き上がり小法師の製作を、ハイテクの原型設計工場とともに担当。なんども失敗を重ねながら、鉄が起き上がるという奇跡を実現させた。

公式サイト:http://www.oisei.jp/index.html

▼最後に

最後まで読んでくださってありがとうございます。なにか疑問点などありましたらお気軽にお問い合わせください。東北スタンダードの活動や新・鉄器時代、「komorebi」に興味を持ってくださった方々とのやりとりを楽しみにしています!

  • 活動報告

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